2018/05/09 のログ
紅月 > 「ちぇっ、カインのイジワルぅ…っふふ」
自分で言っていて笑えてきてしまった。
結局男につられる形で楽しげに笑って。

「あ、あんたって奴ぁ…この遊び人め」

悪くなかったと言われれば、それはそれで恥ずかしい。
どうする、と言われれば…種族揃って酒好きの鬼神が釣られない訳もなく。
ううぅぅぅ~、と、少々恨めし気。

「あーもーわかったわよ、行くわよ行かせて頂きますぅ!」

パチン、と両手で白刃取りするように挟んで手をとり、やっぱりどこかムスくれて。
けれどもその頬が染まっておれば、威圧感の欠片もなく。

カイン > 「男なんてのは基本的にそんなものだと思うがな」

いけしゃあしゃあと言い放って見せながら、相手が手を取ったのを
見て取ればそれを引いて体を並べてから手を放す。

「それじゃあ行くかね。
 美味い酒のある店が平民地区にある」

そう上機嫌に笑って言い返しながら、
夜道をランタンで照らしながらその場を後にしていくのだった。

紅月 > 「おいこらちょっと。
全世界の誠実な男性方に謝ってらっしゃいな」

ジト目、再び。
それでもこの男のこういう愉快なところが気に入っているのだから仕方ない。
…口の端が上がっていることが、バレなければいいのだけれど。

「全く…エスコートお願いしますよ、ダーリン」

そんな風にふざけあって、二人で夜の闇に溶けていくのだ。
…甘い時間があったかどうか、それを知るのは二人だけ。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からカインさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」から紅月さんが去りました。