2018/05/29 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にシュルさんが現れました。
■シュル > 目が覚めてから数年、歩いていた無名遺跡を抜けて人目のない場所を歩き回っていた。
特に何も感じる事無く坂だと感じたまま歩き続けていると
見上げた所で大きな月が眼前に広がっている。
丘の上に立っているのは黒い風変わりな衣服を着た女。身体の全てが白く
月明りでも光る白い髪を夜風がなびかせ、しなやかな肢体が非常に軽やかに
より月が見える天辺まで登っていく。
「わー」
特に抑揚の無い声が月を見上げながら発される。衣服に包まれる身体は
しなやかで細身かつ張り出した大きく胸元の開かれている乳房や
殆ど外気にさらされている尻が柔らかに動く。
■シュル > 衣服は大きく胸がはだけ、下半身は覆う物が殆ど無い珍妙な衣服を着た女は
特に大きな岩を見つけると、殆ど膝を曲げる事の無い跳躍で半分以上もあった丘の頂上の
岩まで飛びあがり着地した。その上で氷を踏むような子供の挙動で
高いヒールの靴でコツコツと叩くと、ペタンと岩に腰かけ、再び空を見上げた
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にブレイドさんが現れました。
■ブレイド > 採取依頼の帰り。すっかり夜になってしまった。
できれば途中にある旅籠程度にはたどり着きたかったものの
これ以上歩くのも逆に危険だ。
少しばかり野営地に適した場所を探せば少し拓けた丘を見つける。
「あのあたりでいいか」
ちょうど少し大きな岩がある。
あの脇でキャンプでもはろう。
サクサクと歩いていけば、岩の上に何かを見つける。
「何だ、ありゃ……」
女?こんなところに?
■シュル > 岩の冷たさに少し身をよじらせるため、下を向くと
視界に人影が入り込む。
女はそのまま人影の見える方向を振り向くと一人の少年が見えた。
「ふぁ?」
緊張感の無い声で疑問の意志を投げかけ、こちらは動く事の無いまま
機動性が重視された装備と少年の姿を移り変わり早く眺めている
身体を後ろには動かさないまま、じっと振り向いた状態で
その様子を見ているようだったが、かしげる首は徐々に
深くなっている
■ブレイド > なんて格好してるんだ。
武器のたぐいをもっているようには見えない。
いくらなんでもこんな場所で、無防備すぎる。
「はえ?あ…え、あー……んー…
えーっと、そんなとこでぼっーっとしてるとあぶねーぞ?」
いや、大丈夫なのかもしれないが。
一応声をかけてみる。なにか人とは少し外れたような雰囲気。
だが、放っておくわけにも行かず。
■シュル > 「あぶない」
言う頃には岩にぺったりと付けていた手をグンと強く押し出した。
そうするとその岩の上には女の姿が無く、次に視界にその女が入る頃には
少年の目の前でまさに着地しようとしている光景であった。
派手に揺れる事はないが滑らかな白い肢体を、しなやかに折り曲げながら
風の音より小さい足音で着地する。
背は180cm程のスラっとした体形に、張り出した胸は衣服が開いていて
思い切り谷間が見えている。
「…あぶない?」
■ブレイド > 「ああ、そうだ。あぶ…」
というよりも先に、女の姿が消え…いや、目の前にいた。
音すらもなかった。跳躍?瞬間移動?
ともあれ、着地して身をかがめる女を見下ろし
立ち上がるさまを呆然とみている。
扇情的な衣装…それ以上に黒い目。
人ではない?
「な…え、魔族……か?」
■シュル > 「魔族とは違うの」
否定を返してすぐに、女はペタペタと少年の装備や体に触れる。
非常に不思議そうな顔をしていた、それらを始めて見るのと似ていた。
少年に触れる時に、性的な衣服に身を包んだ白い身体が視界からさらに近づく
「遺跡にいた、ずっと…さっき出てきた」
その説明をしている間にも、避けない限り女の触れる手は止まらない
■ブレイド > 「なっ!?えっ…なんだ?」
反応は意外なまでに早い。
魔族ではないらしいが…遺跡にいた?
魔法生物、のようなものだろうか?
