2018/08/13 のログ
ブレイド > 「やなこと、思い出させたか?わりぃな…シュル…」

そのようなことを語らせるのも心苦しく
キスと愛撫を繰り返し、それを謝罪のかわりとして。
彼女の高い嬌声とともに、こちらもと激しく腰を打ち付けて
それを忘れさせるように。

「あうっ!あ…っ!!くう…シュル…あ、やべ…」

しなやかかつ、柔らかな身体を抱きしめ
爆乳に包まれながらもシュルの奥に突き入れる。
飲み込まれ、つながり、溶け合うように交わる。
膣内をかき回し、密着する膣肉をえぐり、自身も溶け合うことを受け入れるように。
腰が引けそうなほどの快感だが、射精も引くのも我慢して
シュルとの交わりを深くする。

「シュル…っ!!く…もっと、よくなれ…っ!オレも、気持ち、いい…っ!!」

熱さに身を任せ、激しい音をたてる。
テントの中にとどまらず、外に漏れるほどの情交の水音。打音。

シュル > 「だいじょうぶ、そういうのはつきものだよ」

あの時は大分驚かされたが、ちょっとしっかりしてる所を見せようと
背伸びしたような事を言って見せた。


「あぁぁぁ…あぁぁ…良いぃ……♡」
激しく動く彼の身体を強く抱きしめ、豊満な爆乳に埋めている。
下半身はむちむちで、柔らかな肉ははずむように揺れる

「良い、いいよぉ♡………凄いっ…ぅあっ…なか、気持ちいい…あつい…」
「っぁあん…あっ…あっ…あぁぁぁ…もっとしてえぇ……♡」

突き上げられる度にビクンビクンと身体が跳ねる
彼を抱きしめている為、その柔らかさは彼の全身にもすぐに伝わる

ブレイド > 「大丈夫じゃねーよ…っ…く、う…」

髪を撫で、白い瞳を覗き込み、再び唇を重ねる。
こういう交わりの経験があるかはしらないが
優しく髪に指を通しながらも、腰は止まらず激しい交わりを続ける。
身を案じながらも、身体を貪っている。

「オレも、いい…っ!きもち、いいっ!
あうっ…く、は…溺れちまうって…!あぐっ!!」

たっぷりとした爆乳に抱かれてしまえば、息も詰まる。
だが、それすらも楽しむように息継ぎをすれば、再び胸に埋まり。
尻肉も楽しみたいと言わんばかりにぐちゅぐちゅと音を立てて膣肉をかき回しながらも
片手は尻肉を開くように鷲掴みにして。

「もっと、もっと…する、け、ど…っ!ぐ、ああっ!」

求めに応じたいし、もっと欲しい。
だが、まず最初の射精…我慢などできるわけもなくて、シュルの肉厚な秘部
膣内に、子宮の中に精を吐き出し。

シュル > 「ふゃぁ……あぁ…お…おしりっ…」

片手にむっちむちの大きな尻肉を鷲掴みされると、ソレも堪能するように
もっと揉んでほしいとぷりんぷりんと尻を揺らす。

「ブレイドの手…あぁ…お尻…おしり…あぁんっ…♡…お尻もまれるの…気持ちいいぃっ…♡」

かき乱れる膣内に精を吐き出されると、膣内はぎゅっと締まり
白濁が漏れる事無く体内に吸収されていく。
すると彼女の白い身体に艶が出始め、ほんのりと光るように白い肌がより透き通ったような
きめ細かな肌質に変わっていく。

「あぁぁぁぁぁーー…あっ…あぁぁぁあああんっ♡」
突き上げられる度に既に何度も絶頂する彼女はすっかり首が座らずだらんとしたまま
恍惚とした表情で笑いながらもひたすら相手に性の刺激を与え続ける。
膣内はまるで肉棒と吐き出される精を取り込むかのように
舐め回すように、うねり、肉棒をこねくり回しているのかというほど
激しく刺激し続けている

