2022/10/22 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にエレイさんが現れました。
エレイ > 鬱蒼とした森の道を、ざしざしと迷いのない歩調で進んでいるのは金髪の青年。
その目には退屈げな色が浮かんでおり、今こうして歩いているのも暇だから遺跡探索でもしてみるか、と
古代遺跡のあるとされる場所へ向かっているからだった。

そんな折──

「──ンン?」

体にちょっとした違和感を感じると同人、視界が一瞬歪んだ。
男は足を止めてぱちくり、と瞬きするときょろりと周囲を見渡す。
景色に変化はなく、今まで歩いてきた森の地続きであるように見える。

「……ほむ。なんかの結界でも通り抜けたかな? あるいは異界にでも呼び込まれたか……
──まあいいや。とにかく進んでみっか」

おのれの身に起きた事柄を、顎に手を当てむむ、と唸りながら推察していたが、
すぐにそれを切り上げてへら、と笑みを浮かべ。
何に干渉されたかはわからぬが、あるいは何かしらの退屈しのぎができるかもしれない、という
ささやかな期待とともに、先程までよりも軽い足取りでさらに歩を進めてゆく。

エレイ > 進んだ先に何があったのかは、当人だけが知る事で──
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエレイさんが去りました。