ペタペタと触られる感触はややくすぐったくもあり
その体が近づくと、少しどきりとしてしまう。
「さっき?遺跡から…えっと、敵じゃねーってことで…いいのか?」
触られながらも女に質問を投げる。
■シュル > 「敵かどうかは、お兄さんが、ボクを攻撃してないから、敵じゃない」
ある程度触ると、その手は降ろされる。
視界を合わせるために、グッと腰をかがめて、手を膝に付けると
また首をかしげて少年の方を眺めていた。
「それともお兄さんは攻撃してくるの?」
屈んだ姿をしていると谷間が強調される。
防衛に関しては受動的に敵味方を判別するようだった。
■ブレイド > 思わず体を見てしまう。
無防備な様子を見れば意図しているものではないのはわかるが。
少し頬を赤らめつつも女の言葉には首を振る。
「しねーよ。オレだって別に戦いたいわけじゃねーし」
お兄さん?見た目は彼女のほうが大人のように見えるが…
やはり遺跡の生物だからだろうか?
出てきたばかりらしいから、外に疎いようではあるが。
「とりあえず…その、ここがてめーの場所だってなら邪魔しねーよ。
キャンプできそうなとこ、探してたんだけどな。
えと、オレは攻撃しねーけど…ま、気をつけろよ?
あぶねーやつとかもいるからな?」
少し無邪気そうな女性型の遺跡の生物。
悪いもの…ではなさそうだ。
この姿から、それこそ襲われそうではあるが。
■シュル > 「ココはボクの場所じゃないよ、お兄さんの場所じゃないの?」
視線が自分からたまに外れるのを見ると、女は自分の身体を見ているのを
何となく感じたのか、むにゅりと豊満ではないが大きな乳房を寄せ、谷間を深める。
「お兄さんの場所だったら、行こうかと思ってた。そうすると、誰の場所でもないね」
寄せた乳房を自分の指先で撫でながら、服装だけでなく
ちょっとした挙動が既に扇情的ともいえる振舞だった。
■ブレイド > 「オレの場所でもねーよ…ま、アンタの言うように誰の場所でもねーから気にすんな
どっか行く必要はねーだろ…たぶん。
えーと、せっかくだし、なんか食うか?
別にオレがここにいるのが嫌だーってなら別のとこ探すけどよ」
彼女の動作から視線がバレているのがわかり、なんとなく気恥ずかしい。
いや、それもだが、そういう動きをされると…なんというか、こまる。
「あー、えっと…その、なんか服とか…ねえのか?」
乳房を弄ぶように撫ぜる彼女の様子、その振る舞いに少し困惑。
彼女が危険でないと思ってしまえば、余計に意識してしまうわけで。
■シュル > 「大丈夫、ずっと遺跡の中にいたから、人といるのは嬉しいよっ!」
声色が無邪気な少女のように高くなる、その外見から不自然な物ではないが
ただ無表情でいるよりもずっと幼く見える屈託のない笑顔で、少年に向かって笑いかけた。
だが、何やら困惑する少年には再び首をかしげる
「服?…服は、コレがあるよ」
自分の際どい服を差しながら、股間をただ一本包んでいる布を撫でている。
■ブレイド > 「ん、そっか。ずっと一人だったのか?
ならつまんなかったんじゃねーのか?
ま、んじゃここでキャンプするからよ。一緒にどうだ?」
笑顔を向けられた。思った以上に幼く見える笑顔。
警戒は不要だろう。こちらも微笑みを返す。
無邪気さと身体のギャップが危うさを助長させているわけだが。
「あ、いや…その………えーっと
男ってやつは、女の肌とかを見るとその…なんつーのか
発情するっつーか…だから、人の多いところに行くつもりがあるなら隠したほうがいいぜ?」
動作そのものをたしなめることはできないが。
それにしたって、少女の無邪気さを有するには不釣り合いな身体だ。
■シュル > 「うん、イリシッドがボクを作ってから、ずっと前にいなくなっちゃった」
イリシッドとは地下世界の湿った洞窟や地下都市に棲息し
他の知性的な種族を超能力で奴隷にしたり
あるいは脳漿を捕食してしまうことで恐れられている魔族だった。
過去形である、既にこの世から消滅、滅亡した種族の名前である
「隠すの?…コレ?」
股間を包む、わずかな布をキュっと引っ張ると、横から見える
丸く白い柔らかな尻が強調され、布が谷間に食い込む
「でもこれで、今日一日歩いてた」