2017/10/22 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にフェロ―さんが現れました。
■フェロ― > メグメール自然地帯――魔物が多く存在する地域として有名なその場所には謎が多く存在する。
それを調べる研究員というのも当然存在し、その手伝いをする研究員が此処にも一人。
とは言え、王国を出てすぐの場所であるが故、危険も少ない代わりに大したデータも取れない事が多いのだが。
そして危険が少ないとはいえ、大した装備も無く白衣姿で川辺に蹲り、水を採取している姿は危機感が無いにも程がある。
「……えぇと。後は……あ、これでお終い?」
複数個所の水のサンプリングを、という教授からのお使いの様な仕事。
幾本目かの試験管に封をして、ポーチに居れると地図を見やりさて残りはと確認するも。
マーキングされた地点は今の場所で最後だった。
■フェロ― > 再度,ポーチの中身を確認し試験管に張り付けられたラベルの番号と、地図に記載された番号を見比べる。
問題が無い事を確認すると仕舞い込み、よしっ、と胸の前で拳を握り込んで控えめなガッツポーズ。
その気合が功を奏したのかどうかは定かではないが。
帰路に問題は発生しなかった、らしい。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からフェロ―さんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にカイルさんが現れました。
■カイル > 「ちっ、うぜえな。足止めくらったのが運の尽きだったぜ。」
小さくためいきをつけば焚き火に薪を投げ入れた。
パチ
焚き火にくべていた薪が崩れて火の粉が夜空へと吸い込まれていく。
「まあ、後は帰るだけだからそんなに急ぐ道のりじゃねェけどさ。」
先程、蛇を仕留めて皮を剥いで串に突き刺し下ごしらえしたものを薪の上に掲げれば近くに置いてあった酒瓶をとって喉へと流し込む。
「ぷは。こういう時はさっさと酔っちまうに限るな」
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にナイチンゲールさんが現れました。
■ナイチンゲール > 「……参ったなあ。いつもはここで迷うことはないんだが」
そう呟きながらランタン片手に歩く女の姿が一つ。彼女の周囲にはツンとしたハーブのような匂いが漂っており、それは艶やかな唇に咥えた長い紙巻煙草から発せられているようだ。その匂いを嫌ってか、闇の中に潜んでいる筈の魔物や獣は、女に襲いかかることはなく遠巻きに睨むだけであった。
「もう随分暗くなってきた……。飛んで帰ってもいいんだが、箒は股が痛くなるからあんまり使いたくないしなあ」
そうぼやきつつ夜の森の中を歩いていく彼女の視界に、煌々と輝くオレンジ色の光が見える。しかも微かに肉の焼ける匂い。もしかしたら誰かが野宿をしているのかもしれない。これは幸運だ、ちゃっかりご相伴に預ろうとそこに近づく。
「おーい。君、野宿でもしてるのか〜?良かったら私も仲間に入れてくれると助かるんだが」
といつもの呑気な調子で声をかける。ニコニコと穏やかな微笑みは崩さずに。
■カイル > 「ん??」
首をかしげる。人の気配を感じておれば目をパチクリと瞬かせて。
こんなところに人か??しかもこんな時間に。
そう思ってみせれば少し警戒の色を見せる。声をかけられれば相手に敵意はなさそうだが警戒心は崩さずにいて。
「仲間に入れるのはかまわねェけどさ。あんたも何かもってんだろうな?まさかタダ飯に預かろうなんて思ってやしねェか??
