2020/03/22 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にネメシスさんが現れました。
ネメシス > 自然地帯の平原に展開する聖バルバロ騎士団。
1台の馬車を襲撃し、護衛の傭兵も含めて全て捕らえていた。

「「おら、俺らが飼ってやるよ。」」

馬車の中で震えていた娘たちが団員に凌辱される。

代わる代わる犯され、団員たちの種を植え付けられ、孕まされる。

甲高い叫び声と呻き声が聞こえる中、副団長のネメシスは退屈そうに微睡んでいた。

切り株に座り込み、欠伸を漏らして。

今日は思うような獲物が居なかったのである。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にシスター・アンジェリークさんが現れました。
シスター・アンジェリーク > ――その時。

空から、空を裂くように黄金の二又槍が馬車の近くへと投げ落とされる。
もし、その近辺に聖バルバロ騎士団の『ならずもの』がいればしたたかに
弾き飛ばされる程度はしたであろう。

次いではらり、白い羽が舞い落ちるとともに、
ゆっくりとその槍のたもとに現れたのは、純白のレオタードに身を包んだ女――。

その背からは同じく汚れなき翼をはやした『天使』だった。

「……噂には聞いていましたが。」

あなたも、情報網を持っているならばうわさには聞いたことがあるかもしれない。
このところ、マグメール王都に夜な夜な『天使』が現れ、王都に潜む『魔族』を狩っているという話を。

「――いいえ、あくまでただのうわさであれと願っていました。
 まさかこれほどの乱行ぶりとは、もはや見逃せません。
 あなたたちの魂はもはや私から見ても救いようがなさすぎる。」

突然現れた天使は、騎士団の繰り広げる乱行をきゅっと目を閉じたままで、
それでいて見透かすようにそう告げると、ゆっくりとそのエメラルドグリーンの瞳を見開き、
『義憤』に燃えた視線をただ、ネメシスに向けた。

ネメシス > 「「うわぁ!?」」

今日は馬車の襲撃と言うこともあり、いつもよりも同員数が多かった。
女を犯す順番を終え、余韻に浸っていた団員の一人が手に持っていた盃と共に吹き飛ばされる。

「「なんだなんだ!?」」

「「おい、天使か?」」

団員たちは黄金の槍と、純白の天使の姿に慄く。

だが、副団長であるネメシスだけは冷静。
と言うより、嬉々とした表情を浮かべている。

「へぇ~、最近噂の天使様じゃない。
これは楽しみね。」」

興味を引くような獲物がおらず、暇を持て余していたネメシス。
突如として体が生き生きとするのを感じる。

「魔族以外でもこうやって現れるんだ。
楽しみね。」

ネメシスは団員に命じ、武器を持ってこさせる。
手にしたのは白銀のスピア。
ネメシスを生み出す際に術式を加えた、彼らの言う”神”の加護を受けた品である。
元々はどこにでもあるような槍であったが、神の加護により、掠っただけでも
相手の魔力を封じる効果があり、神聖な存在ならば体の自由に支障を来すこともだろう。

「来なさい、相手になってあげる。」

団員たちの前に立つネメシス。
両手で槍を構え、穂先を向ける。

シスター・アンジェリーク > 「聖バルバロ騎士団――名を口から出すことすら、もはやおぞましい。
 この戦天使アンジェリークがあなた達に神罰を下します。神前裁判はもはや、必要ありません。」

アンジェリークと名乗る天使も、ネメシスと相対すれば
半身になって構えをとる。それは一見優雅ながらも実戦的でただのぽっとでのヒーロー気取りではない、
ということを思わせる。

アンジェリークはうわさであってほしかった、という言から読み取れる通り、
さほど聖バルバロ騎士団の情報を持っておらず、知る人が見れば眉を顰める悪名だかき『副団長』ネメシスが
相手とは知る由もない。

しかし、男所帯であろう騎士団ながら、女だてらに平団員たちを抑えて出てくるということは、
それなりの肩書を持つ相手であろうということ、そして何よりその泰然とした態度から『強さ』をひしひしと
感じ取った。それどころか目の前の相手は何かまがまがしさすら感じる。

このような相手に『聖』などという錦の御旗を使わせてなるものか――。

「悪をなすものは、この私が討滅しますッ……!」

いつもは相手の様子を見ながら攻撃をさばきつつ戦うアンジェリークは、
今回ばかり義憤の炎を燃やし、あなたにうちかかる――。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からシスター・アンジェリークさんが去りました。