2018/10/22 のログ
セレナ > 「そうですね。前もこのあたりのお店で……」

前回の邂逅を思い出して、恥ずかしそうに微妙に目をそらしつつも頷き。
けっこうな高値をしていた素材を贖う対価にした剣についての言葉を耳にして、言われてみればそうなのかと理解はしたものの。

「見たところミスリル製でしたし、世間一般的には十分に優れた剣だと思います。ケラノスさん基準で優れた剣というのがどんなのかは、気にになりますが……何に使うんです、それ?
 ええ、ちょっと素材を買い足しにここへ。王都の方でも色々揃いますが、こちらとは品揃えの傾向が違いますし」

この街ならではの品もありますしと、相手の台詞にその通りですと頷く。

ケラノス > 「……あ、思い出した、セレナ、あの東の異国の…巫女服?何か改造されて丈が短いアレ。
まだ持ってるなら今度またアレ着てるの見たいんだけど…むしろ見せろ。」

と、恥ずかしそうに視線を逸らす吸血姫をジーッと眺めつつ。あの時の事は覚えている。
何せ、吸血姫様がエログッズとかを物色していたのだから…!
直接指摘すると反論が飛んできそうだから言わないが、一応事実ではある筈。

「あー最低限強力な特殊能力は欲しいな。素材が上等なのも特徴ではあるが、”個性”としちゃちと弱い」

剣を司る”剣帝”の高位魔族――の、最後の生き残りらしい台詞ではあるか。
ともあれ、彼女の案の上の返答にふーん、と頷きつつ手近な素材を眺め。

「…正直いまいち分からん。…ああ、俺がこれ買ったのは俺の魔術を確かめてみようかと思ってよ。
前に知り合いに調べて貰って、俺の潜在的な魔術特性っつぅのを見て貰ったからな。
そろそろソレを活用してみようと思った訳だ。」

セレナ > 「ええ、まだ持っていますし。着ているのを見せてほしいというのなら、着ますけど……」

じっと見つめてくる視線を意識して、色々と思い出し目を伏せて頬を染める。
同時に、着て見せてそれで終わりとなる未来図が思い浮かばず。むしろ、色々とされてしまう状況が容易く想像できてしまい。やっぱり、見せるだけでは終わらないですよねとちらりと窺う様な目線を向け。

「強力な特殊能力ですか。そこまで行くと、世間的にも名が売れてそうな業物になりそうですが」

最低点がそれだと、普通に基準が高すぎませんかと疑問を示すように首を傾げる。
高位魔族や魔王級が相手になってくると、そこら辺が最低基準になるかもしれませんが、絶対に一般的ではないと。

「潜在的な魔術特性ですか? 剣が得意という印象はありますが、魔術ですか……
 ちなみに、どんな風に活用を?」

やはり、戦闘面であれこれ活用するのでしょうかと、好奇心を上乗せした声で訊ね。

ケラノス > 「――と、いうか何時ものドレスと水着と…あと巫女服?で、今の私服っぽいそれ…。
…アレだ、セレナはもっと色々なエロ…ごほん、衣装を着るべきだと俺は思うぞ。」

思い出したのか頬を染めて目を伏せる様子に、こういう所が弄りたくなるんだよな、と。
勿論、そんな服装を披露されれば…色々するし、色々して貰うのは間違いない。
と、まぁ彼女のチラリ、とこちらを窺う視線に当然、とばかりに真顔で頷いた。

「…とはいえ、セレナの城にも宝物庫あったろ?あそこにも確か結構な業物とかあった気が。
あと、基準は確かに高すぎるが俺の生まれが生まれだからな…低いと逆にマズいんだよ」

もっとも、その一族も自分を除いて全員滅ぼされたから拘っても仕方ないかもしれないが。

「あー俺のは特殊でな、干渉魔術…”魔術に直接干渉する魔術”…ってヤツな。
相手の魔術を増幅したり減衰させたり、他にも全く新しい魔術に作り変えたりも出来る」

例えば、セレナの魔術にも色々干渉できるぞ、と補足で告げてみたり。
もっとも、彼女は親しいから知っているだろうがこの男は魔術媒体が無ければ単独で魔術は使えない欠陥体質だ。
と、何か思いついたのか手をポン、と叩いて。

