2022/09/13 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にアキラさんが現れました。
アキラ > (とある狭い奴隷の小屋。多少めずらしい種族であれば、割と値が張るので割と珍しい少女は少しいい値段がついているのだが、ミレー族と区別が付きづらいのと肌が黒いなどの理由でいまいち売れ行きは良くない。何度かつまみ食いの客は付いたが買い取りとまでは至っていない。そんな奴隷の1人だ。)

「………」

(もちろん喋る相手も遊ぶものもないので、狭い小屋の中で膝を抱えて、長い髪で顔を隠してしまえば。薄汚れた一匹の奴隷)

アキラ > 「…………」

(たまに少し顔を上げて、周囲を伺うような真紅の鋭い眼は、奴隷特有の諦めたような無気力感はあまりない。スキがあれば逃げ出す気はあるし、それ以前に敗北した村の長の娘だ。潔く運命を受け入れる覚悟くらいはあるとでもいうか。ただ)


「…………」

(たまにお腹が鳴るのはしょうがない、育ち盛りだし。そもそも食事が少ない。省エネのためになるべく動きたくないというのもある)

アキラ > (そのまま今日はなにごともなく時がすぎる)
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からアキラさんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にアキラさんが現れました。
アキラ > (今日も少女は奴隷小屋の鉄格子の中。ずっと膝を抱えてうつむいている。横になって眠らないのは、獣の警戒心か。時折目線だけが周囲を伺って。基本的に食事の時と用を足すときにしか動かない。)

「……」

(奴隷商の男は少女を「黒いの」としか呼ばないが、そもそも少女は奴隷商に返事をしないでにらみつけるだけなので時折顔以外を蹴られたりしているが。悲鳴すら挙げないとのこと)