2017/09/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にタピオカさんが現れました。
タピオカ > 「あっ、あああああっ……!おっきいっ、おっきいの……っ!
きちゃうっ、おっきいのきちゃううぅっ……!」

秋の晴天、昼下がり。王都郊外に流れる小川のほとり。
裏返りかけた、はしたない声が響く。
そこには大きな獣に組み伏せられた少女が裸身をくねらせて――

いるのではなく。銀髪の遊牧民は釣り竿を手に大騒ぎしていた。のんびりとした釣りの最中、手製の簡素な釣り竿が折れそうになる食いつきが寄せ、立ち上がって両脚をふんばって竿を引いている。やがて水面に浮かび上がってきた魚影は……

「……。あは……。大物……」

ボロボロのロングブーツであった。水をたっぷり吸って重いそれは、「はい残念」とばかりにつま先に空いた穴から川の水を垂れ流していて。乾いた笑顔でそれを見つめて。サーカステントのピエロならこれをナイフとフォークで美味しく頂けるだろうけど、あいにく自分はその域まで達していなかった。一応戦利品とばかりに脇に置いて。釣り餌を付け直して座ると釣り再開。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアシュトンさんが現れました。
アシュトン > (彼女がそんなこんなをやっている最中、特に気配もなく物陰から、ぬっと人影が現れて)

まぎっ! らわっ! しいわっ!

(一足に駆け込んで、小さな頭をペシンッと軽くはたこうとする。
なんだか無駄に躍動感のある一撃であったとか。まぁ音が激しいだけで痛みは殆どないのだが。
――少し時間を巻き戻して。
郊外にある川で妙な魚を見たので、調べてきてくれ。という依頼が入った。
そんなすぐに見つかる訳もなく、目撃場所の近くでテントを張って過ごしていたのだが。
そこへと現れたタピオカの姿。
もし釣れたら報酬山分けするから協力してねー、的な感じでこのような状況になっている、らしい。

なお、少し離れた場所で川の中を調べていたのだが。
妙な声が聞こえ、万が一に備えて急いで戻ってきたのは秘密である。
具体的にはズボンの裾がずぶ濡れだったりとか)

タピオカ > (七色に光る宝石のような魚だとか。そんな魚を見たという話が複数人から寄せられると好事家たちのほうが食いついてギルドに上がった依頼。冒険慣れをしている彼とゆるく協定を結び、郊外の小川で張っていた……というわけだけれど)

あいたっ!?……えへ……ごめんなさい。

(ぺし、と小気味よい音と共にはたかれて、首をすくめつつ。後頭部に片手を当てての誤魔化し笑い。……と、彼のズボンがずぶ濡れとなっている様子にぱちぱちと睫毛弾ませて。悪戯っぽい顔つきになった)

もしかして、心配して様子見に来てくれた?

(きっともう一度はたかれそうな事を戯れめいた声音で尋ねては、ひゅ、と釣り針を小川に放り)

アシュトン > (実際に宝石が付いている、という訳ではないのだろうが。
そういう妙で綺麗な存在に、食いつくモノたちも多く。そんな方々からお金を貰うのが、自分達の仕事である。
ある程度の準備費用や、経過日数による拘束手当もつくので、のんびりと構える心算満々であったとか)

まったく、たまたま近くまで戻ってみれば、奇妙な声あげやがって。
魚が逃げちまったらどうする心算なんだ。

(魚云々は本心も混ざるものの、「たまたま近く」というのは嘘である。
暫く前に、やや離れた場所まで調べにいっていたのだから。
軽い一撃を入れた後、彼女の頭頂を数度ぺちぺちやったのち、一息と吐き出し
相棒の顔に浮かんだ表情に、訝しげと頭を傾け)

………………

(僅かな沈黙)

はっはっはっは、そんなわけないだろー
まちのそととはいえ、やとうやまものがでるにはまちにちかすぎる。
それにまんがいちがあっても、そうなるまえにタピオカからたすけがきこえるはずだしー?