ブレイド > 「なんだ?尻…すきなの、か…?んぅっ!」

どくんどくんと、彼女の中を満たしながらもむちむちの尻肉を揉み続ける。
手にその弾力が伝わるだけで、射精したばかりの肉棒が膣内で跳ねて硬さを増す。
シュルが乱れ、感じる姿は普段とのギャップもあり、より強い興奮を生む。

「シュルが欲しいとこ…全部、してやる…からっ…!
あは…、わり、オレ…いっぱいしちまうかも…」

シュルの姿を見るだけで、萎えることはなさそうだ。
彼女の中に吐き出した精が彼女の力にかわり、より美しい姿になれば
こちらもさらにその姿に興奮し、彼女の中に…。
淫魔の肉でできているというのも嘘ではないようだ。

「くは…あっ…次、は…どうする?
尻が好きなら…そっちでもいいし、飲ませてもやるぜ?
んっ…オレがしたいだけ…だけど…」

もはや彼女を抱きたいという欲望を隠すこともなく、その必要もない。
求めてくれればいくらでもできそうなほどに体の芯まで熱くなっている。
もっと射精したいと、膣内でこねられながらも交尾の音は止むことなくて。

シュル > 「ひゃあぁぁ…………あぁ、好き…好きなの…っ♡」

尻肉はいやらしくひしゃげながら彼の手の中にむにゅむにゅと柔らかさを伝える。
精を受ければ、今まさに揉んでいる間にも肌は滑らかになり、肉体から得る
快感はより強まっていく。


「あぁぁ~……」
「っはぁ…どうやっても…だいじょうぶ…はぁ…はぁ……したいように、してね…」
性を堪能し、上気する性欲に溢れた顏、紅潮する頬をさせ荒い息の中で
普段の子供のような屈託のない笑顔を彼に向けて見せる

ブレイド > 「好きか…じゃぁ、いっぱいしてやるよ。
オレも手ぇ放すの惜しいしな…うぁ…柔らけ…」

むにむにとひしゃげる尻肉に指を埋め、今度は両手で尻肉を掴み
両側から開くように揉みしだく。射精を終えて、もう一回…。
精で満たした彼女の膣肉を突き上げて。

「おう、する…。だから、シュルも気持ちいこと、全部言えよ?
あぅ、尻…すげぇな…胸もだけど…」

ドキドキと鼓動がおさまらない。
埋まった乳房を甘く噛んで、舌を這わせる。
屈託のない笑顔にはその鼓動を更に高鳴らせてしまう。
無邪気な子供のような笑顔でありながら、この体…もっと溺れてしまいたい。

シュル > 「わたしのすきなことは、きもちよくしてもらうことだから…」
「もう…ブレイドが…優しくしてくれるだけで…嬉しいよ…♡」
息遣いは淫魔でも、その口調は少女のようだった。

「っあ!」
突き上げられるとぷるんと身体を揺すり、切なげな喘ぎ声をあげる。
尻肉を押し広げられると、尻肉の奥で出す為に全く使われていない後孔がヒクヒクと
動く。水だけでも活動する事が出来る肉体は消化器官が全く使われていない為
老廃物が出ない。汗や涙もただの水で、秘部の愛液も魔力によって粘性を得ている。

尻肉を揉まれれば、彼の身体に必死に縋りつく。
彼女の方も彼の身体に自らの柔肉を堪能させるために
覆いかぶさるように必死で抱き着き、ぷりゅんぷりゅんとその豊満な肉体を
彼の身体に擦り付けている

「くらいあいだは…あぁ…ずっとこうしててね…♡」
彼の唇を割って滑らかな舌が入り込むと、濃厚に絡ませながら
自らを求める彼に全面的にその肉体を預ける事になった

ブレイド > 「は…っ…くぅ…っ!そっか…」

少女の口調で言葉を放つ。
そのおかげでざわざわと湧き上がる欲望が抑えきれない。
この体で少女の反応は反則だと言える。

「ん、こっちも…かわいいな」

つぷっと、ヒクつく窄まりを指先で撫でて飲み込ませようと。
身体を重ねていけば…彼女が痛がったり嫌がったりしなければ、その日のうちにこちらの孔も
満たしてしまうだろう。獣のように多量な精で。