「セレナ、じゃあ俺の魔術の実験台…って言い方は悪ぃがなってくれねぇか?
報酬は――さっき買ったコレ。セレナなら俺より有効活用出来るだろ?」

と、今買ったばかりの血の詰まった小瓶を取り出してみせて。それよりセレナに体感して貰う方が価値があると見たらしく。

セレナ > 「ケラノスさんが着てほしいというのなら、着るのは構わないですけど……えっちな服とか好きそうですね」

今、エロい衣装とか言いかけてたようですしと、向ける視線の温度が心持ち下がる。それでも、バニースーツとか着てあげたら喜んでくれるでしょうか、などと考えてしまうあたりはお人好し。
そして、頷かれてどんな事をされてしまうのかと考えて、ちょっとどきどきしたりと想像力は逞しく。

「確かに色々とありますけど、武器を振るって戦うとかは本分ではありませんからほとんど使いませんね。
 低いとマズイというのも、贅沢な悩みですね。仕方がないというのもわかりますが」

ふむふむと相手の言葉に頷いて、まあケラノスさんですしと納得を示す。

「それって、魔術頼りの相手にとっては天敵みたいな特性ですね。
 ケラノスさんの得意は剣ですし、戦術的な相性は良さそうに思えます」

相手の魔術を封殺して剣の勝負に持ち込むとか、自分の弱みを補える特性であるように見える。
魔術勝負になると、ケラノスさんは不利そうですし相手の魔術の攪乱などに使えるし、味方の強化にも使える。悪くない特性だと評価し。

「いいですよ。ケラノスさんなら、信用できますし。何をすればいいんですか?」

そんな高価な品を出さなくてもと苦笑しつつも、使い道なら色々と思い浮かびますと頷き。
信用度の高さを窺わせる、迷いのない頷きで提案を了承する。多少、えっちな方向に変な事をされる可能性はあるかもとは思っていても、自分を害すような悪意はないと信用しきっている態度がそこに。

ケラノス > 「そりゃ普通に好きだが。…と、いうかそもそも普段のドレス姿のセレナにも割りと欲情してるけど」

何か若干冷たい眼差しを向けられるも、それで動じる性格でもない。バニーは普通にありだろう。
そして、付き合いが長いからか彼女が少し妄想し掛けているのに気付き。
耳元に顔を近づけて、「妄想より激しくしてやろうか?」と、囁いたり。

「セレナの戦い方は、そもそも俺とは逆っつぅか…武器を使う戦いからは遠いモンだしな」

魔術、そして己の肉体強度で事足りる。勿論、最大限発揮するには彼女の領域内でないといけないだろうが。

「確かにそうかもしれないが、まだ使いこなせてはいねぇし…。
それに、俺は単体では魔術は使えない体質だからなぁ。天敵に成り得るかどうか」

ともあれ、彼女のほうが男より魔術には詳しいのでその意見や感想は参考になる。
…しかし、信用されるのはいいのだが相変わらずセレナは甘いな、と思うがそこも彼女の魅力だろう。

「…ん、まぁ本格的にやるには場所が場所だしな。ここではちょっと軽く試してみる程度だ。
取り合えず、何か適当に魔術を使ってくれれば、それに合わせて俺が干渉してみる感じで」

もっとガッツリ本格的にやるなら、それこそ幽世とかでないと何が起こるか分からない。
とはいえ、そちらもやりたいのでセレナにも一応了解を取っておこうと。

セレナ > 「男の人ってそういうものらしいですけど、ドレスでも欲情するんですか……」

男の人はえっちが好き。それぐらいの大雑把な認識は持っていたが、良く見せるドレス姿でもしっかりと欲情されていたのかと衝撃の告白に心揺れ。
耳元で囁かれた言葉に、気づかれたと硬直し。恥ずかしさに顔を赤らめつつも、頷いてしまったあたりはあまり男の人がどうこうとは言えないかもしれない。

「魔術というか異能に重きを置いてますし。武器戦闘は嗜み程度ですね」

全くの無知であれば対策もとれない。ある程度の知識はあるが、実際の技量としたら語るほどのものではない。
武器戦闘からは確かにほど遠いですねと頷き、同意して。

「敵に使うか、味方に使うか。どちらに重きを置くかにもよりますしね。味方に使うなら抵抗される心配も無いでしょうし、使い勝手は良さそうですが。
 ケラノスさんは攻めの気質っぽいですし。戦闘スタイルとしては、敵に使う攻撃よりになりそうです」

そして、敵に使うのであれば拒絶や抵抗を乗り越える必要があるわけで。確実性は味方に使う時よりも下がるであろうし、使うタイミングの見極めなども厳しくなりそうで難易度はこちらの方が高いと見積もり。同格以上が相手だと、さすがに一方的にはならないでしょうけどと評価する。