(視線をすっと横に逸らして帰す言葉は、なんか微妙に聞き取り辛い。
表情はポーカーフェイス、なのが逆に怪しい。
「そんなこと言ってる暇があったら、晩飯位釣ってくれ」と言い直せば、また彼女の頭をぺちぺちとしてやるのだった)

タピオカ > (剣を握る時や危険が迫る時以外は基本的のんびり思考の遊牧民としては、天気の良い日にこなす依頼としてはこの上ないもの。釣りついでにもしかしたら報酬が入る、という事もあるし。彼とまったり過ごせるしで良い午後を送っていたわけで)

ごめんよー。すっごく食いつきよかったから、依頼とは関係なく興奮しちゃったよ。
そんな変な声だったかな。
……アシュトン、しばらくここで泊まり込みだよね?
僕もお邪魔していいかな。

(とってもノリも勢いも満点な一撃を食らうのは、逆に楽しげな様子で。素直に謝った後、必死だった自分がどれだけはしたない声音だった自覚もないらしく小さく首を傾げ。……頭に触れられるのは好きなので、ぺちぺちされると機嫌よさそうに少し目を細めつつ。長期戦に構える彼のテントに少し
お世話になりたいと強請り)

……っふ、……あはは!
アシュトン、アシュトン……っ、すっごい棒読み!

(イントネーションが硬い喋り方にはきょとんと相手を見上げていたかれど。やがて吹き出せば、肩を震わせて軽やかに笑い。まったく表情が常と変わらないあたりが笑いを誘ってしまう。軽く身を折り曲げるようにして笑うと、彼のセリフにはーい、と頷いて。再びぺちるその手を、そっと優しく片手で触れるのだった。そのまま引いて、自分の頬へとゆるく押し当てようと)

アシュトン > 釣りで大物かかった時は、何時もあんな感じなのか……?
とりあえず、隣に他の釣り人が居たら、物凄いびっくりする声だったのは間違いない。
二、三日経ったら中途報告に戻るが、それまでは泊まり込みだな。
ん、あぁ、構わんよ。ちょっと多めに用意してきたから、釣った魚を足せば二人分でも大丈夫だしな。
――その代わりに、夜はさっきみたいな声を聞かせて貰うけどな

(テントも、今回は居住性を重視して大きめ。
彼女と自分の二人なら、広さとしては十分である。
軽く頷いて了承した後に、最後と付け加えた言葉で口の端を軽くと上げ)

くっ、くっ……!

(何か言いたげな様な、しかしこれ以上口にするとさらに墓穴を掘りそうな。
葛藤するうめき声が数度聞こえた後。手が取られるとまた深く息を吐き出し)

俺を手玉に取ろうだなんて、10年早いよ、まったく。
へいへい、変な声が聞こえたんで、急いで戻ってきましたよーだ。
もしもの可能性を考えて、心配してましたー。

(掌が頬へと宛がわれれば、ムニムニと揉んだ後に、ゆっくりと撫で。
少々ふてくされた様な物言いの後、濡れた裾を捲り上げ
座り込んで釣りを再開した彼女の後ろへと、すとんと腰を降ろすのだった)

タピオカ > ええっ……そんな大声だったかな。
夢中の時ってまわりが見えなくなるから……。
そっかそか。それじゃあしばらく、お邪魔しまーす!
がんばってお魚釣らなきゃねー。食べるほうも、その依頼のほうも!
――えっと……その、それって……。……うん。いいよ。

(彼の物言いだと、相当な声量と内容だったとは窺い知れる。うつむくようにして言い訳めいた事呟けば。数日の間彼のテントにお邪魔しても良いらしい。ぱっと顔色明るくして。にこにことすっかりご機嫌。――続いた台詞には、かあっと頬を薔薇色に染めて動揺した後。そのまま、そっと微笑んで彼を上目遣い)

……ふふっ。
アシュトンって、そういうふてくされかたするんだね。
知らなかったよ。
――ありがとね。心配してくれて。
僕は雨ざらしの旅人、遊牧民だから。心配してくれる人が居るのはとっても嬉しいな。

(ムニムニされると、あうう、と眉根を寄せて顔色を赤くし。どこか茶目っ気のある彼の新しい一面を知った気になり嬉しくなる。心配で来てくれたんだと遠回しに伝えてくれると喜色を深め。そっと微笑み。彼と横並び)

思ったんだけどさ。その例の魚って、逆に奇妙な声に引き寄せられたりするんじゃないかな……?

