2015/10/11 のログ
■ベルモンド=ダービー > 司祭が教会の外へ姿を消して数刻――再び扉が開いたとき、3人の姿があった。戦闘にランタンを掲げた司祭の姿。最後に扉を閉じるのはまだ若い修道士。そして挟まれるように立つのは、今一事情の呑み込めぬまま、ただ尊敬する司祭様の頼みということであれば…と、呼ばれるままについてきた一人の村娘。
「ありがとう。貴方の協力のおかげで、きっと神もお喜びになるでしょう。」
そう微笑む司祭の表情は普段どおりの優しげなもので、夜中ということもあり不安を覚え始めていた少女の不安を払拭し――
――間をおかずして、教会に少女の悲鳴が響く。
それはやがて嬌声へと変わり、さらに数刻を置いて、この世のものとは思えない産声が響き渡った――
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からベルモンド=ダービーさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にレタルさんが現れました。
■レタル > ヤルダバオート主教の総本山の中央あたりに位置するひときわ大きな修道院の一室に一人の巫女服を着た少女がまるで自分の部屋であるかのような自然さで立ち入ると、そのまま部屋の奥に備わっているベッドにゆっくりと座って。溜息をついて
「はあっ…さすがに少し、疲れました…」
などと独り言をつぶやいてみて。巫女としての責任感ややる気は十分あるのだがもともとただの平民上がりの少女にはやはりかなりの激務らしく、さらに出自が出自であるため快く思っていない一部の者からの執拗な嫌がらせも多いらしく一人で部屋にいる時くらいと少し弱音を吐いてみて。
「神様の姿はおろか、声も聞いたことがない私に、巫女なんてほんとに勤まるのかな…」
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にイルヴさんが現れました。
■イルヴ > (がちり、とドアノブが開いて、蝶番がきしむ音。開いた扉が作った光の四角の中に、逆光で見づらいもののどうやら男性の司祭が立っているようで)
おや、巫女様……? こ、これは失礼を。私としたことが、部屋を間違えるなどと、何とお詫びしてよいやら……。
(レタルの目が光に慣れてきたならば、実際に声をかけてきたのは細面で長身でブルーの髪、緑の瞳。深紅のカソックを帯びた司祭と知れるだろう。驚愕と恐縮を足して2で割らないような表情で、しきりに頭を下げている)
■レタル > そのままうなだれるように干渉に浸っていたところに蝶番が軋む音が聞こえてきて思わずびくんっと体を跳ねあがらせると逆光に目を細めながら侵入者をうかがって。そしてそれが大衆に人気のある司祭だとわかるとあわてたように立ち上がって姿勢を正して。
「ひゃっ!?いっ、いえっ、私もっ、こんなはしたないところ…そのっ、あのっ…」
はしたない、とは言ったもののただベッドに腰を掛けていただけなのだが。しかしそんなことでもあわててしまうほどには驚いたようで
■イルヴ > いえいえ、巫女様はそのようなことはひとつもなさっておりません。どうかそのように気を病むことのありませんよう。
(はしたない、との発言を手を左右に振って否定する。実際レタルがはしたないことをしていた、とは思っていない。これからさせるつもりはあるにしても。)
それに巫女さまとて人の子、何かと思い悩むこともおありでしょう。
差し出がましいことではありますが、如何に主神ヤルダバオート様のお恵みは太陽の光のごとく降り注ぐとも、それを受け取るわたくしども信徒の心が曇っていては、正しく受け取ることはできません。
……ああ、このような不調法な初対面で恐縮ですが、改めまして……。王都マグメールにてルクロ教会を預かっております、イルヴ・リードと申します。巫女様には大変な失礼、重ね重ねお詫びを……
■レタル > 「ええと…イルブ様、評判は予てから聞いています。そんなにかしこまらないでください。私のほうがきっと年下ですし、巫女といっても大したことはしていませんから…私はレタル・ソーラです。」
思い悩む、という単語にぴくっと体が反応して。目の前の司祭の評判のよさは噂に重ね重ね聞いており、また自分に対する紳士な態度にリラックスしたためか肩の力を抜いて公にはあまり見せない少女の表情を浮かべると恐る恐るというようにではあるが悩みを打ち明けてみようとして
「あ、あの…お話、少し聞いてもらってもいい、ですか?」
■イルヴ > いえ、そのような……畏れ多いことです。ヤルダバオート様の御心に代わって、民のために身を捧げるは司祭の勤め。それでは……恐縮ながら、レタル様、と。
(目の前の巫女が自分のことを覚えていたと聞いてさらに頭を下げる。警戒心を解いたらしいことに心中でほくそ笑む)
ええ、ええ、それはもちろん。私も恐らくレタル様とは十かそこらしか年は離れておりませんが……この非才の身がお役に立てますならば、どうかお話を聞かせていただけますかな?
