2022/08/15 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にチューベローズさんが現れました。
チューベローズ > 降り注ぐ太陽。
肌を焼く様な日差しを遮るのは白魚の様な指先と小さな手に持つ日傘。
日傘の中は少女が浸かった魔法により外の饐えた空気を遮り、風を冷やしながら流すことによってふわりと広がったスカートの裾や長い銀糸はさらさらと舞っている。
奴隷市場には不釣り合いな少女、道を歩いているよりかは檻の中にいた方が自然ではあるが、少女は一人、軽い足取りでバフートの大通りをポクポク厚底のブーツで足音を奏で乍ら石畳を進んでいる。

「~♪」

童謡を口ずさみながら、手の中の傘を弄び、くるくると回しながら上機嫌に歩く様はまるで散歩でもしている様である。

わざわざ王都から奴隷市に来たのは身の回りを整えるメイドやら、護衛やら、ペット探しを目的にしている。

理想はその全てを兼ねている者だが、中々ピンとくるものがいない。
檻の中を見やればただただむさくるしく暑苦しい筋肉達磨や、肋骨の浮いたような弱弱しい少年少女。
筋肉質で強く、未だ折れていないギラギラとした目のイキの良い奴隷が最近は少なくなった気がするわと、少し唇を尖らせる。

チューベローズ > まぁ、先ずは目だろうか、折れずにギラギラとした目で睨んでくる相手を可愛がったり、懐いてくる子を可愛がったりもいいもので。
どんなふうに遊ぼうか等と考えると、自然と上がってくる口角。
なれど、やはり引っかかる奴隷がいない。
其れがやっぱり不満で少女の表情はコロコロと変わっていく。
時に足を止めたり、時に進んだり。

素敵な出会いを求めて進んでいく。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」にスメディさんが現れました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にスメディさんが現れました。
チューベローズ > 掘り出し物でもいないかと、探してみたものの、掘り出し物はそう出会えないから掘り出し物である。
少し店を変えてみようかと、今は一般奴隷達の並ぶ場所だが、
戦闘技能や、特殊な技能を持つ高級な奴隷が並ぶ通りへと足を向ける。
うらびれた路地を通り抜け出て来れば、やはり圧倒的に多いのは男戦士や冒険者崩れのむさくるしい奴隷。
きちんと管理はされているのであろうがやや酸っぱい匂いが傘の外ではするが、魔法のお陰でこちらに影響はない。
筋肉や体を見せやすいように露出の多い奴隷達を眺めながらのんびりトコトコと進んでいく。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からチューベローズさんが去りました。