2018/02/16 のログ
■スナ > 「カカカッ、不潔だと? 出したてのおしっこはむしろ………っと、あらら」
当然の反応といえばそのとおりだが、ナナカマドは少し無垢に過ぎたようだ。
スナの強烈過ぎるアプローチと行動に、赤面し、狂乱し、逃げ出してしまった。
「……また会おうなぁ、ナナカマドよ。木苺ありがとなぁ!」
全速力で走り去っていくナナカマドの背後に、精一杯張り上げたスナの声がかかる。聞こえたかどうかはさておき。
「……ククッ、ちぃとやりすぎたかね。でもまぁ、また会った時は笑顔で応えてくれるじゃろ。
根に持たれとっても、まぁ色々やりようはあるからの。ククク……しかし、半陰陽の耳長とはなぁ……フフッ」
立ち上る尿臭に包まれながら、スナはしばしそこに居座り続けた。
ニコニコと作り笑いを張り付かせ、見た光景や舌に走った味に思いを馳せながら。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森」からスナさんが去りました。