2019/11/24 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「~♪」
夜。
森の奥のちょっとした広場になった場所で、ピーヒョロロとヘタクソな口笛を奏でつつ
焚き火をしている金髪の男が一人。
パチパチと音を立てる焚き火の側には、串を通された大ぶりの魚が2、3匹立てられ炙られていて。
その焼き上がりを待ちながら、頬杖突いて暇そうな目で揺らめく火をボケーッと眺めている。
「本当は肉が良かったのだが……ちょうどいい獲物が居なかった以上は仕方がないという顔になる」
口笛の合間にポツリ、そんな事を独りごちてはフンス、と鼻を鳴らす。
何が出てくるか判ったものではない森の奥にあって、男は緊張感の欠片も纏っていない。
焚き火だの口笛だの焼き魚だの、自分の存在を周囲に露骨にアピールしている状態にも関わらず、である。
むしろ、『なんか出て来たりせんかなぁ』とすら思っていたりもする。
■エレイ > 「──っと、そろそろエエかな」
ふと気がつくと魚がいい感じに焼けている。ウキウキと魚を手にすると、男は食事を始め……
その夜は特に何事もなく、平穏に過ぎていったらしく──
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエレイさんが去りました。