(喰いついた。否やの在ろうはずもない。誠実な青年司祭の顔をしながら扉を閉め、また余計な邪魔の入らないように施錠をする。実際にはこの男と彼女とは3ケタか4ケタ程度の年の差はあるのだが。)
■レタル > 相手が内心ほくそえんでいることにも、唯一の逃げ口である扉が施錠されたことにも気づいておらずぱあっと屈託のない表情を浮かべると来客用のテーブルに向かおうとして。向かえたならば椅子を引くと満面の笑みで座るように促して
「ありがとうございますっ、あ、立ち話もなんですし、こっちに椅子があるのでどうぞおかけになってください」
■イルヴ > これはこれは……ありがとうございます、それでは遠慮なく。
(レタルの様子に警戒心は全く伺えない。今まで話を聞いてくれるような人間が周囲にいなかったのだろう。祭り上げたほうの人間は彼女を利用することしか考えないだろうし、民衆はそもそもレタルが人間だということを忘れている。)
(ここで遠慮しても話は進まないだろう。感謝の意だけを示しつつ、レタルの引いた椅子にありがたく座らせてもらうことにする。)
こう言ってはなんですが……司祭と言うものは人の話を聞く専門家です。どうか、どんな些細なお悩みでもお話しください。
■レタル > 「はいっ、ありがとうございます♪ええと、これ、よかったらお飲みください。」
今まで巫女としての激務や重責を一人で抱え込んでいたため真摯に耳を傾ける司祭に警戒心などみじんもなく。こちらも向かい合うようにして座ると思い出したように机の上に置いてあるティーカップに紅茶を注いで相手の前に置いて
「ええと、本題なんですが…」
自分でも紅茶を一口飲むと、改まったように様々な人物からの嫌がらせや巫女としての責任についての悩みなどを赤裸々に語り始めて。
■イルヴ > 何から何まで、恐れ入ります。いただきます。
(頭を下げてティーカップに口を付けながらレタルの話に耳を傾ける。こういう情報が彼女の心を掴むために重要なのだ。手は抜かない。)
(巫女として祭り上げられたはいいが、民のために思うような行動ができないこと。)
(慣れない巫女としての激務。)
(そしてその中でも日常的に行われる、自信をねたむ者からの嫌がらせ。)
(そして、自分がいまだ神の声を聞けていないこと。)
なるほど……やはり特異なお力をお持ちであると、そういった苦労もなさるのですね。
しかし、レタル様。少しお話を聞いただけではございますが、私にはレタル様に必要なものが分かったような気がいたします。
(深く頷いて共感を示してやり、続いてレタルの食いつきそうな言葉を口にする。)
■レタル > せきを切ったように自分の弱みを前面に打ち出していたが嫌な顔一つせずにむしろ共感してくれる相手の対応にすでに一抹の信頼感すら芽生えてき始めて。そして今まで受け入れるように傾聴していた相手が突如自分に必要なものという単語を口にすれば、一瞬きょとんとした顔になるも、すぐに食いつくように状態を前のめりにして
「私に必要なもの…ですか?必要なものっ、教えてくださいっ!!いったい何が必要なんでしょうっ」
巫女という重役は少女にとっては荷が重すぎたのか、藁をもすがるといった調子で食いついて。おそらく今のままであればどんな滑稽な詐欺にでも嵌ってしまうのではないだろうかと心配されてしまいそうなほどまっすぐな瞳で相手にすがるように見つめて
■イルヴ > 落ち着いてください、レタル様。そんなに大それたものではありません。
(身を乗り出さんばかりに勢い込んで聞いてくるレタルに、苦笑じみた笑みを浮かべてその前に手を差し出して押しとどめるような仕草。神殿もこの少女の扱いを誤らなければ、民の希望の光となる魔族にとっては厄介な存在になったであろうが……。)
それは……楽しみ、です。
(レタルへの答えは端的に、わずかに一単語。その方が彼女の食いつきも良くなるだろう。)
レタル様は大変に真面目で、周囲からの嫌がらせも跳ねのけて日々励んでいらっしゃる。
ですが、美徳も過ぎれば短所となりえましょう。巫女として、聖職者として、常にこうであらねばあらぬとご自分を抑圧されておいでではないですか?
