2021/02/07 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にセラフィールドさんが現れました。
セラフィールド > 奴隷落ちした者の前歴は様々。
高貴な血筋の者もいれば、蛮族の戦士もいるし。人間もいれば、それ以外もいる。奴隷落ちした者の中には、裏で使える人材もいるかもしれぬ。お手頃価格で買えるかもしれぬ。
そんな目論見で、悪名高いこの街へと足を運び。噂に違わぬ現地の光景を目にして、噂通りかそれ以上だったと観光客のごとく、物珍し気にあちらこちらへと目線を移ろわせながら奴隷市場の通りを歩いていく。

「あら、凄い……」

路上でも調教が行われているのを目にして、足を止め。思わずといった風情で見入る。
華奢で小柄な少女が、巨漢に挟まれて前後の穴を容赦なく抉られ、掘削される光景は痛々しく見えて、少女があげる声に宿る甘さが淫靡な光景へと塗り替える。
あのような乱暴な責めに感じるほどに開発されたその調教過程をどのようなものかと思い描きながら、野次馬のように群がる観客のひとりとして視線を注ぐ。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ >  
「随分と奴隷の調教に関心が御有りの様だが、気に入ったモノでも居たのかね?必要であれば、商会の者を呼ぶが」

奴隷の少女が嬲られている様を眺める女性に、投げかけられる声。
彼女が声の主に視線を向ければ、其処には質の良い黒の礼服に身を包み、頭を下げる商人達に鷹揚に頷きながら近づいて来る少年の姿があるだろうか。

「今回は偶々私の手の者が店を構えていてね。
気に入った奴隷が居れば、買って貰えれば私も嬉しく思うのだが」

彼女よりも少し背が高い、という程度。
華奢な体躯に、少女めいた顔立ちの少年は、尊大な言葉遣いと共に彼女に歩み寄る。

「…まあ勿論、見学だけでも歓迎だがね。見目麗しい淑女がこういう場所に居る、というだけで…下卑た者達は自然と集まってくる」

現に、凌辱されている少女よりも、彼女の美貌に釣られたかの様な男達の姿も垣間見える。
そんな男達を一瞥した後、肩を竦めてみせるのだろうか。