2021/07/23 のログ
■ラファル > 「危ない事をしたくないって、そんな人が冒険者に居るの……?
うん、例えば、地下水道のブロブ退治―とか、そんな依頼とか、受けたことあるよ!
でも、ブロブ、うぞうぞしてるだけだし……ボクには危険じゃなかったな。
あい!おねーちゃ、一杯生きて!………。む。」
危険と言うのは、人にとっての危険となり、人竜、とりわけ、竜に近い幼女にとってはそうはならない。
其れこそ、ゴブリン100匹に囲まれた、人でいえば危険だ。幼女にとっては?ラファルにとっては、其れこそ、危険にはなりえない。
彼らの攻撃が、魔法が、全て、幼女にとっては無力なので、危険とは言えなくなる
死んでも死なない、生き延びる、そう言ってくれるお姉ちゃんに、妹は考える。
死なないようにするなら、それを手助けした方が良いのではないか、と。例えば。
思考する、そして、にやぁ、と笑う。
ちょうどいい物を思い出したのだ、後で取ってこよう、とか。
突込み不在なので、だれも、突っ込まない。そう、彼女の保証も根拠もない、そのお約束に対して。
嬉しくて、おねがい!と言うまである。
「平常運転なのー?じゃあ、ギアはトップスピード?」
ギアってなんだギアって。幼女は問いかけながらも良く判ってなかったりする。
でも、アホ毛ちゃんが嬉しそうにみょんみょんしてるのでいぇ-いっ、とアホ毛ちゃんにサムズアップ。
「あい。水浴び、したい。」
水浴びポイント、いいね。
幼女は嬉しそうに笑って飛び跳ねた。
幼女の小さな、お胸が、プルンと揺れる。
上半身、裸だった。
■ティアフェル > 「いないこともないと思うわ。なんか勘違いしたヤツってのは必ず一人はいる。
ほら、ね、ラファルちゃんも自分には危険じゃないって云ってるじゃない? それは主観的にはそうじゃないってだけのことだから。
客観的に危険と判断されればそれは危険を冒した冒険なのよ。
――おう! 伊達にヒーラーやってないから、安心して!」
死にかけても生きてればどうにかこうにかギリギリ生き延びれる回復職のご都合。
今まで散々死にかけはしたが、ギリ無事。ほんとギリだが。
「平常でトップギアはいれないわよう~」
安全運転、法定速度を護ってお送りします、とでもいいたげな顔で、いやあねえと軽く笑っていたが、
アホ毛はサムズアップをうけて、ぴしーん、と応じるように立っていた。
「むしろ浴びるように飲みたい……」
汗をかいて血の気が引いたり心臓が早鐘だたったりいろいろあって喉がカラカラ。あと、崖肌でいくつか擦り傷を負っていて、そういえば軽くボロカス状態で。痛みがすっかり落ち着いて来た今襲って来て。うぅ……と顔をしかめつつ、移動する前にヒールした。
痛みも傷跡も消すと、いつも辛うじて隠しているのに今日はまた堂々とトップレスの有様にようやく気付いて。
「え、どうしたの……?」
■ラファル > 「へ―……。どんな冒険者なんだろ?
うん、じゃあ、ボク、冒険者で良いの?
安心するよ!しんよーするからね!」
悲しませないでね、と幼女はにっこり笑う。
ただ、こう、勘違いした奴と言う彼女の言葉、どんな冒険者なんだろう、と首を傾ぐ、ちょっと聞いてみたい。
あと、客観的に危険を熟せばいいのだと言われて、大丈夫なんだ、と思うのだけど。
でも、客観的って難しくない?と首を傾いだのだった。
「見て、見たいかも。」
じー。今の先程の、かいぐり可愛がりが、平常運転。
ならば、トップギアはどうなのだろう、アホ毛ちゃん判る?ピンと立つアホ毛ちゃんに問いかける。
あと、わくわくした視線も、きらきら光りを放って、おねーちゃんを見ます。
あ、物理的には光りませんよ、無論。
「うん、川とか、湖でざぶーんばしゃーんと泳ぎたいー。」
姉の言葉に同意しつつ、じゃあ、いこうか!なんて歩き始める。
ヒールをしているので、それを待っているのだけども、其処で問いかけられる。
「えっとね?