失礼ながら……どんなに強靭なロープであろうとも、張り詰め続ければいつかは断ち切れるものです。
■レタル > 「はっ、申し訳ありません…」
自分の必死な様相に苦笑いを浮かべる相手を見て思わずかぁっと赤面しながら後ろに下がっていき。そして一言でその答えを述べる相手に一瞬拍子抜けしたような表情を浮かべて
「楽しみ…ですか?」
若干疑問を持っているような表情で説明を聞いていたが、言われてみれば正論で終いには納得した表情で
「そうですね…確かに、少し肩の力を入れすぎていたのかもしれません…ですがひとえに楽しみといっても…いったいどのようなことをすればよいのでしょう?」
巫女として祭り上げられて以降楽しみという言葉からは疎遠な環境に置かれていたためなかなか楽しいことが思い浮かばずしばらく考え込んだ後にすっかり信頼しきってしまった相手に正解を求めるような口調で尋ねてみて
■イルヴ > ええ。巫女であるとか民のこととか、全てをいったん忘れてただのレタルに戻って自分のために過ごす時間。それこそがレタル様に必要なことだと、私は考えます。
(どのようなことを、と問われて緩く握った拳を顎に当てて考えるようなそぶりを見せる。)
そうですね……こればかりは、レタル様のこれまでの人生なども関係しますので一概には……私などは、協会の裏手に畑を作って、そこでハーブを育てるのが楽しみになっておりまして。簡単な傷の治療などもできますし、教会で炊き出しをする際にも役立ちますし……。
(哲学書を読み耽るとか言いそうな顔をしておいて、出てきた言葉はハーブであった。)
そうそう、そのハーブで香を作ることもやっております。配っている信徒たちにもなかなかの評判でして……いかがでしょう、レタル様もお試しになりませんか?
■レタル > 「ただの私に戻って私のために過ごす時間…ですか…」
なるほど、と真剣な眼差しで司祭の言葉を受け止めていたが、なんとなく夜、特に疲れた日などに隠れて行っている一人の秘め事を思い出してしまい思わず赤面しそうになってしまい顔をぶんぶんと振り払うと相手の提示するであろう楽しみというものを待って。
「ハーブですか…素敵ですね。私も興味があります♪」
意外な答えに一瞬きょとんとするものの、もともと植物は嫌いではないしハーブティなども一度味わってみたいものだと興味があったらしくわくわくとした表情になりながらハーブの香を楽しみたいなどと思い始めて
■イルヴ > それでは、少々お待ちください。
(だいぶ迂遠な手間を尽くしてきた。ここまでの会話はすべてレタルに違和感を抱かせずに自分の手持ちのクスリを投与するために流してきたものだ。)
(彼女の期待の視線を背に、持ってきていた手鞄から華奢なデザインの香炉と、それから親指程度の大きさの直方体に成形した練香を取り出して、レタルの目の前にセットして、点火する。)
さ、秘伝……というほど大げさなものではありませんが私の特製ハーブです。火の当たり方の調整が必要なので、隣に失礼いたします。(机の前、レタルの隣で膝立ちになる。ほどなくレタルの目の前でうっすらと煙が立ち上って、甘ったるい不思議な香りが漂い始めた。)
