2016/10/24 のログ
ご案内：「奴隷市場都市バフート」にボリスさんが現れました。
■ボリス > 公然と奴隷の調教・陵辱・売買が行われるこの街の光景は、晩熟の騎士の目にはどう映ったか。
ルチルが訪れるであろう施設の１つは、奴隷売買を行う市の中でも、大きな店の１つの前では、今もミレー族の少女が人語を禁じられた状態で犯されていた。
それを笑いながら、もしくは値踏みするように見つめる買い手や見物人たちの目…尊厳全てを踏み躙る光景の中、人波が存在しないようにするりと騎士に近付くのは、涼やかな外貌の男だった。
「失礼…騎士様、で宜しいでしょうか」
その見目通りの声で、そっと囁きかけた。
■ルチル・ラ・ティタニア > 以前から聞いていたとはいえ街の光景は、あまり居心地の良いものではないのだが、指令を果たすためにと心を抑え込んでいて。
最初に訪れた施設では、ミレー族の少女が人ではないものとして犯されているところであり、ごくっと喉を鳴らし、思わず見入ってしまう。
周りの買い手や見物人達を含めた全ての刺激が強かったのだろうか、真っ赤になってその場に崩れ落ちそうになった所で支えられ、囁かれた言葉にこくりと頷くしかできなくて。
■ボリス > この街を訪れるには余りに無防備で初心な姿に、男は気遣うような表情を向け、見目の割りに強い力でしっかりと支えながら、囁きを続けた。
「やはり、この街は初めてでいらっしゃるようですね。
この街では、貴女のような美しい方を狙う不埒な輩にも事欠きません。
失礼ながら、今の騎士様は、蜘蛛の巣に止まろうとする美しい蝶に同じです。
少し落ち着かれた方が宜しいかと…ここの景色が見えぬ、あちらででも気を鎮められては」
やや離れた所にある、酒場を掌で示した。
一見紳士的な物腰。だが男は、同時進行で事態を進行させていた。
支える形にかこつけて、己が魔力の１つである精神操作魔法で、ルチルの精神に働きかけ、その判断力を眠らせてしまおうとしていたのだ。
■ルチル・ラ・ティタニア > 外に漏れていた事を考えるとこの街に送り込まれたこと自体が罠だったのかもしれない。
ただ本人はそんな事も知らずに、指令だと喜び勇んでやってきたわけだが、あまりにも刺激が強すぎた。
結果、男に無防備で初心な事を見抜かれ支えられる事になってしまっている。
「はい、指令が下った事で調べはしていたのですが。
そんな風に言われるほどではないと思いますが、心遣いはありがたく思います。
では言葉に甘えさせていただこうかと思います」
掌で示された酒場、外見は真っ当な物であり、紳士的な物腰に騙されて礼を告げ、支えられたまま案内を受ける。
無自覚な体質は精神に働きかける力に抵抗する事無く受け入れるばかりではなく、男に甘い香りを発して、本質を無意識化の内に伝えるか。
■ボリス > 「お顔が真っ赤ですよ。この街に慣れていないことは瞭然です。
では、ご案内さしあげます」
男は涼しげに微笑み、相手の方が騎士だというのに、自分が騎士であるかのように店に誘導していった。
鼻腔をくすぐる香りに、見た目通りの存在ではない男は気付く。この騎士の血には、魔なるものの…それも淫靡な血が混ざりこんでいるのであろうことに。
だが、そう思ったことなどおくびにも出さず店内へと案内した。
店内は若干薄暗くはあったが一見清潔で、毒々しくならない程度に甘い香りが立ち込めていた。
無意識にルチルが発するそれには及ばないな、と男は思いながら、ルチルを向かい合う2人席に案内する。
「御飲み物は何が宜しいでしょうか。…気付けに酒精などいかがですか」
向かい合い、本来なら見当違いな提案を、直接の接触を通じて魔力的に繋がっておいたルチルに投げかける。
