【表向き】 王都マグメール郊外の教会を任された、身長190pに迫る長身の青年司祭。若年にもかかわらず理知的で怜悧な面差しと、それらのもたらす印象に違わぬ含蓄のある説法は主に女性から人気がある。 無償の奉仕活動にも積極的に参加しているために近隣では顔の知れた存在であり、時折乞われて様々な場所へ赴いては種々の説法や各種活動をすることも珍しくない。
要所に金のエングレービングが施された深紅のカソックを纏っており、黄色かった緑色の瞳は片方が艶のある深い青色の髪を垂らして隠している。
【正体】 やや特殊な闇の魔力(彼はそれを瘴気と呼んでいる)が凝って高い知性と(偏ってはいるが)強大な魔力、そして人型の肉体を得るに至った上級魔族。 教会に身を置きながら深紅のカソックなどという服装でいられるのも、常に自身から放散されているごく低濃度の瘴気が周囲の人間の認識を掻き乱すためである。
自身の成り立ちの関係上、その瘴気を様々な形態(各種の薬剤・下級魔族など)で凝らせて利用することに大変長けており、またもともと実体がなく空間的制約に囚われにくい性質を持つことから空間転移の達人でもある。 反面直接的な戦闘力は他の上級魔族の面々に比べて劣る弱点があり、彼はそれを日夜想像する配下のモンスターを転移により召喚することで補っている。
なお、直接的な戦闘力が低いということは王都周辺における力の減衰の影響を受けにくい、行動の自由が利くということでもある。 そのため、現在は趣味と実益を兼ねて市井に紛れ王都の人心を内側から腐敗させていく役目を負っている。
【PL的項目】 短文〜中文、概ね10〜15分以内の返信 使う記号は「!」「?」「……」「――」程度。
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