2021/01/08 のログ
■グライド > (――想い出せば。
もし、想い出せば。 其の瞬間娘の精神は崩れ落ちて仕舞う。
其れを受け止めるだけの強さも今は無く、そも、壊され切って仕舞ったなら
取り戻させる、と言う事が、どれ程の過酷であるだろうか
それでもなお、己仮名を呼ばせ、そして、其の一瞬だけでも取り戻させたのは
彼女の為、なんて独善に過ぎる理由なんかではない
ただ――確かめたかっただけ、だ。
両腕で閉じ込めて居る其の身が、奔流から逃れる事は叶うまい
奥へ、奥へと注ぎこまれる精の濁流が娘の胎を大きく膨れ上がらせれば
膨れ上がった其の奥へとさらに押し付ける為、熱塊が深く沈み込む
鈴口を常に奥へと押し付けたままで、時折ごりごりと壁を捏ね上げ揺さぶれば
一層快楽の波が乱され、娘の絶頂を不規則に加速させるだろう
染めて、染めて、せめて彼女が自ら封じた黒き記憶すらも塗り潰して
結合部から溢れる分をより、詰め込み直すように熱塊が脈打って
――暫くして、両掌が娘の膝頭を掴み、引き寄せる
両脚を浮かせ、結合部と臀部だけで支えては、漸く緩まり始めた脈動で以て
其の胎へと渦巻く膨大な熱の重みを、じっくりと堪能させながら。)
「………満足したか? ……それとも…まだまだ、足りないか?」
(其の耳元へ、囁き掛ける言の葉は、のんびりとした響きで。
さんざに吐き出したばかりだと言うのに、未だ其の質量を保った儘の熱塊で
子宮から熱を解放させてやらない儘。
ずんっ...ずんっ...奥を捏ねる。 重く突く。 擦り建てる。
尚も娘を愛でながら、快楽を、快楽によって、ゆっくりと薄めて行こう
せめて――呼吸を、つなぎとめることができる、くらいにまで)。
■ネリネ > 戻って来る事が、寧ろ余計に崩壊を進めてしまうのは。皮肉という他ない。
しかし、揺り幅が大きい程に、加速がついて破壊力が増すような物だとしたら。仕方ないのだろう。
だから今は。ぐずぐずとした快楽に沈んだ。確実にだが、その代わりに少しずつで済むように。
底のない沼に。ソレはもう殆どが沈み込んでいる。
次、再び。この男と出逢う時が有ったとして。その時、ソレはどうなっているのだろうか――
「くひっ、ひ、あ…♡ っ、ふ… ぅぁ、ぁはぁ、…ぁぁぁ… ♡♡♡」
尽きる事の無いかのように。どれだけでも奔流は噴き上がってくる。
一射の力強さだけで子宮壁が圧し上げられてしまう為。肉棒が脈打つ度に、何度も腹のカタチが変わる。
仕舞いには臍から裏返りそうな程に、丸く腹が膨らみきって。
詰まった中身で増しに増した自重をそのまま。ごりごりと深い天井を揺さ振り擦られてしまい。
摩擦の強さと、熱い精を掻き混ぜられるのと。二つの快楽が更にソレを絶頂させ続けた。
あまりにも長すぎて、多すぎる、絶頂の累乗は。矢張り、常人ならそれだけで。壊れてしまいかねない物。
壊れてしまった今だから、受け容れられる。受け止められる。
…もし、嘗てソレがまともにヒトだった頃。ちゃんと彼の名前を覚えていた頃。
こうして肌を重ねる関係にまで発展していたなら。果たして、ちゃんと交わる事が出来ただろうか。
もちろん、こんな事を。不幸中の幸いだなどと、言う事は出来無いのだろうが。
やがて。ようやく射精が勢いを弱め始めたのに併せて。体位が変わる。
大きくV字を描くような体勢へと、両脚を持ち上げられて。そうなれば、男と繋がる場所だけが、全ての重みを受け止める。
突き上げではなく揺すられて。強くはない分、一点、子宮の中だけを。とことんまで快楽で仕込まれていく。
もう今後ソレにとって。直に子宮を犯されるのも、それによってイかされるのも。当然となってしまうのだろう。
「は…ぁぁ、ぁ… あ、…ぃっぱ、ぁぃ…♡ …けどー…―― っんう、ぅぁぁ…
まだー……ぁ、っぁ、 お…きぃ… しきゅう…の、ちんぽ、お…っき、ぃ、 からぁ……… ♡ 」
誰がどう見ても。それ以上は入らない、限界。
それでも、雄が。男が満足しきっていないんだと。堅いままの肉棒から感じてしまえば。
揺さ振られる度声を震わせ、弛緩した唇から、喘ぎと涎を垂らしつつも。ソレは、更に求めてみせた。
抱き締めて欲しい。そう求めるかのように差し出す両手は、しかし前面。男の、鏡像へと向けて。
現実と映し見との違いすら曖昧なまま。それでも尚、快楽に応えようとする、雌としての反応だけは続いており。
…そのまま。後何度、男の射精を受け容れる事になっただろう。
壊れるまでという終わりが存在しない分。何度でも、それこそ、男が満足するまでは。決して終わる事は無く。
夜を徹して長い事。精処理奴隷の壊れた甘えと嬌声が。響き続けた事だろう。
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