もっとも、頼むものは何でもよかった。
この酒場は、裏社会に隠然たる影響力を持つボリスが好きに振舞える店のひとつ。
注文を聞きに来た店員も、ボリスの手ごまに等しい存在だった。
注文が何であれ、そこには強烈な魔の媚薬が混ぜ込まれることになる。それが酒精であれば、めぐりは一層速くなるだけの話だ。
■ルチル・ラ・ティタニア > 「そんなにですか、お恥ずかしい。
ありがとうございます」
涼しげに微笑んで返された言葉に素直に頭を下げ、傍から見ると立場が逆転しているのにも気が付かないまま、誘導されるがままに酒場に連れ込まれる。
無意識下の鼻腔を擽る甘い香りが、男に己の本質全てを教え込んだ事など気が付かない。
店内は多少薄暗く感じるが、それまで明るい外にいたためだと考え、清潔さと甘い果物などの香りにほっと息を吐いて。
案内された席は向かい合う二人席、現状であればおかしいなどと思う事はなく素直に座って。
「何が良いのかわからないのでお任せします」
場違いな提案、酒精の意味が解らずに首を傾げると甘く口当たりが良くて飲みやすいですよと説明され、ではそれで構いませんと返して。
この酒場の事は元より、街の事もしっかりとわかっていなければ、こうして説明を受け教えてくれる物の存在はありがたく、送り込まれ繋がった魔力の事もあってか疑うことを知らない。
ではこちらになりますと、トンとテーブルに置かれた明るい色をしたグラス、これがお薦めなのですねと手に取り、その美しさをじっくりと眺めた後、こくこくと喉を鳴らして嚥下して。
「確かに、甘くて口当たりも良く、飲み易いですね、おいしいです」
グラスはすぐに空になり、とんとテーブルに置くとアルコールに弱く回ったのだろうか、頬を赤らめて告げ、にこにことしている。
ふわふわと宙に浮くような感じと混ぜ込まれていた魔の媚薬に身体の内より熱を感じ始め、手でパタパタと赤くなった顔を仰ぎ始めて。
■ボリス > 男の思うが侭、ルチルは事を進めてゆく。それを穏やかな微笑みで、内心は獲物を狙う蛇のように悪辣な思いを抱きながら見つめていた。
口にするものすら、口当たりこそいいが度の強いモノ。無味無臭の媚薬の効能が全身に、そして頭に回るまでさほど時間を要しない。
「熱いですか？騎士様とはいえ、その格好では難儀でしょう」
男は立ち上がり、自然な動作でルチルの背後に回ると、髪を梳き、首筋と肩をなぞるように指先を触れながら下ろし。
指先が触れた鎧の胸当てを外し始めてしまう。
「機能性も美観も素晴らしいものですが、今は外した方が楽になりますよ」
ここにいたる動きは官能的で、常通りなら明らかに違和のあるはずのものだった。
が、香りが、酒精が、媚薬が、そして男が今も掛け続けている精神操作の魔法が、違和感を拭い去っていく。
■ルチル・ラ・ティタニア > 無意識の内に被虐を求める本能のせいだろうか、それとも男に送り込まれた魔力のせいなのだろうか、事を進めていく男の思うが儘で抵抗はほとんどない。
穏やかな微笑みに隠された悪辣な想いに気が付かないまま、じっと見つめられるとどうかしましたかと赤い顔のままきょとんとして。
空になったグラスが下げられ改めて運ばれ、せっかくの心遣いに飲まなければ悪いとまた飲み、さらに媚薬は体を蝕み、手で仰いでいるだけでは熱は収まりそうにもなくて。
「そうですね、少々熱く思いはしますが」
立ち上がりゆっくりと背後に回り込まれ、自然に髪を梳く手慣れた様子、そのまま首筋と肩を撫で下されるとぁぅんっと甘い声を零して。
前に手を回され、ゆっくりとディアンドルの編み上げを解き放たれるのを不思議にも思わず任せ、開放感に心地良さそうな表情を浮かべ始めて。
