2020/09/30 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にイスラさんが現れました。
イスラ > 先日は。なかなか悔しい思いをした。目指せ、リベンジ。

その為に再び奴隷市場都市を訪れつつ…今現在居るこの店は。
都市の外、例えば王都等からやって来る、小金持ちの観光客を見込んだような。口コミで客を募っている店だ。
一度店内へと入店し、扉を閉ざしてしまえば。店外からは音も光も、何一つ入って来ない。
完全に閉ざされた店の中は、光源の何処とも知れない仄暗さに統一され。甘ったるい香の匂いが漂っている。
連れ添った客達がか、ひそひそと囁き合う声程度しか聞こえないが…時折。何処か遠くから、甘い声が漏れてくる…ようで。

「 きっと先客、お試し中――羨ましい話だね、まったく…」

個室か何処かへ繋がるだろう、店の奥へと向かい。舌を出しつつ。手にしていた品物を棚へと戻す。

何を持っていたかといえば、所謂淫具、大人の玩具、という奴に他ならない。
つまり此処は。奴隷市場謹製のそういったグッズを。捜せる、買える、そして試せるという訳だ。

イスラ > 矯めつ眇めつ。
但し、試す、とはいかない。…残念ながら今夜は独り身だ。
運良く同じく一人の客でも居れば、声を掛けたかもしれないが…どうにも。辺りには見うけられず。
新たな刺激を求める恋人達だの、調教手段の拡大を目論む主従だの、二人連れかそれ以上ばかり。

…流石に。既にパートナーが居る相手にまで声を掛ける程。無節操ではないつもり。

結局、幾つか買い込む道具達は。大概が女を責める物。少しだけ、その逆も。
別段男女どちらかに偏ったつもりはないが、女性への責めを意識してしまうのは…矢張り。先日の敗北のせいか。
自己分析の結果に苦笑しつつ。さて、今日の所は退散と相成ったか。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からイスラさんが去りました。