おねーちゃんが落ちてくるから、ラファルんウイング出したの。
ベルトは、死ぬ。」
さわやかに、良い笑顔で、にっこーと笑いかける幼女。
落ちてくる姉を見つけたので、慌てて翼を広げた→胸と背中を通るので、背中に翼が出れば、ベルトが耐えきれない。
ベルトはじけ飛びつつ、幼女は空へ。
そして、幼女は全裸に近い程期限が良くなるので、寧ろ気分良し。
服は拘束具なのです。
■ティアフェル > 「そういや、昔、超臆病の鬼チキンの癖にガタイはやたら良くって、冒険とかマジ嫌なのに自己啓発のため泣きながらタンカーやってたヤツとかいたわ。これは勘違いというか…どエムかしら……。
冒険者じゃないの?
お任せ! きちんと生きてる今がその証明よ!」
おうよ、と威勢よく応じる危なっかしさ120%でお送りしてる無鉄砲。
冒険者ギルドで提示されている依頼を受ければ自然と客観的な危険を請け負うことになる。考える必要性すらないのですよ、と深く考えるべからずを推奨。
「え~? 死ぬ」
平常でこの調子なんだったらトップギアなんて入れたら生身の肉体が持つかどうか。そんな非常識な女は、にこーと笑顔で断言した。
アホ毛は答えられないのか、すっとぼけるようにただの毛に混じって誤魔化していた。
「今向かってる湧き水は……湧き水というだけあって、泳げるほどでもなかったのですよ……水分補給したら辿って下流に行かないと多分無理だなー」
むー、と向かっている源流の幅の狭さを思い出して小首をかしげる。
そして、端的な説明でなんとなーくトップレスの状態を察せば。
ああ、つまりわたしのせいか……と頭痛がしたようにこめかみを抑え。
徐にしゅる、と髪に結んでいた赤いリボンをほどく。後ろでいくらか編み込んであり、伸縮性もあるのでそこそこの長さがある。ギリギリだが、徐に彼女の前に軽く屈んで露わな胸を覆って後ろで玉結びで留めて隠そうと試みる。結構伸びる生地だが、少しきついかも知れないけど。
ここは嫌がられても容易に引けない。
■ラファル > 「超ガタイが良くてチキンでドエム……しかも、自己啓発……っ。成程、判らない……。
冒険者だよ!
……おぉぉ、確かにっ……っ!」
超チキンの頑強な自己啓発タンカー……、予想の遥か彼方を飛んだ物体を聞いた、しかし、ラファルには理解が出来なかった。
そのぐらいには、予想外で、不思議な生命体らしい、危険を嫌がる冒険者。凄いわぁ、と素直に拍手。
深く考えるべからずの思考に、幼女は同意した。
深く考えるのは、得意ではないのだ。
「そんなに!?」
彼女のトップギアは、全力を超えた、限界も超えた、何か、なのだと理解した。端的すぎる二文字が、二言が、幼女に理解させた。
アホ毛ちゃんは、普通の髪の毛に隠れるという超技術を発揮してるし、マジかぁ、と思うのだった。
「じゃあ、お水を飲んで、下に行くんだね。川に沿って行けば、帰れるだろうし。」
この付近に有るのは、大自然の湧き水だった模様。美味しい水なのは間違いない。
泳ぐのは後に我慢だ、と残念がる幼女。
ふと視線をあげれば米神を抑えるおねーちゃん。
リボンが外されて、近づいてきて。しゅるりと胸を隠す様に。
其れを見て、ブルータス、お前もかと、愕然とした表情、なんでみんな脱ぐのを許してくれないのか。
裸で居たい野生児だけど、ダメだと言われて其れを貫くほど悪い子でもない。
一寸嫌がってみるけど、引いてくれないので、しゅーんと、下がる。
テンションが おおきく さがった。
■ティアフェル > 「うん、でもわたしの妄想じゃなくって本当にいたのよ……。チキタン(チキンタンカー)が……。
そうそう、それでいいのよ! もう立派な冒険者なのよ。
っふ…これからもこの生をつないでいくことで立証していくわ」
超不敵にのたまうが、ついさっき助けてもらった立場で偉そうだ。
モンスターが着たら盾になるどころか泣いて逃げちゃうタンカー。めっちゃ困った。実物を見せてやりたが、いまどこにいるのかなんて知らない。