「そうですね、だいぶ楽になりましたありがとうございます」
ディアンドルが外されてしまうと支えを失った豊満な乳房はたゆんと重たげに揺れて。
一連の動きは官能的で抵抗する様子はなく、逆に礼を述べて。
全身を覆う、軽い酩酊感と香りと媚薬が違和感を感じさせず、精神操作の魔法が男の行動全てが普通の事であり、自分のためなのだと勘違いさせ、全てを預けているようで。
■ボリス > 何ら抵抗もなく、違和すら覚えず、礼まで述べる騎士の姿。
「いえ、どういたしまして。具合が悪いわけでなければよいのですが」
薦められるままに口にすれば、酒精と媚薬はいよいよ全身に熱を灯していく。
中でも熱を感じさせているだろう部位に、男は手を伸ばした。
鎧を外され、そのボリュームを誇示するように揺れる乳房。
「ここは、いかがですか？」
男の腕が後ろからルチルの胸に廻され、指が、布地の上から両の乳房をきゅっと鷲掴みにした。
「こうすると、楽になるでしょう」
全てを預けてしまっている彼女の耳元に囁きながら、揉みしだき始めた。
■ルチル・ラ・ティタニア > 「具合は悪いというよりも、どこか心地良く」
薦められるまま口にした酒精、全身を覆う酩酊感は気持ちよく媚薬の熱はそれに拍車をかける。
尋ねられた言葉には、感じている事を素直にそのまま答え、全身に熱が回り準備が整っているのを伝えて。
ボリュームを誇示するように重たげに揺れる乳房に伸ばされた手、服越しでも自然に触れた手の冷たさが熱い乳房には気持良く受け入れて。
「悪くはないです」
後ろから抱きしめるかのように回された手、その指が乳房を鷲掴みにすると軟らかく指先を食い込ませて。
ただ柔らかいだけではなく適度な手応えもあり、揉み心地の良さを掴んでいる手に伝えるか。
「はい、とてもとても楽になります」
ゆっくりと揉みしだかれる乳房、ずっしりとした重さと心地良い揉み心地を掌に返す。
思うが儘好き放題に形を歪まされていると次第に頂点の乳首がとがり始め、その姿を露わにさせようとブラウスのボタンを外し始めても止める手はなく、レースに包まれた純白のブラが露わになって。
■ボリス > 一度脱ぐことを許可して。上品な装飾に包まれた下着と、それに覆われた乳房が現れる。
更に、柔らかく大きな乳房を、捏ね上げるように様々に形を変化させていく。
それは誰の目にも明らかな乳房への性行為だったが、誰も咎める者は無い。
「素敵ですね、騎士様。御名前を伺っても？」
世間話のように聞きながら、ブラを外してしまい、心地よい空気の中へ、その素肌を晒させてしまう。
「おや――乳首が、立ってしまっているようですね。気持ちよいですか？」
くりくりと指先で捏ね回しながら、問いかけた。
ご案内：「奴隷市場都市バフート」からボリスさんが去りました。
ご案内：「奴隷市場都市バフート」からルチル・ラ・ティタニアさんが去りました。
ご案内：「奴隷市場都市バフート」にティネさんが現れました。
■ティネ > 人的資源が売買されていることでお馴染みバフートだが、
この店は少しばかり毛色が違っていた。
違法に捕らえられた保護生物や、危険な魔物などが堂々と売られているのだ。
店の軒先に吊り下げられているたくさんの値札付きの籠。
その中の一つにティネが途方に暮れた表情で膝を抱えて座っていた。
「う～ん困ったな～」
要は商人につかまって売りものにされてしまったのだ。
もちろん中から開けられるたぐいのものではない。
ご案内：「奴隷市場都市バフート」にラウラさんが現れました。