■レタル > 「いい香りですね…なんだか頭がボーってなって…心地いいです…」
ハーブ香と言われて差し出されたものがクスリであることなどつゆ知らず、その甘ったるい香りを深呼吸するように深く吸い込みながら感想を述べて見せて。即効性のある者であるかは不明ではあるが、その独特な香りに少なくとも薬の効能以外のところで確実にリラックスはできているらしく、もはや相手を疑うことなど微塵もなくなって
「すごいです…頭がトローンって気持ち良くて…体もポワポワしてきちゃいました…」
若干舌足らずな口調になりながらとろけたような瞳を隣に座る司祭に向けて自らも気付かないうちに体もだんだんと司祭にゆだねるように倒れこんで行って
■イルヴ > ええ、そうでしょう。この香は余分な力を抜いて、リラックスさせる働きがありますから。煙をもっと吸い込むと、もっと気持ちよくなれますよ。
(倒れ込んできたレタルの身体と頭を支えて、そのまま頭を香炉の真上に持ってくる。当然煙が直撃するが、その煙を嫌がる判断力はレタルには既にないだろう。)
鼻から大きく息を吸って……そう、そこで止めて、吸い込んだ煙が頭のなかをぐるぐる巡ってどんどん気持ちよくなっていく。よし、ゆっくり口から吐いて。
さあ、もう一回、鼻から大きく息を吸って……。
(香が燃え尽きるまで何度も何度も大きく煙を吸い込ませて、十分にレタルの意識に香……正確には、それを媒介とした瘴気の煙を吸い込ませていく。レタルの経験したことのない多幸感と引き換えに、彼女の意識と理性、そして記憶を一時的に白アリに蝕まれた柱のようにぐずぐずにしていくのだ。)
■レタル > 「ふぁい…イルブ様ぁ…♪」
頭の中をぐるぐると駆け巡る多幸感に意識がふわふわとしてきて、思考回路も鈍ってきているためか無理やり煙を吸わされているにもかかわらず抵抗はせずに言われた通り頭の中を瘴気が充満するように深く吸い込みはじめて。ついには頭の中が蝕まれたようにぐちゃぐちゃになってき始めたのか、だんだん言動や声色が幼児対抗し始めて
「おにいひゃま…これ、すっごいよぉ…」
■イルヴ > ふふ。すごいだろうレタル。こんなに気持ちいい経験、レタルは今までしたことがないだろうねえ。
(そろそろ煙を吸わせ続ける必要もないだろうし、誠実な司祭の顔をしている必要もないだろう。敬語もかなぐり捨てて、彼本来の狡猾さの垣間見えるねっとりした口調になる。)
レタル。今から僕が言うことは、これからのレタルの人生にとって一番大事なことだよ。しっかりと覚えて、心に刻みなさい。
(すっかり力の抜けた身体を軽々と抱え上げて、ベッドに寝かせる。その耳元で囁きかける。)
今までレタルの悩みをしっかりと親身になって聞いたのは、僕だけだ。僕はどんな時でもレタルの味方だよ。
だから、レタルも僕のことはしっかりと信頼して、何でもその通りにしないといけない。
僕がすることはすべて正しいことだし、僕の言うことはすべて正しいこと。レタルは疑問を挟んではいけない。分かったかい?