「くらいあいだ…か…。明るくなっても、しばらく…
離れられるか、怪しいな」

冗談めかしながら唇を重ねる。
自分の求めに応じる彼女。そしてそのシュルが自分を求めてくれるのならば…
眠るまでずっと交わり、精を注ぐだろう。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からシュルさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 昼間のメグメール。少しばかり街道から離れた場所に、その小川はあった。
じりじりと太陽が照り付け、水面にはその姿を映していた。
――ばしゃんとそれが揺れる。

「ん、ああ…ッ、あぢ、ぃ………っ。」

熊が呻くような音がした。小川の傍に、大男、照り付ける太陽にだらだらと汗を流しながら。
川の傍――から中へ。じゃぶじゃぶと足を踏み入れてく。
脱ぎ捨てた装具類から冒険者の類と知れるだろう。
ズボンをたくし上げて、浅い川の中、膝までつかればようやくそこで、はあと息を張った。

「……あー、こりゃ、あれか。水浴び場ンでもいったほうがよかったか。」

これだけじゃあ、十分に冷えはしない。それでもマシだが。
小川へは暑さを逃れにでも来たのか、そうぼやいて。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にロゼさんが現れました。
ロゼ > ザッザッザ―――…!草はらを乱暴に駆け抜ける音がやがて小川に近づいてくる。
白い踵を草の汁や土で汚すのも厭わず走る抜ける女のブロンドには、どこで引っ掛けたのか木の葉や枝くれが刺さっていた。

「……ったくもうしつこいわね…!」

木々の間から小川の岸に躍り出つつ、己を追いかけてくる二三の輩に短く悪態をついた。
ことのおこりはこうである。いつもの通り客を取り訪れた街道外れの屋敷にて迎えた朝、もう一晩二晩を願い出る老人がどうやら自分の手足に錠付きの枷をつけて愛玩たらしめんともくろんでいるのを、扉向こうの従者の会話を立ち聞いて知った。そこから兎角と一目散に屋敷から森を駆け抜けるにいたったのだが―――。

背後の喧騒が自分が小川に出たのとは異なる方向へ走っていく気配を感じつつも勢いのある掛け足はまだ止まらない。そこで漸く前方を向くといきなり視界いっぱいに広がる背中があった。あっと思った時には遅く、水浴びにいそしむ偉丈夫にこのままであれば激突するはず。

イグナス > 暑い、あンまりあつい。頭とかおかしくなりそうだ。
ダンジョン帰りの汗だく状態だと、余計。
小川は大した避暑にはならないが、それでも、少しは熱を和らげてくれる。
だからもう少しそこで過ごさんと座り込もうとした、矢先。

「―――あン?」

どん、何かがぶつかってきた。衝撃は大したものじゃあない、体格差が大きいから。
でもそれでも驚いて、何事かと視線を回す。
背中にぶつかってきたのは、女だ。ブロンドの女、イイ女だという感想が出る。

「おう、どした。いきなり抱き着いてくるッてのは、ちと積極的だな、ン?」

クク、と喉を鳴らしながら、背中の女へと声を掛ける。
さて、この大木がごとき巨躯にぶつかって、水の中にこけでもしてないといいが。

ロゼ > 男のいささかの危惧はしかし、実現した。
隆々とした肉肌はまるで岩。相応のスピードで駆け抜けてきた分反動で受ける衝撃は大きい。――がつ、とぶつけた鼻は折れなかったのは不思議なくらいで、そのまま跳ね返るようにして女の体が小川のせせらぎの上へ飛んだ。

