2019/01/26 のログ
ご案内:「◆メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森林」にゴブリンリベンジャーさんが現れました。
ゴブリンリベンジャー > 闇深き森、木々の枝は触手の如く絡みあい、幹は捻れて歪み、夜空から降り注ぐ筈の光は木々の葉が重なり合う事で弾かれ、森に降り注ぐ事はない。

だからこそこの森は知る人ぞ知る薬草の群生地であり、珍しい植物が高い確率で見つかる穴場なのだ。

場所もそんなに複雑な場所にあるわけではないが、土地に秘められた魔力の所為なのか、此処に入るには体内に純度の高い魔力を備えているか、場所を正確に知っているか、迷い込む必要がある。

中途半端な魔力や目的意識では辿り着けない区画となっていて、此処に纏わる噂は冒険者であれば一度は耳にしているかもしれない。

今夜はその薬草の群生地である森に薬草を取りに来た者が1人……いや一匹。

「……グガァ…………。」

視覚を阻害する魔力が込められたフードを深く被り、己の姿を見られないように注意をしながら、薬草を乱雑に引っこ抜いては腰にある皮袋に放り込む、その姿は誰が見ても人には見えない、がローブに込められた魔力で視線を向ける程度では認識は難しく、気配もまただいぶ希薄になっている。

それが欠伸をこぼす。
眠そう、と言うよりもだるそうに。

怪我をしたわけではないが、最近狩が中々うまくいかず、復讐を遂げるための下準備も頓挫し、現在は獲物を足止めするための罠に塗る毒草を探している。

復讐の刃の毒でも良いのだが、あれはあくまでも柄から針が飛び出す仕掛けで、罠に利用するのは難しくて、麻痺毒を塗った吹き矢や毒煙を起こす煙玉などには使えないことが判り、渋々自ら薬草や毒草を集めているわけだ。

乱雑に、適当にぶちっと引き抜いてた皮袋に放り込んでいる、様に見えるが是でもゴブリンであり斥候だった身分、薬草などには詳しく、適当に見て実は確りと選別して放りkン出居るのだった。

ご案内:「◆メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森林」にレナ=ミリイさんが現れました。
レナ=ミリイ > メグメールに広がる森のさらに奥。
濃厚な魔力により木々も変異するようなその場所に生える薬草を求めて訪れ。
小型のナイフで蔦を切り裂きながら少し開けた場所に出れば小さく息を吐き出す。

「やっと着いた……」

体力に勝る一族の血を引くとは言え、森の中を迷わずに進んでくるのは骨が折れる。
息をすればむせかえりそうなほどの草木の香りに包まれつつ、視線を地面に生える草に向け。
自然の魔力に浸ってそざった薬草が群生しているのを見ればここまで来た苦労もねぎらわれるものだと考えつつ。
地面に中腰になりながら目的の薬草を選別しながら丁寧に毟って腰袋に収めていく。
勿論森の奥だけあって魔物も多く住むのだ。
警戒は怠らずに気配がないか集中しているものの、濃厚な魔力も手伝って隠そうとしているものを暴くのは難しいだろう。

ゴブリンリベンジャー > 薬草を引っこ抜いては泥が付いたままでも構わず皮袋にしまい、それが例え花であっても同様に乱雑に扱い、一頻り皮袋が薬草他諸々で一杯になると皮袋の口を縛って、額に汗を……ではないが、額に感じたムズっとした感触を拭う為に腕で額を擦ると、何かがつぶれる感触を感じつつも気にする事なく、森林の奥ではなく帰路に着く事にする。

途中で酷く美味そうな気配を見かけたのだが、今夜はあまり遅くまで行動できないくらいに唐突に睡魔が襲ってきていて、そんな状態では獲物を掴まえるのも難しいと判断し、勿体無いが見てみぬ不利をして、あえて気配を消して歩く事無く、人影より離れていき、そのまま森林から抜けて巣の方へと。

ご案内:「◆メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森林」からゴブリンリベンジャーさんが去りました。
レナ=ミリイ > 「ん?……」

薬草を集めているとき。
ふと耳に何かが草木を踏みしめる音が聞こえ。
素早く背中に背負っていたボウガンを展開して両手に構え。
姿勢を低くしてどこから来るかわからないため神経を集中させる。

「…………………………………気のせい……か」

暫くそのままの姿勢で神経を研ぎ澄ましていたが、最初の物音以降木々が風に揺れる音以外は何も聞こえず。
ゆっくりと緊張をほぐすように息を吐き出してから再びボウガンを真ん中で折って背中に背負い。
薬草を適当な量集め終えれば長いは無用とばかりにその場から足早に立ち去っていき。

ご案内:「◆メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森林」からレナ=ミリイさんが去りました。