2016/08/27 のログ
リン > 歩いていると、ふいに肩に提げているケースがかたかたと鳴り始める。

「ばっ……」

慌てて路地へと身を隠す。
この界隈で表通りと路地の安全さに違いなどなさそうなものだが、
とりあえずこちらには人の気配はなかった。
リンの頬に微かな赤みが差し、息も乱れている。

呪いの楽器《アクリス》は時折、ひとりでに自らを操って
その魔力で持ち主の情欲を煽るのだ。
大人しい時はなにもしないのだが、今日は機嫌がよくないらしい。

(このまま誰とも合わずに抜けられればいいが)

万一会ってしまったときは、《アクリス》で御すことができるかどうか
祈ることになる。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」にパトリックさんが現れました。
パトリック > リンさま、リンさまー…。
(奴隷都市の路地に、幼い不安げな声が響く。
 か細く、あたかも人に縋らないと生きていけないような、そんな声だ。
 小さな姿がそっと路地を覗き込む。ぱっと表情を明るくして、いそいそと近づいた。)

よかった、リンさまここにいらっしゃったんですね…。
どこかに行かれてしまったのかと思いました。 お体の調子が悪いのですか?
あの、どなたか人をお呼びしますか…?
(安堵のため息をついたのもつかの間、苦しそうにしている相手を見て、
 心配げな表情で問いかける。 目の前の相手に精神も肉体も変質させられても、
 まったく抵抗する様子すらないのは、すっかり従順な…奉仕者としての
 ミレーに作り変えられているからだ。)

リン > 「……なんだ、パティじゃないか」

かけられた声に一瞬びくりとするが、知った顔だった。
……呪力で屈服させるまでもない相手だった。
たとえ自分の“呪い”が起こっても、脅威にはなるまい。

「なかなか似合ってるじゃない。そのワンピース。
 まるで男の子とは思えないね」

常よりじっとりとした視線を小さなミレー族に向ける。
絹の手袋に包まれた手指がそっと彼の頭を撫でた。

パトリック > はい、リンさま! リンさまに頂いたお小遣いで買ったんですよ。 似合ってますか?
ふふっ…♥ 女の子みたいな格好ですけど、これ、とっても好きです…♥
(名前を呼んでもらうと、長い尻尾を大きく揺らして表情を蕩けさせる。
 嬉しくて仕方ない。 頭を撫でてくれる手に自ら頭を寄せ、目を細めて。)

…リンさま、すこし顔色がすぐれないようですが…。
(じっとりとした彼の視線は、重たい熱をはらんでいるように見える。
 そっと相手の瞳を覗きこむようにしながら、そろそろと問いかける。)

リン > 「へえ、自分で選んだんだ。似合っているともさ。
 かわいい服、好きなんだね」

柔らかい笑みを貼り付ける。

「ふふ。心配には及ばないよ。
 でも、そうだねえ……ぼくはどうなっちゃってると思う?」

曖昧な返答とともに、小さな彼が転ばない程度の力で軽く押しのける。
リンネルのズボンの中央、そこがかすかに膨らみを見せているのがわかるだろう。
パティを前にして、ささやかにだがひくひくと動いていた。

「きみはどうしたらいいと思う?」

どうせよ、とは言わず、無理矢理にパティを押さえつけようともせず、
ただ、見下ろす視線を外さずに、どこか眠たげな声で尋ねた。

パトリック > はいっ。 喜んでいただけるようにって思って…。
リンさまがどうなっているか、ですか……?
(服を褒めてもらって、頬を染めてもじもじと身体を揺らす。
 褒めて貰うのは大好きだ。 ふにゃふにゃと表情を蕩けさせた。
 問いかけにそっと視線をやる。 彼のズボンの間が、ほんの少し…
 何かを訴えるように低付いているのが見えた。 ぴんと獣耳が立つ。)

リンさま、よろしければ…わたしに、リンさまの昂ぶりを鎮めさせていただけないでしょうか…?
(キラキラと目を輝かせながら、彼に問いかける。 ちぎれんばかりに尻尾を振って、
 相手の答えを松前にそっと彼に抱きつくようにしながら、足の間に鼻先を押し付けようとして。)

リン > どこか期待に満ちたパティの申し出に、
リンは一転して冷酷に瞳孔を細めると
相手の後頭部を掴み、自分の股座にきつく、痛いほどに押し付ける。
硬さを増した陰茎が、布越しにパティの鼻や頬をごしごしと擦る。

