2020/11/08 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にレムリアさんが現れました。
レムリア > 奴隷市場の活況が遠く響く喧騒として聞こえる店内。
奴隷市場へと通じる通りに面した店はこの街らしく奴隷と奴隷を調教する品やサービスを取り扱う商会の店。
カウンターに頬杖ついて、暇そうにしながら店番をしているがそのほっそりとした首筋に嵌められた首輪が自身もまた店の商品であると示している。

「……暇だ」

本通りからひとつ離れた通りのせいか、客の入りがいまいちで今も店内に客の姿は無い。
もう少し、立地条件のいい場所に移転した方が経営的にはよろしいのではないかと脳内検討をしつつ。欠伸を漏らす。
店の外はともかく、店内では微妙に平和でのどかな空気が漂っていた。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」にドルチェさんが現れました。
ドルチェ > 見回り以外で進んで足を踏み入れたくはない奴隷市場、それでも指令が下れば踏み入れるしかない。
とある店の内偵捜査の指令、普段の姿では目立ち過ぎるだろうとシックな服装を選んできたつもりだが、違った意味で浮いているのかもしれない。

「此処ですよね?」

メモを確認していても何度か通り過ぎた後で見つけた店、本通りから一つ離れていたせいと外見が聞いていた内容とは異なっていたせいかもしれない。
一度店の外で大きく深呼吸をして覚悟を決めると扉を開き、静かに中に入っていく。
カウンターで暇そうに店番をしている店員が最初に目に入ったが、見ないふりをしてゆっくりと店内を回り始める。

レムリア > 「いらっしゃいませ~」

客の来店に、どこか気の抜けた声で挨拶しつつ。さすがに、姿勢は正して目線を送り。
身なりの良さに、どこかのお嬢さんであろうかと見定めつつ。こんな治安の悪い街に、お嬢さんひとりなのかと護衛や連れの気配が店の外にあったりしないかと、ちらりと意識を外に向けた後はすぐに客の様子へと意識を戻す。
さすがに奴隷本人を並べて展示とはしてないが、王族や貴族。魔族を始めとした異種族の奴隷がいると、品揃えを誇る宣伝文句が飾られ。調教の委託も受けつけている旨も店内の目立つところに書かれ。
そういった奴隷のサンプルとして店員が。
そして、そういった調教に使われる淫具や薬品が店内の棚にはずらりと並べられ。店内の奥まったところに行くほどに、三角木馬など大型の器具が並び。最奥には試着室や地下の試遊室への入り口があり。
奥に入るほどに、淫靡で退廃的な気配を漂わせている。