■ラウラ > （市場。……この言葉そのものに貴賎はあるまいし、奴隷的であったり、そもそも身売りであったり、といった風景を見た事は一度や二度では済まないだろう。しかして、この町に、との前置きをすれば踏み入った経験は多くは無い。と、言うのも単純な話で、家業が取り扱う品目に『奴隷』の文字が存在しないからである。では何故、今この場に己が、となればある種単純な理由である）
……空気そのものが、何か違うわね……？
（第一に、興味。街娼を求める事すらある好色者は、される側にとってはたまったものでは無いだろうが、こうした場にて売り買いされる女性がどういう“展示方法”を施されるものかと、その趣向への好奇心となる。時にはアピールを兼ねたショウが開催されている、なんて噂も聞いたものだから遭遇できれば遠巻きに見るのも一興だろうぐらいに思って居た。第二に、の理由はこの一角、人間やミレー族といった、恐らくは主力商品とは風変わりな物を見てみようと思い立っての事だった。……図録で見る危険種。安全措置なのだろう拘束が施された、ぱっと思いつく限りでは記憶にない代物、そして―――と、這った視線が）
……あら……？
（ごく、小さな姿を捉えていた。それも、籠の中身として、だ。なるほど確かに、彼女とは別の籠にも、人間的なフォルムをした小型生物が捕らえられているとなれば、売主はそちらが専門分野なのかもしれない。……流石に素通り、とする気にはなれなかった己はフードもそのままに、幾つかならぶ籠と、その販売主たる人物の方へと歩みを変えていた）
■ティネ > 元は別の獣が入れられていたらしいこの籠は不潔だし汚らしいし何より寒い。
せめて可愛らしい檻に閉じ込めてほしかった。
逃れられないのならいっそ誰かに早く買われてしまったほうが
快適な環境に移れる……のかもしれない。
服などは剥かれている。人形でないことをわかりやすく示すためか、
カゴの中で裸で過ごすことを強いられていた。
ぼんやりしていると、客が近づいてくるのがわかる。
冷たい格子越しの彼女はフードに遮られて、顔を識別できないが、どうも自分に興味があるようだった。
――この可憐な小さい少女、あなたのようなお嬢さんの部屋の窓辺にお似合いですよ。
――なんなら話し相手になってみてもいい。とてもいい声で鳴きますよ。
ラウラがティネに興味有りとわかった売主の男は、そんな弁舌を前に並べる。
けして安くもないが、とても手の出ない値というわけでもないようだ。
男が籠を軽く揺らすと、中のティネが怯えた様子でうずくまった。
■ラウラ > （こつこつと靴音を隠す事もせず、数個、並んでいる籠へと近寄って行けば女性型をしているものが多いように感じられた己は、まずは知己たる少女へ視線を向ければそこに鎮座するは素裸、である。つい、フードの内側で口元が緩んでしまうのは、眼福、と言うなんとも無慈悲な理由からのものである。もっとも、放っておくと言う選択肢は最初から無い訳で、売主からの声音にはわざと思案げに首を傾げてみせた）
ええ、とーっても可愛いと思うし……裸にしてあるのって、ひょっとして買い手へのサービスとかだったりするのかしら
（と、客は客として応じる言葉は以前、会話したトーンと何ら変わらぬものな分、聞き覚えて貰えて居れば素性が悟れたかもしれない。しかし、というべくか男が籠を揺らしたのを切欠に、ふいと別の籠へも視線飛ばして）
……あっちの女の子……でいいのかしら、腰だけ布を巻いてるの、何か理由あるの？
（その問いに返ってきた商人の返答も単純なもの、どうやらそちらの籠にて、人間大に寸法を直せば起伏豊かな乳房を晒す個体は下腹部に肉槍すら備えているとの事。
―――好みもおありでしょう。
