2021/10/15 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からハシュレイドさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からラファルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 一本松の丘」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > 自然地帯という、街道の加護を外れたのならば、其処は魔物も賊も
自然と道理を外れた者らが集う場所
真夜中 月明かりは濃く、濃く光が差す 鋭い三日月という月夜
曇りがかるところもない 曲線と先端の鋭さが まるで月の無い夜よりも、その魔に魅了される
さりとて三日月は三日月 満月に昂る者らに比べれば、その月に魅せられるなど 人間臭い者らだけだろうか
ならばとメイラも同じだった
腰に下げた二刀と、その曲線を描く三日月が、己の体をまだ眠らせてくれない
乗り物は何に乗ってきたのか 足となった獣はどこにもいないメイラ
ただ、度胸試しや待ち合わせる場所 果たし合う場所でよく使われている一本松の丘にて
その気高い松は細身 陰りなどはほとんどできず、月明かりがメイラの全身にも青白く きっちりと満ちている
「月が濃いですわね……。」
何もない暗闇の場所を、青白い月明かり
見たことがあるならわかるだろう あたりの丘の短草の原まで風が流す様子すら映るほど
夜目が効くなどというものいらずな、月の光景となっている。
「今さら月でその気になるなんて、わたくしもまだ若いですわ。」
そう言いながら、周囲にはサアアアアと草の流れる音がする
周囲に不思議と魔物の気配がない 獣の気配もない
季節柄虫の無く音などとうに失せている
メイラが、腰に下げている二刀による影響か
触らぬダンタリオに祟りは無いというのか。