2020/12/28 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にレムリアさんが現れました。
■レムリア > 淫紋。
こちらの業界ではそれなりにメジャーな特殊な呪紋。それをお手軽に刻む淫紋シール。
要は転写型の呪符であり、刻んでもせいぜいが一週間程度で消えるはずのお手軽に淫紋を愉しむ大人のジョークアイテム。
その試作品を自分の身で試してみて、しっかりと下腹部に淫紋を刻まれた状態で街に出てみるといつもとちょっと気分が違ってくる。
見た目こそ、普通でありながら肌には淫猥な淫紋が刻まれている。それを誰かに見つかったりしたら――そう思うと、ちょっとした胸の高鳴りを感じてしまったりしてしまう。
実際、視覚的にはともかく魔力感知的な手段なら割と簡単に察知できそうではある。
「我ながら、性癖の歪みを感じなくもない」
気づかれるかもしれないというスリルを愉しみ、興奮を感じている事を自覚しつつ。この背徳的な感じは、魔族らしいとも言えるから、それもまた良しと自己肯定をし。
スリルを愉しむために、ただでさえ危険なバフートの中でも治安の悪い地区の通りを歩き。
通りに出ているこういう地区らしい粗悪品と違法物品を商う露店とその品ぞろえを見て楽しむ。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にスミデーさんが現れました。
■スミデー > (屋敷で使用人として使うための奴隷を探してバフートへ来てみたはいいものの、お眼鏡に適うような奴隷が居らず結果としては収穫はなし。
このまま帰るのも詰まらない、そう思えば治安の悪い地区に並ぶ露店へと足を向ける。
こういうところは極稀にその品の価値の分かっていないものが希少品を打っていることがある為、時々は見て回ることにしているのだ。
最も、それで掘り出し物が見つかることはほとんどなく、空振りに終わることが多く、今回もそうなりそうだと思って歩いているところ、前方に見える女性に気付いて)
「ん……?なんだ、首輪をしてるから奴隷かと思ったが、違うか?
それに……ふむ?おかしな流れがあるな……これはちょっと声を掛けてみるか。
おい、あんた、この街でそんなものを付けてると危ないぞ?」
(長い黒髪の女性へと近づいていき、肩に手を置こうとして。
そっと耳元へと小声で囁こうとしながら、そんなもの、と言いながら視線は首輪ではなく、女性が淫紋を付けている箇所へと向いている)
■レムリア > 安さが売りの露骨なまでの粗悪品に、表に持ち出せば牢屋入り確定の明らかな違法物品。
あるいは、捌く先に困って流れてきたとおぼしきいかにも怪しげな品。
治安の悪い地区だからこその品揃えは、見ていると掘り出し物を引き当てられそうな宝探しにも似たワクワク感がある。
同時に、ひとりで歩いている少女に対する欲望や思惑を秘めた視線を感じて仄暗い愉悦に心を浸して口元は緩み気味。
そうやって、機嫌が良さげな表情を浮かべながら歩いていて不意に肩に手を置かれて、耳元に囁かれた台詞。
「んぅ……ん? ひょっとして、気づいている?」
ファッションとも奴隷の証とも取れる首輪型のチョーカー。それについて言及しているのかと、声の主へと目を向けて。相手の視線が向いている先が、首筋では無く下腹部へと向いている事に気づいて淫紋に気づかれたかと、ひやりとした気分とどきりと鼓動が跳ねる興奮を同時に味わい。
足を止めて向き直りつつ、何者だと推し量るようにじろじろと目線を向ける様子は表面的には冷静。
■スミデー > (声を掛ければこちらへと視線を向けてくる相手、質問には小さく頷いて。
送っている視線は明らかに首輪ではなく、淫紋のある方に向けられており、気づいていると視線が告げていて)
「ああ、気づいてるよ。普通の奴隷なら付いててもおかしくないんだけど、あんたみたいな魔力の強い人に付いてるのはおかしいからさ。
いや、偶にあんたみたいなタイプの奴隷がいることもあるんだけどな……そういうんじゃないだろう?
付いてるってことに気付いた相手に、魔力を流されてもいいのか?こんな風に……」
(こちらをじろじろと見てくる視線には同じた様子もなく、魔力の強い感じの中にある違和感に気付いたから気付いたと。
奴隷でないならそういうのはつけていると危ないと忠告しつつも、こうなるぞ、と通るならば肩に置いた手から淫紋へと緩く魔力を送り込もうとする)