■レタル > 「こんなの初めてっ、れすぅ…♪」
すでにまともな思考能力など存在しておらず本性を現した相手に対しても自分に対して癒しを与える恩人としか思えず逆に信頼感は増していくばかりで。
「ふぁい…おにいひゃまのいうことは絶対…おにいひゃまは…ううん、レタルのすべては…おにいひゃまのために♪レタルはおにいひゃまのためだけに生きてるの♪」
ベッドに寝かせられて耳元でささやく相手の声に思わず下をぐじゅりと湿らせながら、相手の言葉を深層心理に刻みつけて完全服従するように答えると耳元に顔を近づけていた相手に顔を向けて妖しい笑みを向けて。
■イルヴ > おやおや、そこまでかい。いい子だねえ、レタルは。
(もともとこの手の洗脳が効きやすい体質だったのかもしれない。好都合である。意識と理性が麻痺していても……むしろ麻痺しているからこそ、その奥の無意識と本能に容易に言葉が染み込んでいく。)
それじゃあ……その証に、こいつにキスしてもらおうかな。
(妖しい笑みを浮かべた彼女の眼前に指を突き出すと、その指のすぐ先の空間に赤黒い光の魔法陣が現出する。召喚陣によって異界と繋がった「それ」を入口のように潜り抜けて、くさりかけた肉の色をしてぬらぬらと粘液が明りを反射して光る、イルヴの親指ほどの太さ醜悪な触手が姿を現した。)
(キスどころか、直視することさえ苦痛に感じてもおかしくないだろう。つい数十分前までの、巫女としての理性を保ったレタルであったならば。)
■レタル > 「レタル、おにいさまのためにいい子に育ったんだよ?」
どうやら巫女になる前の記憶とごちゃ混ぜになっているらしくまるで大好きな兄に対しているかのような甘えた口調で蕩けたように微笑むと眼前に突き出された指を見つめて、さらに服従の証にキスを求められるとまるで宝物のでも受け渡されたかのような大仰な反応を見せて
「ふぁっ!?…おにいさまの所有物にキスするなんて…レタルにはもったいないです…でも…おにいさまがいいって言ってくださるなら…」
指先から召喚された醜悪な触手への嫌悪感はなく、むしろ自分の絶対服従しなければならない相手の召喚したものということで愛おしさすら感じており、若干抵抗は見せたものの初々しいあどけないキスを触手にして見せて
■イルヴ > もったいないことはないよ。レタルは僕のために生きてるんだから、僕の下僕たるこいつらにも体を捧げてご奉仕しなきゃいけない。これはそのあいさつさ。
(ちゅ、と軽い音を立てて少女のファーストキスが触手に捧げられる。触手はその感触を悦ぶようにうねると……先端が膨らんで、そして、育っていく。レタルが瞬きを数回する間に、太い肉紐と言った程度の触手がレタルの華奢な手首に匹敵するような太さの、凶悪なフォルムをした肉棒にまで。)
さあ、ご奉仕の時間だよレタル。触手ちんぽを握って、上下にしごきながら先っぽをしゃぶるんだ。上手にできたら……こいつはレタルにとっても甘いご褒美をくれるからね?
■レタル > 「ご褒美…レタル、がんばるっ♪」
完全に深層心理から相手に服従してしまったためか自分の身体を捧げて相手へと奉仕することが自分の生きがいであるかのように感じ始めており、キスをしたことでうねりながら大きな肉棒へと進化した触手をみて若干驚いたものの甘いご褒美と言われて、下手ではあるもののまるでほめられたい一心の幼子のような健気さで触手の先っぽをしゃぶりながら上下にしごき始めて
「んぁ…こう、ですか?おにいさま…」上目遣いになりながら忠誠を誓う相手へと視線を向けて反応をうかがって。何しろ初めての経験なので相手がどうすれば満足するのか探り探りで不安なところがあるらしくたまにしゃぶり方を変えながら様子をうかがっていて
■イルヴ > そうだねえ……太くて少し苦しいかもしれないけれど、口の中で舌を使って舐め回すようにしてみるといい。それから、唇をすぼめて密着させて、唇でしごくようにして頭を上下に動かしてごらん?
(当然、初めて行う拙い口奉仕で触手が快感を感じることはそれほどない。上目遣いに様子をうかがうレタルの頭をゆっくりと撫でてやりながら、アドバイスを飛ばす。)
でも、レタルの苦しさなんてどうでもいいよねえ。だってレタルは僕と、それから僕の下僕のモノなんだから。
触手ちんぽが悦んでくれるために、がんばって?
