2018/09/22 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にサーシャ・ゼロさんが現れました。
サーシャ・ゼロ > 「うわぁ、すごい。本当に人が売られてる……」

マグメールの主要産業ともいえる奴隷市場。
その中心であるバフートの市場を見渡せば生まれて初めて見る奴隷の売買風景に驚きを隠せずつぶやき。
とはいえ、本来であれば子供が一人で来るような場所ではない。
母親が近くの村までちょっと長くなる仕事があるからとついてきのだが、田舎の村ゆえにすることがく。
母親が仕事に出かけている間に都市との交易に使われる馬車に紛れて遊びに来たのだった。

「見つかったらお母さんに怒られるかな」

母親がかつて性奴隷として過ごした期間があることは聞いていた。
しかし実感としてわかないその話は自分にとっては絵本の物語程度の感覚として聞いていたためこの街の危険性も認識することはなく。
むしろどんなところなのだろうかという好奇心が勝り、きょろきょろと店舗を見渡しながら市場を歩き回り。

サーシャ・ゼロ > 初めて見る市場の光景は刺激的でつい時間を忘れてあちらこちら見て回ってしまい。
そうこうしているうちに時間を知らせる鐘の音が聞こえ。

「うわ、やば!」

駐留している村に戻る馬車は確かこの音を合図にここを離れるはずだ。
乗り遅れればさすがにまずいと人込みをかき分けるようにして走りだし市場を離れていき。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からサーシャ・ゼロさんが去りました。