2021/06/20 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にレムさんが現れました。
レム > 猥雑な活気に満ちる奴隷市場の通り。
己が異能で影を変化させた黒衣のワンピース姿で、奴隷や奴隷に関連した様々な品が売りに出されている通りを歩く。
食事的な意味で美味しそうなモノや、コレクション的な意味で美味しそうなモノがあればよいとお宝探しにも似た気分で足取りは軽く。普通の街中を散歩しているかのよう。
路上での凌辱や調教の光景は響く嬌声や悲鳴と相まって、どうしても注意を引かれてちらちらと眺めてしまうが、わざわざ注目するほどの上物奴隷でもないとすぐに目線を離して、売り出されている調教用のアイテムなどに意識を向け。

「……人間の業って深いですわね」

ここにくると、どうしてもそう思ってしまうと感心と呆れの混じる感想を抱いてしまう。
例えば、目の前の店では一見すると公式な場でも身につけられそうな高級そうな下着を売っているが、繊維型の魔法生物を仕込んだ触手服系列のアイテムで調教用品。
無駄に高度な技術を無駄に使用した、贅沢な逸品。だが、それがいいと興味を引かれもして展示品をしげしげと眺めてしまう。
技術的には自分でも再現できそうと、使用技術への考察などを脳内で展開しながら。

レム > 一番手っ取り早く、この手のアイテムを作成するのならば普通の下着を呪物化する処理をするのが手軽で早い。
いわゆる呪われた品系列になるので、実用に際しては注意が必要になる。わざわざ、高度な技術を使っているのは安全性確保か、使い勝手の為か。
デザイン性との両立のせいか、見た目はちょっとエッチな下着程度で日常的に身につけられそうだが。説明書きを見ると、あまり力が強くないので責めの道具としては焦らし責め用らしい。
そこらへんは、技術的限界なのねと真面目な顔して考察し。視線を誘導するように、店内に。店内の奥の方へと、並ぶ品がよりえげつないモノへとなるように陳列されているのを眺め。ちらほらと男性用が混じってはいるが、ほとんどが女性用というラインナップに需要の違いを感じ。
ついで、自分の身に使うのならばと考えてちょっと顔を赤らめ。ふるりと、小さく頭を振って卑猥な妄想を振り払い。これも、また人間の魔法技術の勉強と店の中へと足を踏み入れて、やはり人の業は深いと感慨深く思いながら品定めするように、商品の数々を眺める。