2017/11/20 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にセラさんが現れました。
セラ > 欲望渦巻く背徳の街。
路上に響く嬌声に、視界のあちこちに映る男女の痴態。
売り買いされるのは奴隷に身を堕とした者達に、それらに使われる調教用のアレやコレ。
そんな奴隷市場の一画。本格的な店舗でなく屋台を並べてるような一画に、自身の屋台を並べてどこか暇そうに陣取っていた。

「……存外、売れぬな」

休眠状態で保存してある淫蟲の瓶詰。オークの精液から抽出した特性媚薬。淫魔のフェロモン入り香水。
無駄に高度な技術を投入した、普通のドレスにしか見えない触手服。
思いつきで作ったりして揃えたエログッズの数々が、本場とも言えるここでの評価はどうかと店先に並べてみたが売れない。
屋台に並ぶような品に質は求められず、説明書きが無駄にアピールしていると信じられてないと気づかず、売れぬ理由に首を傾げつつも、儲ける気もないのでまったりと時を過ごし。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」にシルヴィアさんが現れました。
シルヴィア > 「今日も寒い…下も何か着た方がいいかなあ」

コートの下はお客を相手にする場合の為に基本薄着。
しかしもうすっかり寒くなったのでちょっと辛い。
そう思いつつ歩いていると変な屋台、多少変な店などここでは珍しくないが暇つぶしに見てみることにした。

「あの~ここって何の店ですか?」
説明書きは商品ごとにいろいろ書いてあるがその辺の屋台に置いてあるとは思えないほど変な商品まみれで首を傾げる

「…失礼だけどこれちょっとにわかには信じがたいよ」

セラ > 「ん? おぉ、客か。いらっしゃい。見ての通り、御主人様と奴隷の調教ライフとか。夫婦や恋人の夜の生活がはかどるような品の店だ」

声をかけられて、暇そうに緩んでいた気配を引き締めて真面目そうな表情を作り。並ぶ品を指し示すように腕を振りながら、商品スペックには自信がありますとばかりに力の宿る声でそういう店だと宣言。

「別に、嘘は書いてはいないし、誇大広告でもないつもりなのだが。なんなら、試してみてもかまわないが?」

本気で商売しているわけではないが、だからと言って客をだますような事もしていない。書いてある通りの品を、普通に売っているだけだが。何か問題が、と首をかしげ。

シルヴィア > 「えーホントにー」

どうやら本人は大真面目なようだ
ここまで言うなら一つ試してみようと思いしばし考えて

「じゃあね、ボクさ、匂いフェチなんだ、汗とか精液とか人の匂いにすごく興奮するの、そんなボクを満足させてくれる商品ってないかな?」

我ながら無茶ぶりだと思う。
だが商品の説明書きを見る限りそんな商品があるならもしかしたら…
そう思って要求してみた。

セラ > 「いきなりの性癖告白か。この街らしいと言うべきか悩むが……。
 その手のプレイ用の触手から搾り取った精液を加工したザーメンローションがあるぞ。匂いも味もぬめりも、何もかもが人間のソレそっくりだが、妊娠の心配はないので中に注いでも大丈夫。
 元の素材の関係で、若干の催淫性があるが。よほど感受性が高くない限り、ちょっと興奮する程度のはずだ」

残念ながら、さすがに汗の匂いを再現したのは無いがと首を振り。代わりにとばかりに指示したのはチューブ入りのローション。
そういう嗜好の人間なのかと、興味深そうな目を向けつつも注文には応える品はあるぞと胸を張る。

シルヴィア > 「へえ~じゃあちょっと失礼」

チューブを開けて匂いを確かめる

「うわあ、ホントにザーメンの匂いだ」

むせ返る様なザーメンの匂い。
確かに言っていることは間違いない。

「うん、確かに嘘は言ってなかったね、ごめんね―疑って…で、ちょっと相談なんだけど」

コートを脱いでワンピースの上から勃起したペニスを晒し

「このチューブ、ボクのおちんちんのサイズに合ったものに入れ替えるってできる?これ、オナホにしたい」

セラ > 「ふむ? 男の娘。いや、ふたなりか。
 ローションの詰め替えならできるが、普通にオナホを買った方がいいと思うのだが。まあ、いいか。お買い上げという認識でいいのだな。それなら、価格に含めてサービスしよう」

ワンピースの上からでも見て取れる勃起に目をやり。改めて、相手の全身へと視線を走らせて性別の認識を改め。
大型サイズに詰め替えれば、サイズは合いそうだなと脳内でシミュレートしてから大丈夫、問題ないと頷いて見せ。
高めのオナホ程度の値段を提示して、そこまでするんだから買うんだろうなと目で訴えかける。

シルヴィア > 「うんうん、買うよ、値段的にも問題無いし」

こんな時のために主からのお小遣いは割と多めにもらっている。
提示された金額をきっちりと払って商品を受け取って。

「ありがとうお姉さん、ボクは天獄って言うふたなり専門娼館にいるから興味があったら来てね!」

嬉しそうに商品を抱えて手を振って去っていった

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からシルヴィアさんが去りました。
セラ > 「まいどあり。ふたなり専門娼館などというのがあるのか。さすが、業が深い」

代価が渡されたなら、問題なく取引は行われ。
自己紹介を受けて、立ち去る背中を見送りながらそんな娼館もあるのかと感慨深げに呟きを漏らす。
普通に女を抱いたり抱かれたりするより、色々とプレイの幅が広そうな娼館ではありそうだなと、想像を巡らしながら売り上げをしまい込み。
そうして、また店主として客待ちモードに戻り。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からセラさんが去りました。