2020/02/10 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にクレス・ローベルクさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 暗い森の中、男が一人素振りをしている。
男は、剣の他は、何も持っていない――テントも寝袋も、それどころか食器さえも、だ。
粗末な焚き火で、枝から作った串に、魚を通して焼いてはいるが。
「……ふっ、ふっ、ふっと――」
所謂、『修行中』というやつだ――一日、森の中で剣と森の中で取れるものを使って生きる。
それなりに過酷な修行だが、男の顔に苦痛や焦燥の色はない。
ただ、
「(……一人、寂しいなあ)」
人寂しさは拭えない。
そういう、人寂しさや心細さを含めて修行だと理解はしているが、こればかりは男の性分であった。
■クレス・ローベルク > 「……」
と、そこで、何かの気配を感じて、素振りをやめる。
何か、とは漠然としているが、それは足音や視線などではなく、ただ闇の中研ぎ澄まされた第六感としか言えぬものだからだ。
ただ、それが勘違いではなく、『いる』のは解る。
「(動物か?或いは魔物……盗賊……通りかかった旅人とかなら良いんだが……)」
こちらは、一時間ほど素振りをしてすこしヘトヘトの状態だ。
それに敵意があれば負ける可能性もある。
慎重に、気配の方向を見て剣を構える男。
■クレス・ローベルク > ――そのまま、誰かがやってくる
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からクレス・ローベルクさんが去りました。