2021/08/23 のログ
ノウブル > (――ふぅ、と、盛大に溜息を零したのは、呆れではなく、純粋な安堵。
女が無事であった事、元凶のスライムが倒された事
如何にか命に別条が無かった事、辺りを鑑みて、改めて其の背を撫ぜては
実際、捕食、と言う可能性がある以上、相手が防具を脱ぎだしたのは不思議では無かった
純粋に、粘液塗れが鬱陶しいだろうし、其れは己も同じだ

あくまで反射的にスライムの中から引っ張り出したが故に、女が被った被害も知らず
水浴びと聞くなら、少し考えた後で。)

「―――……此処で周りは見て置く。 何か在れば、直ぐに呼べ。」

(――この日、飲料用の水は、この水場から確保したのも有る
己は襲われなかったし、気配も感じなかったと言う経験も有る
とは言え、スライムの目的が繁殖であったなら、雄が襲われないのは当然なのだが

脱ぎ落された防具を集めて一か所に置きながら、その場で待って居ると告げる
先刻の様に離れては、何かあった時に対応も遅れると言う理由も有り
自らも又、とばっちりで濡れた上着をその場に脱ぎ落して、上半身を晒すだろう

――問題は、先刻のスライムが解けた粘液が
すっかりと泉の中にまで溶け込んで居ると言う事
加えて、先の火球が泉を少なからず熱した事で――
泉の水が、少々ぬるま湯位になって仕舞って居る事、か)。

シンディ・オーネ > (生命の危機が喉元を過ぎて、落ち着いたはずなのに、そうなってこそ気付くカラダの異常。
 熱に浮かされているような感覚だが不思議と不快感はそれほどでもなく、
むしろアルコールが効くというのはこういう感じなのではないかと思う。
 あまり効いた事ないけれど。)

「――ぁ、ありがとう。
 ……あの、さっきのやつは、ノウブル知ってる種類?
 毒とかそういうのは、持ってるやつかしら…?」

(自分の身体を検めながら聞いてみる。
 冒険者仲間という事で、一応背中を向けながらレギンスも脱いでしまった。
 ショーツとインナーのシャツという格好になるが、インナーを引っ張り下ろせばお尻くらい隠れるし、
マナー的にアウトではないと思う。

 なるべく軽装になって、脱ぎ散らかす形の防具をノウブルが集めてくれると、
あそれは後で自分で綺麗にするのでと一応伝えておいて。

 泉の中にスライムの大群を幻視してしまうと足が止まるが、
洗い流さないわけにはいかないしとおずおず身を沈めていこう。)

「…ッ――」

(身体に張り付くシャツが、そこに再度しみ込んで来るぬるま湯が、ぞわぞわと快感を生んで、劣情を意識した。
 ざぶんと水に沈んでとりあえず乱暴に髪をすすぐ。
 散らして、勢いよく動けばくすぐったさは紛らわせられるが、水中で震える自分の肉の感触を妙に意識してしまって…)

ノウブル > 「――――――……判らん。
スライムは…、……済まん、俺でも、見た目では区別がつかん。」

(匂いでの判別も、魔力的な気配での判別も、外見的な意味での判別も
正直な所、全く宛に為らないのが、あの手の魔物の面倒な所だ
そも、環境によって変質しやすいスライムが、果たしてどれほど種類を持つのか
目立った特徴でも無ければ、流石に己でも判らない、と。

毒が有る可能性も無くは無いが、現状、女に其の辺りの異変が無ければ、きっと問題無い筈
故に、恐らくは、命に別状は、と言う前置き付きで、心配は無い筈だと告げるが。

――自分も、散々に浴びた身。 泉の中へと沈んだ相手を見てから、少し考えた後
自らも、出来うる限り軽装となって、洗い流す為に、泉の中へと入って行こうと。)

「――――厄介だな。 この泉にも、何も居なかった筈だが。」

(少なくとも、この野営地で暮らし始めて、それなりに長いのに、と
森の変化に、また小さく考え込みながら――きっと、いつの間にか
女の視界に入る辺りまで、近づいて居るだろう
下半身が泉の中に浸かって居ると、元々軽装な事も相まって
殆ど裸身で入った様にしか見えないかも知れず