「ふぅん……。殊勝だねぇ。
 でもパティはさ、ぼくに尽くしたいんじゃなくて……
 単にそういうのに飢えてるだけなんだよね?
 棒なら誰のだっていいんだろ?」

窒息しかけそうになったところで、ぱっと手を離し解放する。
そして自分は服が汚れるのも厭わず、路地の地べたに腰を降ろしてべたりと座った。

「まあいいや。ほら。やってよ」

ぞんざいに命ずる。
脚を開き、ズボンを下ろすと、十八歳相応の若い獣が露出し、起ち上がってみせた。

パトリック > リン、リンさまぁっ…!やめてくださっ、っふ、ぁ…んっ、んふ…!
ぷぁ、っはーっ、はひゅ……んふ、ふーっ……♥
(小さなが頭ぐい、と引き寄せられる。
 そのまま股間にぐりぐりと押し付けられると苦しげな声を上げるけれど、
 顔に触れる硬さ、熱さ、そして匂いが、あっという間に自分の中の快楽を呼び起こす。)

んっ…っふ、ふぁ…わたし、わたし……わたしのことを喜んで頂ける人に、ご奉仕、したい…。
リンさまにわたしのこと、喜んでいただけてるのが嬉しくて… それで…はしたなくてすみません…
(開放してもらって、彼の言葉に答える。 命令には尻尾を振りながら、何度も頷いた。)

は、はいっ、よろこんで! いっぱいごほうし、させて頂きます…!いっぱいきもちよくなって、くださいね…♥
(少しだけ困ったような笑顔を相手に向け、相手に呼びかける。そのままそろそろと近づき、
 固くなったそれの見て、目の前の人を見つめた。) 

あの、リンさま…どのようにするのがお好みですか…?
(犬の伏せのような姿勢を取れば肉槍を口で咥えることも出来るだろう。
 あるいは、おしりを使って座位のような形での行為もできるだろう。
 どきどきと高鳴る気持ちが抑えきれなくて、嬉しげな声で囁いて。)

リン > 「黙れよけだもの。
 喜んでなんてやるものか。精子のゴミ箱め」

文字通りしっぽを振って媚びるパティを心底から軽蔑したように睨む。
実際のところリンは欲情に匹敵するだけの怒りを燃やしていて、
そのせいかあの呪いも息を潜めていた。

「じゃあ、犬みたいに」

言うが早いが、相手の頭を再び掴んで自身の怒張へと相手の顔を押さえつける。
閉じ込められていた汗の匂いをたっぷりと吸わせ、先端の分泌液で顔を汚してやった。

「ところで下着もやっぱり女の子なのか?」

相手に奉仕をさせながら、空いたリンの手がパティのワンピースのスカートに忍び入り、
太ももや臀部を絹の手袋で撫ぜようとする。

パトリック > は、はいっ…!ごめんなさいっ、わたし、せーしのゴミ箱、ですっ…
(軽蔑の視線にすら身体が喜びに震える。 そう、自分はミレーで、奴隷で…
 人の性欲を受け止めるだけの物なのだ。 そう扱ってもらえるのが嬉しくて、
 しょんぼりとした口調に反して尻尾は大きく左右に触れた。)

っは、はひ…んむぅ…ぷ、ぁ…♥ あっ、リンさま、リンさまっ…♥
熱くて、かたぁい…わたし、大好きですっ…♥リンさまの…
んふ、こうしてるだけで…おかしくなりそう……。
(汗と肉槍の匂い、そして先端からの粘液が顔に押し付けられる。
 とろんと目尻を下げながら、やわらかな唇で肉槍に何度もキスし、
 硬い幹に舌を這わせながらうっとりと息を漏らした。)

は、はいっ…ちゃんと、おんなのこのショーツにしてっ、ます…ぁ…!
(スカートの中に入る手は、絹の肌触りで自分の下半身を蠢く。
 無意識のうちに腰がぴくぴくと跳ね、甘い声を漏らす。)

リン > 「ふん、罵られても喜ぶのか。
 本当に変態だ……な……っ」

奉仕を受け、嘲る声がとぎれとぎれになる。
小さく柔らかな、色事からは遠そうなその唇が
じわりじわりとリンを快楽へと導いていく。
そこから漏れる吐息や甘ったるい声が、理性を次第に麻痺させていく。
パティが尾を振るのに合わせるように、リンの得物も暴れて
パティの顔のあちこちを突き、叩いた。

「奉仕するだけで、ショーツのなかこんなに硬くして……
 この粗末なものをどうしたいんだよ、え……?」

下着の上からぐりぐりと、あるべきものの形を確かめるように指を押し付ける。

パトリック > っふっんっ…んふーっ…ぷぁ…っはっ…っひ、ひゃうぅっ♥
んむ……はっ、はふっ…♥ だって、だってっ…ご奉仕できるのが、
うれしくてっ…こうしてるだけで幸せになるんですっ…♥
へんたいですっ、へんたいどれーですっ…♥
(夢中で肉槍にしゃぶりつく。彼が腰を跳ねさせるたびに、
 顔に、ほほにと押し付けられるそれの感覚が自分を高ぶらせる。)