「何か、適当にですか?」

言われて、こんな感じですかと行使したのは掌サイズの光球を生成する照明の魔術。
規模が大きいのだったり、戦闘用だったりはさすがに幽世とか。どこぞの荒野とか人のいないところでないとと、場所を選びますよねと同意して了解し。

ケラノス > 「――と、いうかセレナ自身に欲情してるな」

セックスは好きだし、着衣エロ好きでもあるが矢張り好みというものはあり。
そういう意味で、付き合いもそこそこ長く見た目も含めてセレナには特に欲情する、と。
こちらの指摘に顔を赤くしつつも頷く様子に、つい押し倒したくなるが…。
そこはグッと我慢してセレナの頭を軽く撫でておく。本当に可愛い女だ、と。

「まぁ幽世内だったら、それでも十分だが今のようにそこから出てるとな…。」

実際の所、幽世の外…今の彼女の実力も気にははるのは、昔殺し合いを繰り広げたからか。

「そうだな、どちらかというと攻める方が好みではあるぜ。…勿論、セレナを攻める時が特に楽しいな」

と、余計な事をサラリと言い切りつつ、彼女が照明の魔術を展開すれば。
赤い義眼を媒体として干渉魔術を発動。まだ使いこなせてないのでイメージは彼女の照明魔術に入り込む事。
そこから、魔力の流れを逆流するかのように干渉して…ぬるり、とセレナの体へと入り込む感覚。

「…あ、少しやり過ぎたかこれ?」

とは言うが、いまいち加減が難しい。結果的に彼女の魔力を通じてその体を弄っているかのような状況になっていまいそうで。

セレナ > 「あっ…ぅ……ケラノスさんのえっち……」

ストレートに口に出された言葉に、反応に困り。何かを言いかけも言葉にならずといった様子で口をぱくつかせ。
頭を撫でられながら、上目遣いに小さく呟くようにして言葉を紡ぐその表情は羞恥の色に染まり、恥ずかし気。
頭を撫でる手を拒絶する事もなく受け入れているあたりには好感度の高さが窺え。

「そんな事を言うケラノスさんは意地悪です。ちゃんと可愛がってください」

わたしを攻めるのが楽しいとは何ですかと、抗議するように声をあげ。女の子は可愛がるものですと口にし。
照明の魔術をどう弄るのかと眺めていたら何やらおかしなことになってきて、魔力のラインを通じて侵入される感覚にむず痒そうな、何かに耐えるような顔になり。

「ちょっと、何か変な感覚がするんですけど。やり過ぎって、何をしたんです?」

なにか、こう。微妙に未知の体験をしているようなと、自分の躰を抱くようにして身を竦ませる。

ケラノス > 「…男は大概そんなモンだろ。あと、俺がエロいのも今更だろうがよ。」

口をばくつかせつつの抗議に平然とそう答えつつ。上目遣いや羞恥に肌を赤く染めるのはゾクゾクする。
頭を撫でていた手を、ゆっくりと滑らせて顔や首筋を撫でたりもして。

「――意地悪なくらいが丁度いい気もするんだが…分かってる、ちゃんと可愛がるさ」

攻めるのが失礼ならば、彼女の言うようにそう言い直そうとして。
さて、照明魔術への干渉だけの筈が、どうやら術者であるセレナの肉体にも干渉しつつあるようで。

「いや、照明魔術だけ干渉するつもりが…魔力パスを通じてセレナ本人に干渉してる…と、思う」

解除しようとするが、想定外の事態だから難しい。同時に、まるで吸血されるかのように男の魔力がパスを通じて彼女に流れ込むだろうか。
それと共に干渉は強まり、セレナの体の隅々までじわじわと広がっていく。

「…これ、セレナの体に俺の魔力を流し込んでる状態だな」

悪影響はないかもしれないが、それでも敏感になったり男の魔力と彼女の魔力が溶け合って不思議な感覚は強まるかもしれない。

セレナ > 「そうですね。今までされた事を思えば……たいへんえっちでした」

言われて今までの事を振り返ると、口では言えないような事をたっぷりとされていると振り返った記憶の内容に、言うまでもなく大変エロい事をされていましたとしみじみとした呟きを漏らす。

「はい。女の子は繊細なんですから、大切に可愛がってくださいね」

意地悪なだけでは駄目ですよと、言いなおしてくれたことが嬉しとばかりにくすくすと楽し気にしながら頷き。
よろしくお願いしますねと、上目遣いに相手の顔を下から覗き込み。