「大体予想つくっしょ?」
やはり、にこ…とどこか悟りを開いたような顔で笑いかけてほざいた。本当くさいような嘘くさいような。
アホ毛が潜伏している現在、今実質的にアホ毛不在状態である。
「うん、そうね。いっそ川を流れて行きたいが船なぞない……」
さすがに泳いで麓までくだっていくほどの猛者じゃない。
彼女はそれでもいけそうだが、自分はかならずや溺れることであろう、と予想しては。
ともかく胸元を隠して、どんだけしょんぼりされてもそこは譲れないので、ぽんぽん、とその頭の上で手を弾ませ。
「裸なんて見たくない人だっているから家の中以外で脱ぐと人を不快にさせる、なんてこともあるのよ。場合に依っては」
かわいそうだったが、やっぱり嫌なものは嫌なのだろうとは分かる、だから敢えてちょっときつめの意見をするのは姉心。
乳放り出した幼女とか、ただれた街中だとしても一部ただれてない人は不快というか目のやり場に困る人だっているだろうし、彼女の親がどういう教育をしているんだ、となってもよろしくない。
■ラファル > 「なんで妄想……?タンカーの役割って、相手を挑発して受け止める、……だよね?
いえぇい。でも、ボク、一人じゃ依頼受けちゃダメ―。
うん、応援してるし助けるよ!」
ついさっき助けたし、こう、もっと助ける気満々である。
彼女の妄想と言う言葉に、何で、妄想とか言うのか、とまあ、本当に珍しい事この上ないのだけども。
彼女の言葉を疑う事は、無いので、不思議そうに首を傾ぐ。
「………にひ。」
大体想像つく、うん、付いてしまった。でも、それを言葉にすると、悲しみそうなのを悟った、空気を読んだので。
笑顔を一つ、にぱーっと。
珍しく不在状態のアホ毛ちゃんを、探すことはしなかった。
「うーん?早く帰るなら、乗る?」
そもそも、泳ぐと言うのも選択肢としては、難しいだろう。
一番早くて簡単なのは、背中に乗ってもらう、人間状態ではなく。ドラゴン状態の。
それなら、数分で家に着くし、最近のマグメールには、ドラゴン急便という物があるので、驚かれたりはしない筈だ。
「あーい……。」
言いたいことは理解できる、そう言われたこともある。
だから、隠そうとすることに関しては、ちゃんと隠すのだ。
胸ベルトはファッションとギリギリ言い張れるから、最大限肌を出しつつ、不快を減らす方法であった。
だから、ちゃんと、着るときは、来ている。不機嫌になろうとも。
「おねーちゃ、お腹すいたから、帰ろ。」
テンションが下がったら空腹を覚えたらしく。
水を飲んだら、帰って食事にしたい、とおねだり
■ティアフェル > 「余りにも非常識なスペックでしょ? そんなヤツおらんて~てよく云われるわ。そーよ、まあ、挑発までもは意見が分かれるけど……とにかく絶対逃げちゃ駄目なポジなのよ……。
んー……そっかあ、そういう場合もあるかしらね……。まあ、ラファルちゃんの場合は種族公開すれば特例って対応するギルドのあるかもだけど……。
ありがとう! こんなわたしを無条件で暖かく見守っていてください!」
まるで世界に主張するように、なかなか情けないことを宣言する女。ぐっと拳を握ってまで口にするさまが終わっている。
「にひ。」
大して意味はないが真似っ子。
きっぱり言葉にされても別に今さら傷つかないのだが、笑顔を向けられてはやっぱり笑って返すのだ。
しばらく潜んだアホ毛はほとぼりが冷めると普通にまたぴん、と他の毛からはみ出るのだった。
「う、うーん……ありがたいけど……やめとく……」
今日は崖から落ちたところだし、落とされるとは思ってないがもうお空とは縁遠くありたい。
へへ、と頬を掻きながら微苦笑して。
もうあちこちで散々注意された後なのだろう、きっとうんざりだなー。と力ない返事に、よしよしよし、と頭を撫でて見る。