っはっ、はふっ…♥ ふぁい…♥ほしい、ですっ…♥
リンさまの、せーえき、ほしい、です、っ、んあぁぁぁっ♥
わたしのっ、わたしの粗末なものもっ、そしたらしゃせー、できますからぁ…♥
(幼いそれは幼いなりに固くなっていて、彼の手の動きにぴくぴくと震える。
 高い声で相手に呼びかけながら、指に自分の腰を擦り付けるように動いて。)

リン > 一見幼女にしか見えない、可憐なパティの容姿。
それに反して指先に伝わる卑猥な男性の感触に、胃が裏返るような興奮を覚える。

「は……っ、それでいいのかよ。
 パティのモノはただ精液を絞り出すだけの蛇口、だなっ……んぅ……」

小さな口に、いじらしくしゃぶられると
チョーカーを巻いた首元を見せるように首筋をそらして喘ぐ。
繊細な感触がひどく心地よかった。

快楽を押し殺そうとしているようだが、どれだけ口で罵ろうと、
パティの奉仕に強い満足を示しているのは明らかだった。
それに呼応してか、傍らに置いた《アクリス》のケースがかたかたとひとりでに震えた。
すがるように、スカートに入れた手で相手の性器や尻を揉みしだく。

「じゃ、じゃあ、ほらっ、出……でるっ、パティっ……!」

やがて、わだかまっていた淫欲が解放され
脈動とともに若い精をパティの口の中や外に飛び散らせる。

パトリック > はいっ、いいですっ…♥ じゃぐちです…♥ んふっ、使って貰うの、嬉しくて……♥
っくふ、んっ…んんっ…♥
(夢中で、大好きな人の大好きなものを咥えるたびに、身体に快楽が溢れて来る。
 小さなペニスやおしりを揉みしだかれるたびに”使われている”という喜びが更に自分を高ぶらせた。)

んぁっ…っふぁぃ…はひっ、…んん―――っ♥ んふっ、んぐぅっ…っぷぁ、んっく、ふっ…♥
 はぁっ、はひ…んいぃっ…っひうぅっ♥
(口内にたっぷりと注ぎ込まれる、マグマのように熱い白濁。夢中で嚥下するけれど飲み干しきれるものではない。
 口から肉槍を離すと、顔に、耳にどろどろと吹きつけられていく。濃密な匂い、味、そして快楽…
 それらに飲み込まれた精神が快楽のリミットを超えて、自らも絶頂に達する。
 小さなペニスからとろとろと白濁をこぼしながら、自らも絶頂に達して。)

リン > 「ん、ああっ、んんっ、ぅふぅ……」

パティが嚥下する口の動きに、射精途中のリンの陰茎は更に刺激される。
噛み締めた口の端から、快楽の声を漏らす。
逸物が口腔から解放されてからも、噴水のように吐き出される精がパティに叩きつけられた。
同時に、パティを愛撫していた指にとろりとした熱い感触が走る。

「はあっ……き、きもちよくなっちゃったぁ……」

リンが青息吐息でいると、傍らのケースが淡い光を発した。
するとパティの見ている目の前で、リンが少しずつ、服もろともに縮み始めていく。
小さなパティと同じぐらいになったかと思うと、すぐにそれを追い抜いて
猫程度に……そして、最後にはパティの指程度の丈にまでなってしまった。

リンには、理性を超えた欲情や快楽を得るほど小さくなってしまう呪いがあるというのを、
パティは以前に聞かされたかもしれない。

リンの眼前には、山のように大きくなってしまったパティが聳えていた。
助けを求めるように、虫のような大きさのリンがパティに歩いて近づく。
先ほど出したばかりだというのに、露出した雄茎は立ちっぱなしだった。
何か口に出して言っているようだが、聞き取りづらい。

パトリック > っふー、ぁ、あぁっ……ん、ふ……♥ あ、あれぇ……?
リン、さま…? りんさま、どうされっ…あっ…!
(快楽の余韻に浸っている場合では無かった。
 目の前の彼の背が小さくなり始めたのだ。
 それも、子供レベルとかではなく……指くらいのサイズにまで。
 そういえば、そういった呪いがある、という話を聞いた気がする。
 情欲に駆られると小さくなってしまうのだと。)

…リンさま、ちっちゃくなっちゃった…。
あっ、そうだ!リンさま、これならいいかもしれないですよ。
(自分に近づいて頑張ってしゃべろうとしているリンに耳を傾けるけれど、
 いまいち聞き取りづらい。 そっと彼を手に持って、耳の方へと寄せた。)

