2017/05/14 のログ
フローディア > (しかし、リスクを追って市場にでてきたものの、目に叶う勇士はいなかったようだ。誰かに目をつけられる前に、とっとと退散するとしよう。)
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からフローディアさんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にカルニーツォさんが現れました。
カルニーツォ > 「......くす~り~、薬。......薬はいらんかねぇ~。......傷薬に惚れ薬から死病に効く薬まで何でもあるよ~」

市場の外れで出かける欠伸を噛み殺しながら、やる気がまったく見えない売り声を上げる黒ずくめの男。一言発する度に手にしたキセルをブカーリ、紫煙を吐き出す。目の前に拡げられた台の上には様々な薬の類が無造作に並べられている。いずれも珍品の類で、希少な動物の分泌物や骨、険しい山の頂上付近にしか自生しない草を乾燥させたもの、火山地帯にのみ算出される鉱物等。しかし、素人には子どもがそこいらから集めてきた骨やらゴミやら枯れ草やらにしか見えない。その上何の説明書きも値段も付けられていないため、天主たる男の姿と相まって怪しいこと甚だしく、その場に立ち止まるものもほとんどいない。

「ふわぁ...せっかく王城の奥から盗み出したものまであるというのに、誰も来ませんねぇ...」

ついには完全に諦めたのか、欠伸を隠すこともなく、盛大に大口を開ける。さらには煙草の煙で輪っかをつくり、その輪っかに新しい輪っかを通すといった芸当まではじめる始末。

カルニーツォ > やがて、煙草も尽きたのか燃え残ったものを地面に落として火を消すと、一つ大きく伸びをする。

「どうも今日は日が悪いようですねぇ...」

背負子の薬箱に並べた薬をしまうと、題も一緒にくくりつけて、その場を立ち去っていく

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からカルニーツォさんが去りました。