「い゛っ―――――ッ…!」

何やら声を掛けられた気がするがそのまま、夏の日に照らされてやや生ぬるくも感じるせせらぎの上に尻もちをついた。
続いて襲い来るのは臀部への鈍痛である。頭から水をかぶったような格好で、彼は膝ほどだったろうが女の背高からすれば腰を下ろすだけで胸や肩の高さほどまである水面にどっぷりつかり、金の髪を川の流れに揺らした。

「い、ったあああ…ぁ…、 ――――ぁ、ごめん、なさいね。 いたた、」

片目をつむり痛みをこらえ、彼を仰ぐ。と同時にはっとして息をひそめた。どうやら追っては小川の方とは異なる方角へ走って行ったようだが――それを感じとってやっと肩を下ろした。

イグナス > 「あァ、あぁ。」

酷い様だ、と男は笑う。この暑くて鬱陶しいだけの空間に別の要素がやってきたのは、実に好ましいことだけども。
せせらぎに落ちる彼女に軽くかがみこんで様子を確かめながら。

「あァ、いや、怪我ァないか、ないな?よし。
 ―――…俺ぁ、なんもないからいいんだけども。お前は、まあ、なんだ、よほど急いでたか。」

水面に浮かぶ金の髪を横目に眺めながら当然の疑問、そりゃあ、この巨躯が目に入らぬほどだから。
同時に片手を差し出して、立ち上がる手助けを、ば。

ロゼ > 色彩とすればこの男は赤だ。見上げてすぐ差し伸べられた手に自分のそれを重ねると、大人と赤子ほどの違いと、逼迫の果てにぶつかって川に尻もちをついた自分が可笑しくて、少し笑ってしまった。しぶきを受けて濡れた顔をもう片方の手のひらで拭いながら。

「怪我――は、そうね、あなた大きくて硬かったから。尻もちをついたのも痛かったけど。」

冗談がちにつぶやくもその半分は本当だ。衝突を受けて少し赤くなった鼻を触れると少しジンとする。ざぱりと体を引き上げられると、外出には申し訳程度の量しかない寝巻がべたりと肌にまとわりついた。長い髪も同じように。
兎角水分量の酷い塗れ髪を胸の前でまとめ、雑巾でも絞るようにぎゅっぎゅと水気を切る。

「 …ちょっと、追いかけっこしてて。ちゃんと前を見ては知らなきゃだめね。 ――はーあ、ぐっしゃぐしゃだわ。」

憐みではなくただ単に笑いを誘って傾ぎながら苦笑した。

イグナス > 同じように、釣られるように笑う女の様子と言葉に安心をする。どうやら、怪我はないみたいだ。
物言いに、クククと音を鳴らして笑いながら

「なかなかのモンだろう?――そりゃあ、下も水ン中でも硬い石だからなァ。
 ま、怪我ねえならなによりだ。」

身体を引き上げながら、改めて見やれば水浸し。酷い様だ、と二回目の感想。
それと、はて、首を傾げる。その格好にだ。

「追っかけっこねえ、――はあ、服も着替えずた、ずいぶんせっかちだったんだな。
 あぁ、あぁ、ったく、さすがに風邪ひくぞこれ。」

いかにひどい暑さの夏場とはいえ、だ。
寝っ転がってて全部渇きもしないだろうし――思案顔からの、は、と何か気づいたように。
至極、真顔にて。

「…ぜんぶ脱いで干しといたら乾くのでは。そして身体は冷えないのでは。」

――なんて、実にばかばかしくも提案を。

 

ロゼ > 顔を見上げるというよりは見仰ぐが正しい形容だ。白い顎先を持ち上げるながら、傾ぐ男に返す格好で反対側に顔をかたむける。
確かに寝巻の侭で誰かからの追手から逃げ惑うなんて、犯罪者か誘拐されたのどちらかだ。軽く息をつきつつ、塗れ髪を後ろに掻き上げながら後頭部を掻いた。

「 あー…。 そうよね、これじゃ風邪ひいちゃう。まあ、夏でよかったわ。」

とは言え服を乾かそうにも替えが無い。ややあって真上から真顔で降り注ぐ提案にぱちくりと長いまつげを瞬かせ――そうして軽く持ち上げた手で、ぺちりと男の頬を叩いた。叩いた、といっても音が立つ程度に触れ合わせただけだが。