そうして、自らの体躯にぬるま湯を浴びせれば
自然水音で、己が存在を意識させる事と為る。 ――雄の存在を。
一度、二度、其の身を抱いた肉体を。 強烈な、雄の記憶を

――意識して仕舞えば、其れが呼び水になる筈だ。
より明確に、熱を自覚出来る筈。 ――毒が、深く染み渡る毎に)。

シンディ・オーネ > 「――ああいえ、少し安心しなくもない。」

(微妙な表現になってしまうが、ノウブルにも分からないとなると、
分からなくても仕方がない事なんだなと思える後輩意識。
 少し余裕を取り戻して、しかし気を紛らわせるように冗談めかし。

 ――バシャバシャと獣のようにとりあえずスライムの感触を拭おうとする。
 髪が済んだらインナーごと身体をゴシゴシして…)

「――ッん゛!?」

(ごしっと肌をこすった自分の腕に、思わず声まで漏れていた。
 恋人に撫でさすられてもこんなに心地好くはないだろうという、
精神的なフィルター抜きの接触が純粋にキモチイイという違和感。
 経験無いが、マッサージの気持ち良さというのはこういうものなんじゃないかなと誤魔化して、
ゴシゴシする手つきはすぐにとても優しく丁寧なものになってしまう。
 丁度良いくらいの圧迫で、肉の凹凸にピッタリ沿った、もう愛撫。

 思考力も鈍らされていると、感触に耽ってポーっとした表情でぱちゃぱちゃもぞもぞ…)

「――?あ… ああ、あんなのが、いたんじゃ、おちおち寝ても、いられない…」

(今までここを野営地として使用していて出没しなかったなら、これも地震の影響か。
 一人で眠るとなると、場所を変えた方が良いのではないかと口にするが、
真剣なはずの話題に上の空。はっはと浅く短く息をつきながら、もぞもぞもぞもぞ。)

「――っっふぅっ! …っふ、っく…」

(乳首触っちゃった。
 ちょっと我慢していたそこは案の定硬くしこって、カリッと引っ掻いて上ずった息が漏れる。
 先ほどまで装備していたノウブル作の冒険者服は乳房を支えてくれる構造で、
長く着けっぱなしになる時はブラを外しており、それが今。
 シャツ越しに膨らみをカリカリこしゅこしゅ。もちろんノウブルに背を向けながらではあるが、
身体を洗うにしてはちょっと動きが少なくなっている。)

「……。」

(だからといって、ノウブルと交わってしまいたいかと言えば、それはダメだ。
 何度か肌を重ねてしまった事はあるが、それらは何れも事故によるもので。
 私には恋人がいて、だからノウブルの気持ちには応えられないなんて話までしているのに、
ここでいたしてしまうなんてとてもだめ。

 ――だから我慢しなければ、と思う程度にはもはや「我慢」で…
そうなると、思い出してしまうのがゲスな貴族やら魔人からの責めだという矛盾。

 そんなものを恋焦がれるわけもないのに、肉体的な快楽や劣情の記憶としてはそれが強く、
めちゃくちゃにされることを、夢想して――)

「……ふー――っ… ふー――っ…」

(バレないつもりで、口元にたくしあげたシャツを噛んで息を殺しながら、
ショーツのお股に指をあてがりくちゅくちゅくちゅくちゅ…)

ノウブル > (ぬるま湯の温度に浸かって居ると
水で流しても、清められたのかが、何となく判り辛い
未だ不快な粘液の感覚が残って居る様な気がするなら
きっと、女もそうだろうと、少々しつこく水音立てる様子には
然程違和感を持たぬ。

けれど、暫くして。 ――響き始めた女の気配には。
其れこそ、気付かぬ方が無理だろうと思えるほど。

初めこそ、咳込んで居た影響がまだ残って居るのか、とも思ったが
ちらりと振り返った先、伺った女の様子は――そうでは、ない
返事に対しても、少々上の空な調子の言葉が返って居たが
其れよりもむしろ、響く呼吸と、微かな揺れと。
細かな波紋が、ゆっくりと此方に伝うのだ。 水中で細かに何かをしているのだと。

――それでも、暫くは構うまいとした。
あくまで理性的な部分で、声を掛けずに居るのが相手の為である、と。
だが――思い出す。 何時かの、網膜に焼き付いた光景を。
己が目の前で、痴態を晒しながら何処かへと連れ去られて行った女の姿を。

少ししてから、刹那――ゆっくりと、振り返る。
女へと気付かれない程度の緩やかな歩みで、静かに、其の背後へと近づいて行き。)

「――――――………耐えられないなら、言え。」

(――少しばかり、あくまで少しばかり、咎めるような声で。
其の身体を背後から包むように抱けば、片掌を其の乳房に
もう片方の掌を、女が触れる秘裂へと滑らせ――指を、押し当て。

