2017/09/06 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にチューベローズさんが現れました。
チューベローズ > 夕暮れのバフート。
涼しくなってきたが、少女お気に入りの日傘を差してもとでくるくる回しながら上機嫌に歩く少女。

並ぶ、奴隷や様々な商品に目を輝かさせながら良いものが無いか視線を滑らせていく。

「なにかいい出会いがあるといいのですが。」

と、小さく呟きながら。少女が歩く度にぽくぽく厚底のブーツが小気味のいい靴音を響かせていた。

チューベローズ > 「従順なのも魅力的ですが、たまには獣のようにギラギラした目を向けてくるような方はいないかしら。」

少女は周囲の目を気にする事も無くそんな言葉を呟き。
奴隷一の中を歩くが。
「あぁ、でも従順な方ももちろん嫌いではないのよ?」

後ろにいる護衛にそんな言葉を紡ぎながら雑多な街を歩く少女。
ともすれば、少女自体が捕えられることもあったかもしれないが、今は昔。
少女のような目立つ存在、手を出すと厄介な存在という事はこの街自体が知っていた─。

チューベローズ > そして少女は東済み夜が支配する街の闇の中へと姿を消していった。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からチューベローズさんが去りました。