2021/12/23 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「~♪」

夜。
森の奥のちょっとした広場になった場所で、ピーヒョロロとヘタクソな口笛を奏でつつ
焚き火をしている金髪の男が一人。
パチパチと音を立てる焚き火の側には、串を通された魚が2、3匹立てられ炙られていて。
その焼き上がりを待ちながら、頬杖突いて暇そうな目で燃え盛る焚き火をボケーッと眺めている。

「本当は肉が良かったのだが……ちょうどいい獲物が居なかった以上は仕方がないという顔になる」

口笛の合間にポツリ、そんな事を独りごちる。

何が出てくるか判ったものではない森の奥にあって、男は緊張感の欠片も纏っていない。
焚き火だの口笛だの焼き魚だの、自分の存在を周囲に露骨にアピールしている状態にも関わらずである。
むしろなんか面白いモンの一つでも飛び出して来たりせんかなぁ、と期待してすらいたりもする。

エレイ > 「──む……」

やがて焼き上がった魚をムシャムシャとかっ食らっていれば、遠くの方から何やら
地響きめいた音が耳に届く。
ふぅむ、と思案しながら魚をきれいに食べ終えれば、焚き火に砂をかけて火を消して。
さすればその場には、ランタンの光だけが残って。

「よし……ちぃと見に行ってみますかねぃ……」

両腕上げてぐーっと背筋を伸ばしてから、どこか愉しげに独りごちると、男は
悠然と音のする方へと足を向け、ランタン片手に森の茂みの中へと姿を消し──

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエレイさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森」にフェルトさんが現れました。
フェルト > 【部屋設置場所を間違えていました】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森」からフェルトさんが去りました。