「ん……何と言うか、嫌な感じはしませんけど。肌がぞわぞわするというか、妙な感じです」

エナジードレインとかみたいに吸い上げるのでなく、魔力を流し込まれるというのはこういうものなのかと他人の魔力がじわじわと体に染み込んできて広がっていく感覚に不快感は感じては無いようだが、はっきりとした快感になる一歩手前の微妙な感じに肌がざわつくような過敏になってるような。
今の状態を言葉としてどう表現すればいいのかと、困ったような表情を浮かべて、言語化に悩んではいるものの抵抗や拒絶をせずにケラノスの魔力を受け入れる。
流れ込む魔力を介して何事かをされるかもという懸念はしている様子も無く。自分の内に広がっていく感覚へと意識を向けているようで、外界への注意は下がり。

ケラノス > 「そうだな…セレナの館でとか、お散歩プレイだとか店の中でとか、水着のセレナを物陰に連れ込んで、とか…。」

と、断片的に過去にセレナにやらかしたエロい事を挙げていく。
多分、表に出ないだけでセクハラレベルなら彼女に会う度にやっている気がする。

「でも、俺はセレナの願望というか性癖というか、そういうのも知っちまってるからなぁ」

激しいのも意地悪なのも好みだから難しい。が、可愛がるのもそれはそれでアリだ。
上目遣いに下から顔を覗き込まれれば、そのまま顔を落として不意打ちで唇を軽く奪っておこうと。

「…多分、ここで干渉を強めたらセレナがヤバい事になる気がするな」

それこそ、下手すれば一気に達する可能性もある。実際はどうなるかは分からないが。
と、そうしている間にも隅々までセレナの体中に己の魔力が浸透していく感覚。
…試しに、少し念じてみれば溶け合った魔力により体の一部分。主にその豊かな胸に急激な快感が発生するだろうか。
例えるなら、見えない触手に胸を不意に愛撫されている、というような感じで。

何となく、その感覚に引き摺られて右手を伸ばし…ブラウス越しにセレナの豊かな胸をぐにゅ、と揉んでみようとして。

セレナ > 「そんな風に……言葉にされると、その…恥ずかしいです」

うぅっと恥ずかしさに顔を真っ赤に染め上げて、潤む瞳でケラノスを可愛らしく睨む。
色々とさらしてしまった自分の痴態を言葉にされて、その時に感じた羞恥と快楽も記憶に蘇り。ふるりと身を震わせて、無自覚の内に艶っぽく吐息を漏らし。

「それは、その……そういう事をされると…感じちゃいますけど……」

自分の被虐性にある程度の自覚はあるのか、その事への反論をしたいけどできないもどかしさにへにょりとへたれて口ごもる。だからといって、自分から認めて積極的に求めるというのははしたなくてできないと羞恥心とか理性とかが邪魔をする。
そうやって、反応に困っている隙に唇を奪われて、ぴしりと固まり。

「はぅ……ケラノスさんったら……」

嬉しいようで恥ずかしい。沸騰するように頭の中に熱が一気に溜まって、理性が怪しくなりつつも人目を気にして踏みとどまり。
ここはそういう場所じゃないですよと、抗議のまなざしを向けるも迫力は無く。恥ずかし気にもじつく態度は、むしろ襲って欲しいと誘ってるような色香と雰囲気を漂わせ。

「それって、ちょっと怖いですけど……んく……これって、あっ……ケラノスさん……」

どうヤバイ事になると思ってるんですかと。不穏な言葉を口にされて、さすがに不安を感じたのかやや怯えた気配を滲ませ。
見の内に生じた感覚の変化にすぐに気を取られ。胸元を愛撫されていると錯覚する甘い肌感覚に、吐息を漏らすように甘い声が漏れてしまい。その感覚を後追いするように、実際に手で揉まれてしまえば、実際の快感が上乗せされてひくんと明らかに感じている様子で身を震わせ。
実際に手を出されて、戸惑いと期待の色を浮かべた濡れた瞳をケラノスへと向け。