少しうさんくさげな表情を彼女へと向ければ顔を左右にフルフルとふってみせて
■ナイチンゲール > 「んー……今のところ紅茶や薬しか持ってないなあ。正直腹を膨らませるようなものは持ってない。すまんな」
きっぱりそう言って笑う。見れば持ち物は手にしたランタンや腰の小さなポーチ、咥えている煙草ぐらいだ。どう見ても手ぶら同然である。
警戒心を抱かれているのに気付いているのかいないのか、しれっと焚火の方へと近付いていく。
「まあ大したものは差し出せないが、これも人助けだと思って暖を取らせてくれ。夜の森はかなり冷える。風邪を引いたら堪らん」
神経が図太いのか、そんなことを言ってみせながら穏やかに微笑んだ。腕をパッと開いて、敵意がないことをさりげなく示す。
■カイル > 「紅茶か。せめてうまい酒でもありゃあ、歓迎なんだが、茶と薬ねェ。」
顎を撫でながら無精髭のざらつきを手で弄んでおれば耳に浅く指をいれて耳の内側を各ようにして、彼女を見上げるようにするだろうか。
「まあ、暖をとる分にはかまわんがな。薬っていうのは何があるんだ?何か鎮痛剤の類があったら譲ってくれよ」
そういいながら彼女へとウイスキーの入った酒瓶を差し出した。
さすがに何も持っていないからとして饗さないのは器が狭すぎるだろうと男は考えたらしく。
■ナイチンゲール > 「酒はあんまり持ち歩いたことがないんだ。嫌いじゃないがな。鎮痛剤ぐらいならお安い御用だ。えーっと、確かここに……」
腰のポーチをごそごそとまさぐり、小さな小瓶を取り出す。その中には薄緑色の液体が入っているようだ。
「あったあった。傷の痛みを抑えるポーションだ。味は不味いが効き目はある」
そう言って相手にポーションを差し出し、それからウィスキーを受け取る。
「ありがとう。喜んで頂くよ」
とそのまま瓶に口を付ける。回し飲みには抵抗がないようだ。そして男らしく豪快にラッパ呑みをし、口を離してほう、と息を吐く。
「あー、久しぶりに酒を飲んだ。なかなかキツいウィスキーだな」
■カイル > 「助かるぜ。どうも今朝寝違えたらしくてな。首が痛くてしかたねェんだ。」
そういうと肩をすくめる。切られるだの焼かれるだのは慣れたものだが、どうもこういう地味な痛みは苦手だ。
彼女から小瓶を受け取ればコルク製の蓋を爪の先で刺すようにして抜き薄緑色の液体を一気に喉に流し込んだ。
「うェェ。。。舌に触れねえように飲んだのにくっそまじいな。コレ。もちっとマシな味かと思ったのに、想像以上だったぜ。」
小さくため息をつけば酒を飲み干した彼女へと手を伸ばして。
「おいおい、遠慮しろとは言わねえが全部は飲み干さねえでくれよ?」
そう口にすれば渡せというように催促してみせて。
「ほれ、ろくなもんはねえがメシもあるぜ。」
皮を剥いで焚き火にかけていた蛇がちょうどいい具合にやけてるのを見れば、一本をとって彼女へと差し出すだろうか。
「固てェからよく噛んで食えよ」
■ナイチンゲール > 「ははは。見たところ君はかなり無骨で戦い慣れしてそうなのに、寝違えで鎮痛剤を使うのか。なかなか面白いな」
様々な傷を受けてきたであろう相手が、まさか寝違えに鎮痛剤を使うとは思わず愉快そうに笑う。そういう地味な痛みを嫌がる様が面白いと、思いながら、隣に腰を下ろす。そして促されるまま酒瓶を相手に渡しつつ、
「良薬は口に苦し、と言うじゃないか。王都の街で売ってるような粗悪な薬じゃなく、ちゃんと森から採取した薬草を煎じて煮詰めて作ったポーションだからな。不味いほど良く効くだろう」
と揶揄うように言う。返した酒瓶の中身は、あと数口というぐらいは残っているだろう。
そして蛇の丸焼きを差し出され、礼を言いつつも早速受け取り口に入れる。……が、咀嚼した途端渋い表情に。
「……うん。前に面白半分で薬の材料のイモリの黒焼きを食べた時の食感に似ている」
となんとも言えないコメント。