(釣り糸垂らしながら、ふと思いつく。
己の奇妙な声……。喘ぐよな声に、もしかしたら件の魚が逃げるのではなくて。引き寄せられるんじゃないのかと提案する。つまり、その状況を彼と再現すると良いのではないかという話で。)

アシュトン > 夢中の時はまわりが見えなく、あぁ、うん、そうだね……

(色々と思い出しているらしい「色々と」。
主に、男と女のアレな状態な訳だが)

間違って依頼の魚を食べちゃわないようになー。
はは、勿論そういう意味、だけどね。それじゃ、後で二人分の寝床を用意しておかないとな。

(分かりやすい反応に、喉を笑みで鳴らせば肩が揺れ。
愉しげな視線で、彼女の姿をじーっと見ていた)

師匠から、なるべく感情を揺らがないように、躾けられたからな。我ながら修行不足って事だぁね。
ま、いいさ。何事も無かったのならばな。
そうさな、冒険者や旅人なんてのは、独りっきりの時も多いからな。
なら、二人でいるとき位は、そういうのもいいんじゃないかな、と。

(もう流石に諦めたらしく、あれこれと言い訳する様子はない。
案外、受けに回ると弱い様であった。
なんだかと嬉しげな表情と言葉を眺めた後に、照れ隠しも混ざっていたのだろうか、フイと水面へと視線を移す)

何だ、夜まで我慢できなくなったとか?
なんて冗談は置いといてと。そういう情報も、何件かはあったんだよな。
場所もいいし、そういうカップルがたまたま見かけても、不思議はないとは思ってたが。
逆にそう言う報告が無かったのは、ごつい男の冒険者二人組……んん?

(一瞬となんだか悪い笑みを浮かべるモノの、すぐにとやや真剣みを帯びた顔へと変わり。
思い出すように空を見上げ、呟いていたのだが。
「男二人組」で、あー、うん、そっかー、と何かに気づいてしまったらしい。
人間の業は、深い)

それじゃ、依頼達成の為に……お天道様はまだ高いけどね
俺としては、外れだった方が、ちょっと嬉しいけどな。

(依頼が完遂してしまえば、ここに二人でいる必要がなくなってしまうから、であるが
白昼ではあるが、丁度人気は無さそうだ。
ももそそと彼女の方へと向き直れば、身体を前のめりに傾けて。
微かに吐息でくすぐるように首元へと唇を近づければ、そのまま吸い付いて。
そろりと伸ばした掌が、胸元を撫でるように近づいてゆく)

タピオカ > ううぅ……!
そういう生返事的な感じで思い出されるのが、すっごく恥ずかしい……!

(きっと彼の脳裏に蘇るのは、自分のあられもない状態なんだろうかと思い至ると、きゅっと唇結んで赤くなって)

食べないよ!
……あ。でももしかしたらすっごく美味しいかも。

(彼の揶揄には、今度は唇を尖らせるようにして声音を高くし。邪悪な想像が浮かんだ。見た目も輝かしく、中身も珍味かも、だなんて。じっと見られると、どこか羞恥心をくすぐられる。片手をなんとなしに胸元に寄せ)

そっか、あのお師匠さまから……。
僕は常に感情ゆらぎっぱなしだから、逆にアシュトンのポーカーフェイスを見習わないと。
……えへ。そうだね。今だけは、そういうのもいい。
前にも似たような事言ったけど。アシュトンが夜に月を見上げている時は、僕も同じ月、見てるからね。

(照れ隠しをする大柄の身体も、怒られそうだけどなんだか可愛らしく見える。くすくす肩震わせつつも。二人きりのときはもちろん、離れていても同じ空の下で繋がっているよ、とばかりに彼の瞳を覗き込むようにして告げ)

ちっ、違うよう……!って冗談だったの!?
その情報があるってことは、試してみる価値もあるよね。
男の人の二人組……。

(一瞬の形勢逆転に顔色を真っ赤にして首を振るけれど。あっさりと振り回される様子。件の情報についてはやっぱり、とばかりに頷くものの。男2人組の意味深さをなんとなく感じるとぽわわんと頭の上で何か浮かんで、目元が赤くなる)

えへへ。そうそう。お仕事お仕事。
って言っても、僕も同じ意見かな。へへっ。
っ……んっ、ぁ……。

(自分としても、一緒に居る理由がなくなってしまうのは残念という思いは同じ。けれど、今こうして彼と触れ合う口実にはなってくれる、このお仕事。吸い付いてくる唇。双肩がふるんと揺れると、心地よさそうな声音が漏れ。その感触に、瞳がとろんと溶けていき。胸元の淡い膨らみに彼の手が寄せられて。吐息が熱くなる。柔らかさとあたたかさが同居した、雌のふに、としたさわり心地が彼の指に触れ)