好事家相手は慣れたものなのか、こうもあっさり応えられてしまえば、内心では重い嘆息を零す羽目になる、が……その言葉を良い事に、良い事を思いついたとでも思ってか、再び視線を知己の籠へと戻して）
ねえ。……貴女は、素裸って事は、体は完全に女の子なのかしら。―――足を広げて、腕をどけて、女の子の場所、良く見せてくれないかしら
（籠へと近寄りつつ、さりげなさを装いフードの前を僅か、持ち上げる。……こうして顔を隠すのは後々の厄介事を避ける狙いではあったのだが、商人の方さえ騙せれば彼女を脅す必要は無い。―――が、折角なのだから少し意地悪してみたくなった、といった所である）
■ティネ > 格子越しの女性の声は、聞き覚えがあるような気もしたが……
ティネはなにぶん自分の記憶力に信用をおいていなかった。
「はい……」とかすれた声で応じようとして、あれ？ と首をかしげる。
さすがに顔が少し覗けば誰だかわかろうというものだ。
表情を輝かせて名前を呼ぼうとして、すんでのところでつぐむ。
それぐらいの空気は読めたようだ。
「え、えっと……」
ともかく、要求に応じないのは不自然である。
正面を向いて、恥ずかしそうに脚をそろそろと開くと……
人形以下の大きさでありながらも、産毛程度の茂みの下に、しっかりと桃の花弁があるのがわかる。
「こ、これでいい……ですか？」
じっと視線を向け続ければ肌は高調し、心臓の鼓動が早くなっていく……
■ラウラ > ……ふぅん、ちゃんと、女の子なのね
（これ幸いとばかりに己の目線は彼女の、開かれた股座へと無遠慮に注いだのみならず、上方へと滑らせた視線は露にされたままの胸元へすら注いで行く始末。
―――どうですか、作り物の人形とは違うでしょう
そんな風に嬉々として売り込みをかけてくる商人へは、そうねぇ、などと思案を装いつつも軽く応じるのみに留めていた。
……それをどう捉えたものなのか、商人は、といえば
―――なんでしたら竿付きの物と交わらせてみますか？
などと、己の目線が桃色の秘裂へと注ぐものだから尚も気を引こうと仕向けてくる始末。
どういう事か、と、他の籠へと目をやれば“交わらせてみせた”末路なのだろう、全身をべっとりと白濁に染め、こぷ、と、股座から残滓を零している哀れな姿を目端に捉えてしまった）
……その必要は無いわ、折角なら、自分で愉しみたいもの
（そんな風にと告げてしまえば、さて頃合だろう。―――これ以上、店先で視姦を愉しんでいれば冷やかしとして他の客に回されかねない。
おいで、とばかり、見知った少女へと手招きして）
この子、いただくわ。御代は……そこの額でいいのよね
（幸いにして支払えない程では無い。まいどあり、なんて笑みを浮かべる商人へと金貨交じりの小袋を差し出そうとした最中。
―――要り様でしたら、これにあわせた服もお売りしますが？
などと追加の購入を誘ってくる。ここで、買う、といえば彼女に服も与えられるわけなのだが……）
そっちは必要無い……かしら。この子、暫く、このままで持って帰りたいの
（暗にするは彼女への露出を強いる言葉、しかして商人の方は“そういう趣味なのだろう”程度の認識だったのか、程なくして彼女の籠の扉が開く事となるか）
■ティネ > そのまま持ち帰ることを選択したなら、果たして、ラウラの手へと渡される――前に、
小さな紐付きの首輪が嵌められる。
紐の端を握っていれば逃げられないという寸法だ。
「ラウラぁ……」
店をある程度離れれば、弱々しい声を上げてラウラの手に痩せた身体をすりつける。
見上げる潤んだ瞳は、あの恐ろしい魔窟から助けてもらったことへの感謝と――
さっきのは演技でもなんでもなく、実は本当に“モノ”として
買われてしまったのではないか――といった捨てきれない不安や怯えが混じっていた。