2022/04/08 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 ギルドクエスト「肥え広がる魔穣」」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > メイラはその日 人間相手ではなく ケダモノ を相手にギルドから駆り出された面子と手持ちの騎士団による
合同の駆逐作業を務めにはいっていた。
洞窟という人の手が入っていない領域
其処は足の多い蟲 蝙蝠 蛇 などが巣食いやすく そして住処として獣の鬼が時折住み着く。
繁殖を行う場所として見つかれば即座に屠る必要がある
それは害虫 害獣 そして魔物ですらも同じこと。
メイラは装備として鎧ではなく、身軽な普段袖を通す際の黒い衣
そして腰にはニ刀を下げて挑んでいた。
周りの者らも、動きやすい装備を選び、取り回しやすい片手剣
そして槍を持ち込んでいる。
牝で体格さえあれば獣でも孕ませる所業
それの後が洞窟内には骨という形で残っている。
胎から生まれる者らは胎から食い破って出てくる以外にあり得ない。
小さな掌の中で納まるわけもない
豚や猪の毛深い鬼の子である
周りには骨や毛の塊が散乱しており、肉がない理由は自然に任せているよりも
食ったというほうが正しいだろう光景
その中で、メイラは先頭の部に立ちながら前進していく。
男 女 両方いる中で女は危険な立場にあった
その女の甘い匂いに、胎袋が飛び込んできたとわかるのは必然
他は殺しても女だけは生かしたまま捕らえられる。
故に、女の身でメイラ以外で参加している者は 猛者 あるいは 高額参加による
撒き餌 囮役である
■メイラ・ダンタリオ > 明かりを担当とする松明持ちは小盾持ちでもあり
目印としてマーカー代わりの、蛍光ポーションを入口から順々に垂らしていくマッパー(地図屋)
洞窟という明かりのない場所 獣臭 精液の匂い 腐敗臭の中
女や獣の声など、聞こえるはずもない。
しかし、女を見れば獣は警戒をなくす 獣は本能でしか動けなくなり
逃げの手段を消してしまう。
メイラは香水すらも普段通り身に着けている。
赤い瞳 ギザ歯 それはこの上なく開き、ギザ歯のジグザグな歯列
それは先端を薄く開き、赤い舌先で鋭利な先端を研ぐように舐めている。
混じりの者は 向こうだけではない。
誰かが言う 臭いが強い方向と音を拾ったと
獣人の誰かがサーチしたそれに対し、メイラが黒鉄のはめられた鋭利な指先
その手の平で鞘を包み、キンッと小さく鍔を鳴らす音
周りも、間隔を開けて片手剣を抜き出す。
前方から聞こえる ぎゃあぎゃあ と騒ぐ無秩序の群れ
「弩持ち 構えなさい。」
それに対し、前方にてまずは ボウの列が前に出て構え そして放たれる
洞窟という空間で真っ直ぐに向かってくる者と真っ直ぐに向かう鏃
確かな肉の手ごたえと転倒を感じながら、前進するしかできないイチモツ野郎に対し
次は槍が前に構えた状態で、前進するしかしなかった者らと衝突
グサリとそれに刺さり込むのに対し、追撃の槍
これは突進に近い行為しかしない相手に対し、重量差がなければできる
冒険者の槍を用いた、簡単な攻略法の手口でもある。
「知能が浅い者らだけなら、まだいいのだけれど。」
弩と槍 先手の衆を潰しながら、短い弓と弩を用いたそれ
頭部と首に集中させることになる攻撃は、獣に対し、良く打たれることだろう。
「心臓と頭を必ず貫いておきなさい。
擬態の可能性もありますわよ。」
トドメを刺すことに余念もないまま
メイラは周りを時折 その赤い瞳でキロリと見ながらいた。