2021/08/26 のログ
■ノウブル > (まるで――上書き。
解毒の為だなんて、そんな物が建前でしかないのはきっと
女も、そして己も初めから分かって居るだろう
そう言う意味では間違い無く――己も、正気とは言い難い
普段ならば、もう少し相手の猶予を考えただろうか
多少なりとでも、女に貪る余裕を与えただろうか
絡みつく粘膜へと、蹂躙めいて熱塊を揺すり立てれば
まるで女の身体に、快楽の上塗りをして行く様か
熱塊の形を、再び刷り込ませては覚え直させ、どくどくと脈打つその力強さを教えては。)
「……奥まで染みているかも知れん。 ……拓くぞ。
重くなる迄染めてやる。 ……洗い流してやる。」
(調教、責め、遠回しな性感の開発――そう言った手管は己には無い
ただ、雄として抱き、雄として与える、其れだけでしかない
けれど、だからこそ、弄ぶのではなく、抱く、と言う事を違えない
子宮孔へと押し付けている熱塊の先が、少しずつ、少しずつ、肉輪を捕らえて抉じ開け始めれば
其処に、溢れ始めた先走りの、其れだけでも濃密な其れを、染み込ませて。)
「―――――……絶頂しろ、シンディ。 ……深く、深く。」
(其の首筋に、また、獣のように噛み付いて、微かな跡を残しながら
子宮が形を残さず蕩け落ちて仕舞うかに熱せられるまで、執拗に穿ち続けるか
脳髄へ、快楽の頂点が、こんなにも長く続くのだ、と
何より、毒による薬効があるにせよ、全てを洗い流すような快楽が在るのだと
そう、伝える様な結合の果てに、膨れ上がる熱塊を伝えれば
其の刹那、其れ迄背後から支える形で在った女の身体を――此方へと、振り向かせ始めよう
正面から向き合い、其の身の重さを全て抱き支え、一層深い繋がりを
何より其の瞳に、僅かでも自らの姿を、焼き付かせて遣る為に)。
■シンディ・オーネ > 「あー――… あぁ… ぃい、イイー――…」
(はひはひと余裕のない息をつき、食いしばりきれない歯をカチカチ鳴らして。
恍惚とした表情が見えなくても、声音でもうすっかり出来上がってしまっている事を伝え、
ノウブルの声は聞こえているが、意味にまでは気が回らないのだから聞こえていないのと大差ない。
なされるがままになってしまうが、抽送される肉棒を絞り上げる肉壁は、反射以上の力を込めて。
きつくうねって雄を急かし、雌のカラダは本能に従って下りるまでもない子宮と先端の密着具合を深くしていく。)
「――っはァぁぁぁー―― ぁあぁー――… きてぇ、き… ……ッ!?」
(何度も何度もイかされてしまっている自分に対してノウブルはまだ。
それをようやく導ける気配に喜色で応じて、
だらしなく舌まで垂れそうな勢いで綻んだ口から種付けしてと口走り、
そこでようやくこれがどういう意味を持つ行為なのかと改めてほんの少し正気に戻る。)
「は…? ゃっ、それっ、これマズいぃッ!! ま、待って、待ってまってまってイクいくいくいくいっちゃぁあああァアー―――」
(中ではダメでしょ!? おかしいでしょと慌てるが、
そんな感覚もあるいは背徳感として絶頂を深めるためのものにしかなっていないのかもしれない。
決して肯定できない、してはいけない感覚と評価するのはもちろんだが、
言葉以外の抵抗は無く、むしろ準備万端整ってしまったカラダは本来の到達点に歓喜で打ち震え。
注がれる熱に深い深い絶頂を迎えて、長く激しい余韻の中に。
――それも治まらぬうちにひっくり返されれば、
見えないのをいいことに蕩けきっていたしまりのない顔が、夜目にも紅潮して気まずそうに目を逸らす。)
■ノウブル > 「―――――……嗚呼、そうしてやる…。」
(何に――応えた言葉なのか、は。
譫言の様に一度、種付けしてと、けれど確かに口走った女の
次の瞬間僅かに戻った正気すら押し流す様な、鮮烈な快楽で
――女の子宮を、埋め尽くして行く。 子宮に、重みを感じる程の熱量で。
普通の雄であれば、当に萎えて仕舞って居るだろう段となっても
今だ長く、長く脈打ち精を注ぐ砲身は、子宮孔から密着を解かず
女の身体をひっくり返し、正面より抱き合うカタチとなれば
より一層深まる結合によって、全てを、奥へと詰め込んで行く
乳房の代わりに鷲掴みにする尻肉へと、指を沈ませ、ぎゅうと搾りながら
重なる視線を逸らした女へと、けれど、好調を隠せぬ、発情し切った其の見目を確かに捉えれば。)
「――――――…………最後まで、感じていろ。
何れにしても…毒が抜ける迄は、な。」
(射精をしている間も、腰は揺れ動き、絶えず女の子宮を揺すり立てる
絶頂の最中にある女をなおも翻弄する様に、其の絶頂の波を僅かでも長引かせ