ケラノス > 「……うん、やっぱセレナのそういう所はゾクゾクするな。」

と、言いつつ潤んだ瞳で睨まれてもこちらの欲情を煽るだけに近くて。
男も男で思い出したのもあり。もうこのまま何処か連れ込んでしまおうかとも。

「…で、そんなセレナを見てると俺の中でこう、疼くものがだな」

苛めたい、嬲りたい、滅茶苦茶にしたいと思うと同時に、優しくしたい、可愛がりたいとも。
相反するものを抱いてしまうのは…それだけ、彼女が魅力的だからなのだろうか。
ついつい唇を奪ってしまえば、ちらちらと場所が場所だけに視線は感じるけれど。

「…あー悪い、何か衝動的にセレナの唇を奪いたくなったというか。
…参ったな、やっぱり我慢でできねぇぞ」

彼女の理性がじわじわと怪しくなりつつも、まだまだ保ててはいる。
抗議の眼差しに迫力はなく、むしろ被虐の色を帯びているように見えて。

「セレナに俺の魔力がすっかり”馴染んだ”みたいだな。
…これは、今後もセレナには色んなプレイで楽しませてやれそうだ」

彼女に溶け込んだ己の魔力が見えない触手のように、内側から外側から彼女の体を這い回る。
それに、ついこちらも右手を伸ばしてセレナの胸を揉んでしまったが…。

「…流石に場所は変えるか?それとも、ここで不特定対数に見られたいか?」

と、意地悪に囁きつつ、ぎゅぅっと、少し強く乳房をブラウス越しに揉んで選択を迫り。
どのみち、この後に彼女を抱くということに変わりはないのだろうけど…

セレナ > 「ケラノスさんのえっち……Sですね」

人の恥ずかしがる姿を見てそんな反応を見せるなんてと、囁く様に小さな声で言葉を返す。
同時に、ゾクゾクするとか疼くとか。そんな風に自分に反応してくれるのが嬉しくもあり。責めるような言葉の割りには、声は甘く蕩けるようであり。
潤んだ瞳で浮かべる羞恥の表情をしながらも、逃げる素振りのひとつも無く。

「衝動的にって……キスぐらいなら、その……大丈夫だと思いますけど。さすがに、その先は恥ずかしいというか、問題がありそうだなって……」

もう少ししっかり理性をもって我慢をしてくださいと、他から向けられる視線などを意識して場所を考えましょうと口にする。
この街では、あるいはひょっとしたらどこで調教や凌辱が始まっても不思議ではなさそうで、ありかもしれないとは思いはしないでもないが。それはそれとして、その手の店ではないですしと。

「色んなプレイって、どんな事を考えて、っるん…んっ…ぅぅ…っ……」

体の内側から触手が這いまわり愛撫してくるような未知の快感に、口にしかけた言葉や艶めく快楽の声となり。ふるりと身を震わせ、内股気味になり。身を支えようとケラノスの体に手を伸ばし。

「あっ……んっ…見られるのは、恥ずかしい…です」

未だ残る理性が、快楽への欲望を上回り。ぎゅっと強めに乳房を揉まれて、清楚な顔に快楽の色を浮かべて被虐の色香を見せつつ、せめて場所を変えて欲しいとねだる。

ケラノス > 「…ああ、セレナが感じたり恥ずかしい姿を見るとゾクゾクするしたまらないな」

と、そんな言葉を同じく囁くように彼女へと返して。
流石にそろそろ我慢、というより理性的に限界だ…早くセレナを苛めたい、可愛がりたいという思い。
今、この場で彼女を抱いて犯してメチャクチャにしたい思いも強く沸くが、そこはグッと抑えて。

「…じゃあ、移動するか。…色んなプレイは色んなプレイだ。…少し久しぶりだからな…セレナ、覚悟しろよ」

溶け込んだ魔力は今後もセレナの中で息衝いて、こういう時に顔を出すかもしれない。
ある意味で、彼女を可愛がる手段が増えた、と言えなくもないが…。

「おっと…じゃあ場所を変えるか…。」

体に手を伸ばされれば、こちらから彼女を抱き寄せて密着して。
そのまま、見えない触手で這わせる感覚は消さずに時々こちらも愛撫して。
セレナをじわじわと感じさせて蕩けさせながら、そのまま何処かへと――

セレナ > 「女の子が恥ずかしがる姿を見て興奮するなんて、ケラノスさんはやっぱりSの人です」

やっぱり、ケラノスさんはとしょうがないなと言わんばかりの口調で囁きながら身を寄せて。
たっぷりと可愛がってくださいねと寄り添いながら、相手の顔を見上げて艶っぽい笑みを浮かべて相手の言葉に頷き。
そのまま、寄り添うようにして姿を消し――

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からセレナさんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からケラノスさんが去りました。