アシュトン > ……そう言われると、すっげー味に興味がわいてきた。
見つけた時には既に喰われたって事にして鱗だけ持ち帰る……いやしかし、生け捕りで達成した金で贅沢した方が……ッ

(自分で食うなと言っておきながら、なんだか苦悩している男一匹。割と好奇心に弱い模様。
見張りなんて勿論いる訳もなく、二人で口裏を合わせてしまえばバレる事はない、のだが。
報酬と依頼人を裏切る訳には、とう葛藤が渦巻いている)

俺は「そういうの」だから必要なのであって、女の子は表情と感情豊かな方が可愛いと思うぜ?
夜空を見上げて、月が綺麗ですね、とか一人で呟いたりするんだろうかな

(実際に口に出せば、間違いなくペチられる。まぁ置いといて。
どこかの本で見たようなセリフを口に出せば、冗談じみたようにまた肩を小さくと揺らすのであった)

いやぁ、タピオカの得てる情報から、どういう理由でそんな考えが出てきたのかなって、思ってさ……ふふふふふ。
なんだ、知らずに言ってたのか、それじゃぁやっぱり……?
……そっちは気にしないように。

(元々若干ニヤついていたのだが、情報を知らずに言った言葉だと分かれば、更にニヤニヤ。
その男二人は、荒事に慣れた冒険者らしく、筋骨隆々。血と鉄にまみれた、まさに益荒男。
なのが余計に、想像される内容から、己の表情を曇らせる結果となった。忘れよう)

依頼はスマートに、時間を掛けずに終わらすのが、出来る冒険者ってね。
ま、そういう事だ。私情は……「だったらいいな」位にしとくか、な。

(よしんば上手くいって「しまった」場合は、達成依頼なんて理由を付けて、どこかの酒場にでも。とは思うが。
こういう状況も限られる訳で、惜しいのは確かだろう。
柔らかな肌に唇を重ねつければ、ちゅっちゅと数度口づけた後、強く吸い上げ。
朱く口づけの跡を残し、口元をゆっくりと離していって。
相変わらずと手に触れる膨らみはささやかであるが、伝わる柔らかさはとてもと心地がよい。
まずは衣服の上から数度撫でた後、指も使って鷲掴みにすれば、パン生地でも扱うようにこね回し。
もう一方の手が太股に触れれば、スカートをめくり上げ、その根本へと近づいてゆく)

タピオカ > (珍味か報酬かで悩む彼の様子に横で同じように葛藤しつつも。好奇心に悩まされる相手の仕草にはどこか、肩をゆるく震わせるようにして笑いだしていたとか)

そっかな。そうだといいな。
あ、でも。アシュトン。僕の前ではポーカーフェイス、しないでほしいな。ありのままでいてほしいな……って思う。だめかな。
……わっ、アシュトンの口からそんな甘い台詞出るって知らなかった!ほんと知らなかった!

(後ろ暗いよな工作だって、彼の稼業ではするのかもしれない。その際に感情が不要になるのかもしれないけれど、自分の前では素のままでいてほしいな。だなんてワガママ浮かべて。続いた台詞には思わずぺちりたくなりつつ、両目を大きく丸めて頬紅赤くし。だいぶ驚いた様子で声音高くし)

えっあっ、え……!
う、うん……。

(件の情報筋については、思考回路がパニックになった。
あわあわ、むきむきなマッスルハッスル2人が絡み合う様子が浮かんできてしまってろれつが回らなくなる)

そして出来る冒険者は、お仕事に振り回される事もしない……っていうのは言い訳になっちゃうかな。
あぅぅ……。ふ……、アシュトン……。

(唇を強く吸い上げられると、心地よさそうに甘く鼻をならしてしまう。うっすらと瞳に水の膜がはってゆらめきだす。
弱い胸元を衣類越しに撫でられると、それだけでうなじの産毛がそそりたってしまい。鷲掴みにこね回されると乳房が火照ってひどく熱っぽい。スカートの襞に沿う太腿は、触れると少ししっとりして。雌の汗で滑やかになった熱がこもっている。根本に近付くと、腰裏がふるんと揺れ。睫毛が落ち着きなく震える)