(レタルの耳に入ってくるのは、イルヴの言葉ばかりではない。髪の毛よりも細い触手が耳道を遡って、鼓膜さえもわずかな隙間を潜り抜けて、直接レタルの耳から頭の中に侵入して……イルヴの言葉と同時に、直接発情と多幸を促す瘴気を頭の中で撒き散らしはじめる。)
■レタル > 「はい♪それでおにいさま…いいえ、ご主人様が悦んでくださるなら…私なんてどうなっても構いません♪」
媚香による頭の混乱が解け始めたのか口調もだんだん幼児っぽいものから普段通りに戻ってきて。しかし無意識に植え付けられた服従心はむしろ健在で相手の言葉に疑問ひとつすら覚えずに言われた通り口の中に触手を含んでなめまわしながら、喉の奥を自ら突くようにして頭を動かして。時折苦悶の表情を浮かべていたが耳から脳へ直接瘴気をあてられて、そのおかげで苦痛さえも快楽に代わってき始めて
「んっ…ふぁっ…(ご主人様の触手…おいしいよぉ…)」
強制的に発情させられて頭の中は触手に奉仕する幸せでいっぱいになっておりさすがにあまりほめられた行為でないことくらい知っていて自分だけの秘め事にしていた自慰を無意識のうちにし始めて
■イルヴ > そう、それでいい。何が僕の利益になるのか、どうすれば僕が喜ぶのか。レタルがこれから考えなければいけないのは、それだけだよ。
(レタルがアドバイス通りにしはじめると、触手はますます逞しく、表面の血管じみた脈が節くれだってレタルの口の中を刺激する。レタルの動きだけではなく、触手は自ら動いて先端で喉奥を突きはじめ、レタルの口粘膜全体をオナホールのように好き勝手凌辱し始めた。)
さあ、レタル。触手ちんぽがレタルの奉仕が気持ちいいから、ザーメンを出してくれるそうだよ。思い切り吸い上げながら、おねだりしてみようか。
(耳元で囁いた言葉は現実と違わない。口の中で今にも絶頂しそうに膨らみ張り詰めて、硬さを増している。レタルが言葉の通りにしたならば、青臭く生臭い精液が彼女の喉奥から胃に直接吐き出されるだろう。人間と違って無尽蔵の精液は、ずるりと触手が抜き出される最中にも射精が続いて喉の奥も口の中も、そして顔面でさえ精液で真っ白に染め上げて精液の味と匂いでレタルの感覚を一瞬で埋め尽くす。)
(イルヴはレタルのオナニーを眺めては、射精に合わせて手を伸ばしてレタルの手を思いきり膣口に押し付けて擦り上げさせてやる。触手の射精と、肉体の快感を紐づけしてやるのだ。)
■レタル > 「んっひゃぁうううっ//ご主人っ…様ぁっ…レタルにっ、忠誠の証っ…ザーメンっ、いっぱい、いっぱいくださいぃっ//」
口を責められて声がうまく出せないため、実際にはきちんとした言葉にはなってなかったのだが、言われた通りにおねだりをしたためか触手から青臭いザーメンが大量に放出されて胃のなかは精液で満たされて体中くまなく精液まみれにされてしまい、神に仕えるための神聖な巫女服は魔族の精液に穢されてしまいおおよそ聖職者とは思えないような様相で。さらに射精に合わせて膣を激しくこすられてしまい同時に今までどうしてもたどり着けなかった人生初の絶頂まで体験して、放心状態でそのままベッドにぐったりと体をゆだねて。
「ご主人様…レタル…おま…たが…キュンキュンして切ないです…」
完全に雌奴隷と化したその身体は、目の前でいまだに自分へ甘美なご褒美を垂れ流している触手に蹂躙されることを望んでいるらしく自らおねだりするような瞳を向けて
■イルヴ > おまた、か。そういえば、レタルの経験を何も聞いていなかったねえ。そんな言葉で表すくらいだから、たぶん何も知らないのだろうけど、ね。
(ベッドに力なく倒れ伏すレタルを抱き起して自分にもたれかからせるように座らせて、そして膣穴も尻穴も丸見えになるように足を大きく開かせ、レタルの懇願を聞く。その間も表情は変わらず唇を吊り上げたまま。)
ちゃんと教えてあげないといけないねえ。いいかい、レタルがおまたといったここは、おまんこ。それから、お尻の穴は、けつまんこ。僕と触手の玩具になるために存在する、いやらしくて気持ちいい穴だよ。
(魔法陣が鏡になって、レタルのべっとりと濡れた膣穴と愛液の垂れた尻穴を丸写しに。鏡面をさながら水面のように揺らして、いましがたレタルの口を凌辱した触手と同等のものが、2本鎌首をもたげる)
さ、レタル。正しい言葉でおねだりしてごらん?