2023/02/26 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にビザールキャリアーさんが現れました。
■ビザールキャリアー > 急激な冷え込みと温暖な気候が繰り返される中、森の奥深くで霧が立ち込めていく。
周辺の村々へと至る獣道程度のものはあれど、人が中々分け入らぬ領域。
それ故に生い茂る巨木が更に陽光を遮り、我先にと育った果てに、
競争に負けた木々は萎え果て、巨木のみで構成された森が構築されていく。
雑草よりも苔、薬草もまた太陽を避ける特異かつ貴重な薬草が群生する植生を形成していた。
その半ば仄暗い闇を構築する中に立ち込める霧の中、
まるで植物の一部であるかのように巨大な肉の塊が収縮していた。
森の中の大きな窪地に鎮座し、時折前面に走る亀裂が収縮しながら淫気を吐き出す。
逃げ場のない地形の中、満ちていく淫気が濃縮していく。
……周囲には希少な薬草が、それも淫気をたっぷりと吸収し、特上の媚薬の原料となるものが群生していた。
……異形は、獲物を静かに待ち構える。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からビザールキャリアーさんが去りました。