リン > 「わ……!」

拾い上げられて、耳の傍まで持っていかれる。
今なら耳の中に入ってしまえそうだ。
手から耳に向けて身を乗り出して叫ぶ。うっかり落とされたら命はないだろう。

「はぁ、もう。だから嫌だったんだ……
 き、きみのせいだよ。まったく」

とはいえ、パティが自分を害することはないだろうという安心はあるのか、
見せる態度や言葉遣いはあまり変わりなく見えた。

「えっとね。パティ。このままの状態でぼくが誰かに見つかると大変なことになるから
 ぼくのことを隠して持ち運んで欲しいんだけど……例えば……」

そう言っている途中で、口ごもる。

「えっと、パティの……ーツ……とかに」

またしてもはっきりとは聞き取れなかった。
視線を向ければなんだかもじもじしているのがわかるかもしれない。

パトリック > わたしのせい、ですか…。 すみません、リンさま…。
その、わたし、つい…リンさまに喜んで頂きたくて…。
(耳の近くまで彼の小さな身体を近づけて、ようやく話が出来る。
 しょんぼりと獣耳を伏せるも、しばらく彼が元に戻れないのは事実だし、
 自分のせいだと言われればショックもうけようというものだ。)

かくして、ですか…? はい、よろこんで! でも、このワンピースはポケットもないですし…
えっ…? リンさま、いまなにかおっしゃいました?
(小首を傾げる。隠れないといけないというのは理解したけれど、
 どこに隠れるのだろう。 少し困ったような笑顔を向けながら、
 うまく聞き取れなかったことを詫びるように頭を下げる。)

リン > リンの叱責はもちろん八つ当たりであり、パティに非はないのだが
真に受けて落ち込んでしまうあたりがとことんまで人がいいというか奴隷根性なのだな、
と、リンは思った。

「だからぁ……
 パティの穿いてる……その、
 ショーツの中に、ぼくのことを入れてって言ってるの!」

笑顔で問いただされて余計恥ずかしくなったのか、
真っ赤な顔になってやけくそで叫ぶ。
そして掌の上にぺたんと座り込んでしまう。

「だってほら……他に、落とさないで隠せる場所とか、
 ないだろ……」

言い訳がましく言葉をこぼす。
息は荒く、腰をもどかしそうに揺らす様は、
未だ発情していると、いかにリンが小さくともわかるだろう。

パトリック > は、はいっ、ご命令とあらば…! でもあの、わたし、さっき…せーえき、どろどろで…。
(相手の提案にぴんと獣耳を立てて頷く。 他に隠せる場所がない…のはその通りだが、
 さっき射精したばかりの場所なのだ。そこに彼をいれてもいいのだろうか。
 真っ赤になってもじもじするけれど、どのみちそれ以外に方法はない。
 決意を秘めた瞳で相手を見ると、重々しく頷いた。)

わかりました、やってみます…! あの、すこしのあいだ、我慢していてくださいね?
お叱りならあとでいっぱい頂きます、から…。
(片手で彼をもち、もう片方の手でショーツを軽く引っ張る。
 作られた隙間に、小さな彼をそっと滑りこませて。)

リン > とりあえずの行き先として近くの酒場の場所を指示する。
そこに自分の呪いのことを知っている知り合いがいるらしい。
それと、当然だが誰かに声を掛けられても股を開かないことを。

「別に、怒んないよ……」

深く意味を考えてもらわなくて助かった、とリンは思い……
そうして、リンの姿はパティの下着の中に消えた。

……

指示された場所までたどり着くと、
べたべたに液体にまみれながらもどこか満足気な様子のリンを取り出すことができるだろう……。

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からリンさんが去りました。
パトリック > はあい、酒場ですねっ、わかりました!
大丈夫です、ぜーったいそんなことしません、約束します!
(元気よくお返事。 なにしろ命じてもらえたことが嬉しいのだ。
 尻尾を振りながら何度も頷いた。 小さな人がショーツに入ってるなんて、
 説明してもわかってもらえないだろうし。)

はあいっ…んっ、んぅ…。
(いざ相手をショーツの中に収めてみると、なんだかもぞもぞするし落ち着かない。
 なんとも言えないセクシーな表情を浮かべながら、促された場所へとたどり着く。)

…リンさま、リンさま、しっかりしてください! あの、つきましたけど…。
(なんだかぐったりしてるような、満足げな相手をショーツから引っ張り出す。
 少し心配だけど、嬉しそうだったし怒られなかったから、きっとよいことだったのだろう。
 かくして酒場への短い冒険は無事完了するのであった。)

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からパトリックさんが去りました。