裸族文化ではないのだからやむを得ないことだが、生まれてくる部族が部族ならきっと楽だっただろうになあ、と哀愁な目で見つめた。
「あらあら、そりゃ一大事。そうね、じゃあ急いで帰ろう。お腹は膨れないと思うけど……飴ならあるよ?」
すこーし融け気味かも知れないが。要る?とおばちゃんみたいな習性を発揮してあめちゃんをウェストバッグから取り出しつつ。
源流に着くと給水してさっさと帰宅することだろう。
■ラファル > 「だねー。スペック……は兎も角、逃げるのはダメだよ、逃げるのは。タンカーさんが頑張るから、後ろで魔法浸かったり回復したりできるんだし……。
うん、でも、種族公開するとそれはそれでめんどーだし?大騒ぎになるし。師匠も多分そのつもりないと思うの。
逆に特例をちらつかせて働かせようとする方が信用成らないし。
じー。じー。じー。」
生暖かく見守って、と言うので、生暖かく。むわぁぁっとした視線を。どんな視線か、それはあなたの心の中に。
「にぱー。」
真似っこ、笑顔に対して、もっと笑顔。
笑顔は良い。ニコニコしているだけで、更に楽しく、嬉しくなるから。
笑顔だけで、幸せになれると思う。
「そっかぁ……。」
ちょっと残念だった。好きな人とかを乗せて飛ぶのは結構気持ちがいい。
ただ、直前の状況を考えると乗りたくないのは仕方のない事だろう、と思うので。
残念そうにするだけ、で。
それに、ドラゴンの姿だったら堂々と全裸でも誰も何も言わない。
其れこそ種族の差という物であるから、それが悲しいというか、残念と言うか。
「あーい!舐めるー!」
差し出される雨ちゃん、飛びついて、ちょーだいって貰って。
コロコロ舐めながら、給水し、水袋にもちゃんと入れておいて。
手を繋いでお家に帰っていくのだった―――
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からティアフェルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からラファルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にトーラスさんが現れました。
■トーラス > 王都近郊の森林を奔る川の畔。
水遊場などにも水をもたらす川は王都の民や近隣村落の住民の重要な水源で憩いの場ともなる。
そして、水を求めるのは生物として必要不可欠な事であり、何も人間に限った専売特許ではない。
森に住まう動物達も飲み水を求めて集まり、中には人に害する存在も発生し得る。
「――――……、そんな魔物を退治してくれ、とは、何とも業腹な事だなぁ」
水辺から少し離れた繁みの中、川からは見えぬ場所に張られた天幕にて、
中年冒険者の男性が、独り言ちて、嘆息めいた吐息を吐き洩らす。
ギルドに寄せられた依頼は、近隣住民が水浴びや飲み水に利用する川にて、
魔物が現れて遭遇したために退治して欲しいとの事。
だったら、場所を変えれば良いのでは、と思うものの、未だ実質的な被害は蒙っていないらしい。
その為、この場所を利用する者達は後を絶たず、要するに安心が買いたいとの話で。
魔物と言っても水場で周囲を害さないという生物の暗黙の了解を貫いている中、
自分勝手な人間のエゴに辟易しながら、天幕の中で川辺の様子を窺い覗き見る。
はてさて、川に現れるのは咽喉を乾かした魔物か、それとも、涼を求める人間か、と。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にコカさんが現れました。
■コカ > 暑い日が続いていると、奥地の自分が暮らしている土地では水が少なくなり
人が散見される自然地帯の区域まで水を汲んでくる必要があった。素焼きの壺を抱えた娘が
人通りがゼロではない所まで降りてくる。
自然地帯の足場が悪い地面をヒールの靴で器用にわたる。狭い箇所はヒールだけで渡る等