そうして、水の中、其の太腿へと触れる様にして、秘裂へ押し当る熱塊の存在を
緩やかに、擦り付けてやりながら。)

「―――――……俺は、嫌か。」

(耳元で囁きながら、緩やかに乳房を歪ませる。
堅い指先で、されど優しく――先端を、擦り上げてやりながら)

シンディ・オーネ > (一度達してしまえば、疼きは治まるのではないかと期待して。
 抑制のきかなくなった意識で、まだ自分は自制できているつもりで、
ノウブルにバレなければ平気と、はぁはぁ熱っぽい息を上げてショーツの中に手を。
 膣にも侵入されたスラムを掻き出さなければと、いよいよ本格的に自慰に走り――)

「――ぅひうっ!?」

(自分の世界に浸って、セックスバトルやらいやらしい命令の興奮に身をくねらせていたら、
突然間近にノウブルの声と、巻き付く腕はすぐ乳房に秘所に。)

「――っま、まっ、ま…!」

(待ってと制止しようとするが、触れられて、押し付けられて、腰が抜けてしまった。
 自分で触れるのとは全く違う感触に、ビクンビクンと軽く達してしまって、半笑いみたいな顔でアヘアヘと息をつく。)

「――っぉ、おぉっ、ほっ… っふぅ、っふくぅっ…!」

(ノウブルが嫌なのではなく、恋人のいる身空では圧倒的にダメなのだ。
 言ったでしょう、分かっているでしょうと思うのだけど、
ノウブルに貴族のオモチャにされていた所を見られているのを思うと、
ノウブルからしてみたら貴族には許すのにノウブルにはダメなのか、みたいな感覚になるのかなと、
まともに機能していない頭でぼんやりと言い訳探しをしてしまう。)

「――ち、違うの、スライム、これ、毒、たぶんっ…」

(ああまたイク、すぐイクと、足腰立たない手足をジタバタさせて…
絡み付く腕に手を重ねて、身を安定させた。)

「…だ、だからっ、解毒、毒抜きっ… ち、治療がっ、これしかっ…」

(はっはと息をはずませながらの言葉は、既に許された喜色を帯びて。
 押し当てられた肉棒を、腰使いでグイグイと押し返す。
 拒否ではなく刺激のために――)

シンディ・オーネ > 【継続】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からシンディ・オーネさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からノウブルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 渓谷」にジギィさんが現れました。
ジギィ > 白く昇った月に叢雲が掛る夜。
夏も盛りを過ぎた今、自然地帯の森林の空気は陽が落ちれば途端に肌に冷たく感じる。

「いやー… はや…」

そんな森の奥深く、さらさらと清水が流れる音が静かに響く渓谷で、月明かりにぽっかり照らされた岩棚に腰掛ける女エルフがひとり。
清流とともに吹く冷たい風に昼間の陽光でまだ火照っている頬を撫でられながら、ぼんやりとした視線で岩棚から投げ出した爪先の先、月明りを弾く川面を眺めている。

夏は植物の気が旺盛だから、薬草採取に事欠かない。
難点はそんな元気にヒトの身としては着いていけないこともあることで
今日もまた傍らに置いた薬草袋(保冷効果付き)一杯にすることができはしたものの、こうして日が暮れた山奥の渓谷で充電切れをして、後ろ手を着いて半ば呆然としている。

川のなか、岩棚の下に魚の影が見える。
ゆらゆらと揺れる水草の中にもたまに、銀の鱗が垣間見える。

(あー…熊とかいるのかな……)
居たら絶好の狩場だろうに。

ジギィ > ぱちぱちとどんぐりまなこを瞬く。
…しかし間もなく瞼が落ちて来る。

「あー…たまんない……」

火照った身体に心地よい風、心地よいせせらぎ音、心地よい疲労。
本当なら水を飲みに来る動物たちのために、この場は避けて野営をするべきなのだろうが……

(ごめん、今夜だけ……)

もぞもぞと荷物から魔物避け件動物避けの薬草を取り出すと、ぶらぶらさせていた足を引き上げて近場の繁みに屈み込む。
程なくして上がった埋火に、取り出した薬草を放り入れると独特の煙と香りが辺りに漂い始める。

「ぁふ……」

その煙が辺りに充満するのを眺めていて、もう限界だ。
荷物から薄布を引っ張り出すと、岩棚にごろんと丸まって転がり
程なくして、薄く煙に包まれた渓谷には
虫の音とせせらぎ音だけが残る――――

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 渓谷」からジギィさんが去りました。