「 すけべ。 」

卑下でも非難でもない。愛嬌さえ載せて悪戯にはにかむだけ。
――――だったのだが次の瞬間、

「 ―――――ッ   びぇ   っくしゅ ! 」

レディがするにはやや豪快に、うつむく形で大きくくしゃみを放った。

イグナス > この暑さならばそう簡単に風邪なぞ引くまいが。
ちょっとばかし戯れにかけた冗談に、帰ってくる返答はほっぺへの緩い緩い張り手だった
痛くもかゆくもないけれど、ほっぺに手を当てながら笑って、痛え、とひとこと。

「なんだ、もうバレたか。すけべなんだ、おれは。
 ――――て。」

冗談を続けていたなら、突然の大きなくしゃみに瞬き一つ。
ぱちぱち、と何度か瞬いて、数秒間無言の時間。
あー…、と若干迷うように視線を彷徨わせたのち。

「とりあえずアレだ。どっかの宿か、…んー。
 おっかけっこの鬼がうろついてちゃァ敵わん。送るのと、場所くらいは適当に知ってるがな。」

ほんとに風邪ひいてもね、ってことでの提案。
おっかけっこ、が剣呑な空気も持っていると予測しているか、付き添おうとの提案も付け加えて。

ロゼ > 頬に手を添え笑う男が、偉丈夫の割にどうしてか胸を擽る愛らしさを醸す。言えば怒るだろうがそんな感慨はそっと胸にしまい。

「 あたし、匂いでわかるのよ。 ―――すけべな人。」

くしゃみを放って言うにはいささか信憑に掛ける返しだ。頬を軽くうった手をそつと男の胸に添え、それからくしゃみをかました鼻と口を手のひらで覆って眉尻を下げた。
ともあれこのまま川に浸かって濡れ鼠でいるわけにもいかないようだ。
男の目がどこを彷徨うのかを同じくアジサイ色のまなこで追って、

「 ……、(女もまた、聊かに試案をめぐらせる瞬きを数度)
  じゃあ、 ―――  」

出会って間もない男への疑心や警戒を巡らす選択肢はしかし、自分を追いかける老人の輩よりは幾分にも”安心”だろうと思考を断ち切った。川からざぶりと上がり、道知らぬ自分はふと男へ振り返る。

「 お題はいかほどかしら。 」

それが是の返事である。

イグナス > 「そりゃあ不味い。―――もしかして最初ッからバレてたか。」

どこまで本気で冗談か。誰にであれ毒にも薬にもなる男はからからと笑った。
尚、すけべいであるのは事実のようで、証拠としては彷徨う視線が一度胸元に送られた、あたりだろう。
あんまりジロジロ眺めすぎない、程度は分別してるみたいだけど。

――ともあれ、聊かの思案と、そのあとの返答には満足げに男は笑う。
改めてこちらも立ち上がって、振り替える言葉に、ク、とまた喉を鳴らした。

「何、安くしとくさ。俺ァ商売人じゃあないンでな。」

タダとは答えない。具体的に何と示すワケでもないけども。
――にんまり、とちょっと意地悪、あるいは悪戯気に笑いながら答えた。
そうして彼女が了解するならば、歩き出すんだろう。はて、案内するのはどんな場所やら。

ロゼ > 商いの玩とする肉肌は、異性の、時に同性より向けられる好色の眦には敏感であった。それが無遠慮であれ紳士的であれ、どちらにせよ少しばかり擽ったいと感じるだけ。

「 言ったわね、信じるわよ。 」

好奇心をふんだんに含みつつも、やや勝気に響く声色はもとよりの女の性分でだ。
男が舵取る方向へ連れ立つ素足が再び草の汁と土や砂に汚れていくも、やはり女は気にしなかった。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からロゼさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からイグナスさんが去りました。