ただのヒールというより高下駄のような役割も果たしているのかもしれない。
「……」
30分ほど降りてようやく使えそうな水源の音が聞こえる。娘は日々の生活を視界に頼っていないので
川の流れと空気感だけで水質を判別していた。娘は壺を傍らに置くと、静かにしゃがみ込み
水を汲み始めていた。
■トーラス > 照り付ける夏の日差しを避ける為に天幕の陰に潜み、川辺の様子を覗き見る。
いつ訪れるかも定かではない魔物を待ち続けるという行為は些か退屈で、
代り映えのしない光景に飽き飽きし掛けた折り、視界を過ぎる影に双眸を細め。
その姿を確かめれば、瞬きを数度繰り返すと眉間に皴が刻み込まれる。
「――――……あの格好、痴女、か?」
困惑気味の表情が覗いたのは川辺に姿を現わして水汲みを始めた女の恰好が奇抜であったから。
褐色の肌を包み隠さず露わにするような全裸に、申し訳程度に局部を隠す為の竜革のベルト。
水浴びをする為に訪れたと云うならば、話は分からないではないが、それにしても、
端からそのような恰好で出歩いていれば、不審な眼で見られるのも避けられまい。
怪訝な視線で不躾に女の裸身を眺めるのも束の間、その口許を愉悦に歪めると踵が浮かび、
天幕の廂から陽光の下に姿を現わせば、川辺の女の傍へと駆け寄り、その肢体を背後から抱き竦めようとして。
■コカ > 一つ首を振る仕草をすると、首に下げている金属の首飾りが小さく鳴った。
水汲みをしている傍で人が近づいてくるのが分かる。そしてそれが真っすぐ自分に近づいてくる事も感じる。
低い確率の中でどうやら人がいたようだった。娘は気にしないまま水をくんでいたが
そのまま急接近して自分の身体を抱きしめられると、少し急いで岩の陰に壺を置いた。
「んっ…!」
娘の身体は豊満さを前面に出した肉体ではないが、褐色の肌が滑らかで、身体に当たる部分は
骨を感じさせないふんわりと柔らかな肉感だった。背中から腰、尻まで完全にむき出しになった
背面の柔らかさが相手に伝わる。娘はその中から抜け出そうと少し身をよじらせると
ムチムチと柔らかな肢体が相手の身体にすりつく。
■トーラス > 川辺の石や砂利を蹴り付ける足音は、確実に彼女の耳にも届いた事だろう。
されども、此方を振り向く事もしない警戒心の薄さに不信感を僅かながらに抱くも、
自分にとっての好機であれば、疑問は疑問の儘で受け流される。
そうして、いとも容易く女の身体を捕まえれば、触れる肌の滑らかさと柔らかさにほくそ笑み。
「へぇ、……異邦の女か?
そんな破廉恥な恰好で出歩いて相当な好き者なのかも知れないが、
危ない目に遭う前に、……この国の流儀を教えてやるよ」
まさに今、初対面の女を抱き竦めている男が、どの口で言えるのかという科白を吐きつつ。
身を捩る女の腰に腕を廻して捕まえると、屈んだ彼女を立ち上がらせて、
川原を引き摺るような形で、川辺に張られた己の天幕へと連れ込んでいこうとして――――。
■コカ > そのまま立ち上がらされる。一度身をよじらせはしたが、天幕まで引きずられるのには全く抵抗しない。
しかしまた一度だけ首を振ると、何かを納得したように静かに相手の方を見ている。
「この国の流儀となると、道端で引っ張ってきた女性を路地に連れてそのまま致す事ですが」
「その解釈でも宜しい?」
自然地帯の中で透き通るような娘の声が響く、姿は間違いなく異邦の娘だが流暢な王国の言葉を話し
言葉遣いも見た目に反して王国の書士と遜色ない物だった。天幕まで大人しく連れていかれると
やんわりと腰をくねらせ、皮のベルトが一筋食い込んでいる。柔らかな尻をゆがめさせる。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からトーラスさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からコカさんが去りました。