2018/07/31 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 「うーむ、これは中々良い素材だ……だけど今回のオーダーには合わないんだよなあ」

奴隷市場を、一人の男が歩いていく。時に奴隷陵辱ショーを鑑賞し、時に並べられた奴隷をじっくりと品定めしている。およそ女性の敵としか言えない身の振り方だが、しかしクレスは何も遊びに来たわけではない。仕事で、それも凡そ自分の趣味からかけ離れた仕事できているのだ。

「うーん、中々居ないねー……戦闘技能のある奴隷っていうのは」

今回の目的は闘技場地下の奴隷を仕入れることである。
それも、誰でも良いというわけではない。一定の強さを持つ奴隷である。

「うーん、どうしたものか。困ったね。この辺には土地勘ないし……」

クレス・ローベルク > 「そもそも、強い奴隷なんて金持ちの用心棒か、さもなくば国が買い上げて兵士になってるかなんだよなあ……」

その辺なんで上は解らないかねと愚痴りつつ、奴隷市に並んでいる奴隷を品定めする。ミレー族は見目が良いし身体能力が高い。できれば優先して確保したいが、それ故に人気の奴隷であり、戦闘経験有りとなればそれなりの高値だ。人間の奴隷にも見目が良いのは居るが、戦闘面で水準を満たさないのが殆ど。

結果、延々と歩き回った挙げ句、全く成果がなく現在に至る。

「いっそサボって適当な娼館に入ってエロい事して帰るかなあ……」

クレス・ローベルク > 「よっし、決めたもう決めた。娼館に行く。っていうかそもそもなんで僕が奴隷の仕入れなんてしないといけないんだ」

実はこの仕事の為に別で金は貰っているのだが、そんな事は忘れてクレスは娼館に足を向けた。最早仕事は終わり。これからは趣味の時間であった。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からクレス・ローベルクさんが去りました。