2017/08/20 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」に火棘さんが現れました。
■火棘 > 月明かりの届くくらいの木々の下を歩く人の姿
寝床で横になってたものの、寝付けずに外にふらりと出てみた
夜の森は獣の鳴き声くらいが遠くから聞こえてる
開けた場所にくると、月が浮かんでて
青白く森を照らしてた
遠くのほうには山も見えるし、逆には人の街の明かりも見える
適当な岩に座って、眠気がくるのを待とうか…
軽く脚を組み、組んだ膝のとこに肘をつくようにして顎をのせる
■火棘 > 緩やかな夜風は森を抜けてきたから
涼しく肌に触れ、髪を撫でるように流れて
目を閉じてると、そんなわずかな風にも気づくように
もう少し、眠気がくるまで
風と対話をするように髪を好きに遊ばせたまま過ごしていく
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」から火棘さんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にオルナさんが現れました。
■オルナ > 切り立った山間、街道も遠く集落はおろか人の気配さえ感じられない場所。
休日を見つけて古代遺跡の調査に赴いたものの。その道すがら道に迷い。
麻布の寝具こそ背に負っているものの。日も暮れかけてはいる状況で、
「やっぱり、……無理しても。雇うべき…」
ため息こそ漏れるがしっとりと汗ばんだ肌は黒の装束に包まれ、
肢体の曲線こそ外套に覆われている為、伺い知れずにいて。
間際に聞こえる小川の音を頼りに、せめて喉を潤して野営に備えようと
場所を探してはいるものの。
人はおろか魔に近い者でさえ現れかねないことに警戒を強くしていて――
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にエズラさんが現れました。
■エズラ > 女が迷う場所からほど近い場所、小川のせせらぎを傍らに、流木に腰かけながら釣り糸を垂らす男が一人。
簡単なテントを張り、ぼんやりと流れていく時間を楽しみつつ、手応えがくるまでじっと待っている――
ギルドの依頼ではない、個人的にキャンプへやって来たのである。
「……平和だねぇ~……――」
呆けた呟きを漏らしつつ、人の気配にはまだ気付いていない。
しかし、焚き火を熾しているので、側にいる者にこちらの場所はよく知れるであろう――
■オルナ > 「……?」
枝葉の擦れる音に混じって、水音が近く聞こえ出せばかすかに
人為的な匂いのそれが伝う。誘われるように分けながら歩を進めていくと、
「川、……と…」
一瞬警戒を解かれるような長閑な光景。暮れかけた日にさして
釣りを愉しむ姿が見てとれて。
「………」
思案気に以前のことを思い返しながら。気づかないうちに場を離れて、
河際の何処かに寝床でも探そうと思うまま。けれど、物音はしっかりと伝い。
挨拶くらいは、……なんて思い直してもいる様子。
■エズラ > 「ん……?」
何かの気配――釣り竿を置いて振り返ると、そこには。
こちらを見て、何やら思案している様子の女。
男はにっこりと笑みを浮かべて手を振る――
「よう、オルナじゃねぇかっ、久しぶりだな――」
その出で立ち、女にしては上背のある背格好、いつもむっつりと不機嫌そうな――実際はそうではないことを知っていたが――顔。
出くわした知己に、こっちに来いよ、と手招きする。
仕事の帰りか、などと問い――
■オルナ > 遠巻きに挨拶を返しながら、会釈だけをして。
「そんな、……ところ。それじゃ」
川沿いに道を降りていくと告げて仕切り直し。
また人手を集めて、その為にはお金が――なんて思案がぐるぐると巡るうちに、
汗だけでも流していきたくなるものの。
「……ところで、貴方は。何を?」
治安も良いとは言えないものの。それこそ自信の裏返しかも。
以前のことを思い出して警戒しつつ。意図だけは確かめておいた方が―――
簡易テントの間際にまで。水下のせいか近づき談笑に。
■エズラ > 「おいおい、そんなつれねぇこと言うなって――オレか?」
挨拶だけ済ませてさっさと行ってしまいそうになる相手を引き留めようとしたが――続く問いに答えるうちに、相手も側に来ていた。
「今日は休暇ってやつだ――たまにこーして、山に川にと触れたくなる。ま、男の性ってやつだな」
釣り竿の隣にある桶には、既に釣り上げた川魚が泳いでいた。
そして、男はムフフと笑みを浮かべる。
いつも見せる、助平心を隠そうともしない顔――
「……そろそろ日も暮れそうだしよ、飯でもどうだ――」
……無論、それだけではない、と暗に語っていたが。
■オルナ > 「男の性、……なるほど」
色々な意味で納得した、という表情を作りながら。
川魚や簡易とはいえ雨風のしのげる場所に魅力は感じていて、
「ん、……何かで。あとで返せるなら、ご相伴に……」
表情でそれとなく察しながらも。川べりで夜通し歩き、
体力を消耗した状態で魔物か、野党かに襲われるよりはと思い直して――
簡易テントの前の焚火回りに、腰を下ろして落ち着いてしまう。
■エズラ > 相手がこちらの誘いを受けたなら、男も笑みを濃くして。
「ようし、決まりだ――そんじゃ早速、飯にしようぜ――」
そう言って、手早く川魚を捌き始める。
程なく串焼きにした魚を二人で分け合い、暫し語らいながらの食事を続けるのであった――
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエズラさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にエズラさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からオルナさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエズラさんが去りました。