――叶うならば、また、次の波へと、追い立てる様に。
そうして、其の間に。 ふと、顔が寄せられる。
ぐじゅん、と、腰を強く押し付けた刹那、女の理性が、快楽で一瞬飛んだ瞬間に
――口付けをも、奪おうと。
其の舌を絡め取り、口内を探り――一瞬、呼吸すらも、奪い)。
■シンディ・オーネ > (圧と熱と、それらを感じてはイケナイところで感じ、
若干大丈夫な日みたいな許容できる要素があるとしても過信は禁物と言うし、
もう一つ一線を越えてしまった感覚に水を差されるが、それでも単純な快感がなお強く。
獣のように結ばれて、決して犯されたなんて表現は出来ない状況で、
ノウブルの事を何とも思っていなければ事はもう少し単純なのだが、
少なくとも仲間として好ましい男だと評価してしまうのがまた厄介。
もやもやした感覚に反応は鈍るが、
どちらにしてもビクンビクン痙攣しているだけなのは変わらなかったかもしれない。
栓をするようにしみ込ませるように、これが交尾なのだと意識させてくる男を拒めない。
――とはいえ、これで止めようと。
こんなに深く絶頂したのだからもう満足できるだろうと。
もう毒の熱は引くだろうと、なけなしの理性をかき集めようとしていたのだが…)
「――そ… そう… 毒… 毒ぅ…」
(認知機能を有する生物に、スライムの生殖に耐えさせる毒である。
実際軽くはないのだろうし、それは一貫してこの状況をやむを得ないものとする免罪符。
窒息でそれどころではなかったが、スラムには孔という孔に侵入された。
であれば一度中出ししてもらうのは、必要な事だったのでは――?)
「――っあっは、っひぃ!んッ―――」
(揺すられる子宮に容易く理性も崩されて。
ああんまた来るぅと、もう少し余裕があれば貴族に囲われた女達から散々聞かされたような嬌声を漏らしていたかもしれない。
唇は難なく奪われ、というかもう迎え入れてしまって。
…しかしこれは毒抜きと関係ないのでは?とジワリ浮かんだ危機感も、
いや口腔内もばっちりスライム漬けになったのだしと、適当に誤魔化してしまった。
絡まる舌の感触が、これまたこれくらいが丁度いい小休止の快楽で。
キスの間は息を止める派だけれど、遠慮なくはふぅと安らいだ息をつく。
呼吸が奪われてもスライムレベルの執拗さでなければ、豊富な肺活量に担保されてそういうプレイへの適正すらありそうだ。)
「――っあはァ… これっ、ぬるぬるぅ…」
(思わずノウブルの背に手を回してしまって、脚だっていつの間にかダイスキホールド。
密着した体にはまだスライムのぬめりが残っていたか、だとしたらそれは危険な物質かもしれないのだが、
ぬりゅんぬりゅんと少し滑る感覚にこれスキかもとぬっちゃぬっちゃ正対した体を擦り合わせて――)
(――折々に正気に返る事があっても、一事が万事この調子で長続きはせず。
しかし前後不覚などではなく全てを記憶に残して、睦み合いはその後も続き――
…そうして毒が引けたら、その後のやりとりはいつかの繰り返しだろうか。
毒も、目の前の快楽も無ければ、罪悪感だけがただただ深く。
ひとまず補給は終えたのだしと、助力が必要不可欠な状況でもなければ、そそくさ野営地を後にしただろう。)
■ノウブル > (毒が僅かでも其の身を蝕んでいる限り、決して消える事の無い免罪符
快楽も、背徳も、裏切りも、全てを許容して溶かし切り、交尾に耽溺する理由となるなら
其の甘美さは、女にとっては抗い難い事この上ない物であったろうか
泉の水さえ今は毒され、浸かって居るだけで女には悪影響でしかない
恐らくは其れを分かって居て、暫くは、泉から抜け出す事もしなかった雄に
全くの責任が無いとは言うまい、自覚こそ十分にある
後で女が其れだけの罪悪感に駆られるとしても、其れでも、今を止めはしなかった
其の身体を貪り、貫き、徹底的に子宮を追い詰めて、脳髄を快楽で染め上げる
僅かに戻る理性の欠片ごと、染め抜いて、溺れさせる様に
遺跡での事故よりも、同じこの野営地での事故よりも、今宵が
恐らくはもっとも、取り返しの付かない一夜と為り得るのかも知れないが
きっと、だからこそ、終わりを惜しむように、女の身を奪い去るのだ。
――交尾と言わずに、其れを何と呼ぶだろう。
再び、免罪符が消え去り、沈黙が二人の間を支配するまでは
響かせる、淫蕩な交尾の音色を途切れさせる事は無く―――)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からシンディ・オーネさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からノウブルさんが去りました。