2017/07/08 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森の小川」に火棘さんが現れました。
■火棘 > 森の中は遠くに獣の遠吠えが聞こえる
川の流れの水音、近場の岩に腰を下ろして靴を脱いで素足をつけてみる
白く細長い脚、裾を少し捲り晒したまま
冷たくてきもちいい川の水、後ろに手をつき体を倒して夜空を仰ぎ見てる
両足を小川につけたまま、時々つま先を揺らしたりして
草むらでは虫の声もしてる、ただ人の気配のない森の中は自然の音しかしないようで
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森の小川」にアッシェさんが現れました。
■アッシェ > 人ではない気配が一つ増えた。カサリカサリ音を出して茂みから出てきたのは少女。
何時から近くにいたのかは定かではないが、突発的に来れ…るような奴だった。
その足取りで静かに川で足湯ならぬ足水している女性の方へと歩み寄りそして
「奇遇?お久。」
ぽつりぽつりと最低限の声掛けをするわけです。
■火棘 > 「んー?なんだ久しいな主か…」
特に警戒することもない
人の姿といえど中身は…、声を聞けば思い出す
手をつき天を仰ぎ見たまま、視線だけを向けて口元には笑みを浮かべ
しばらくぶりの相手に挨拶をむける
「主も水あびでもきたか?冷たくて気持ちいい」
■アッシェ > 「数か月ぶりやろか。火の。」
外見はヒト 中身は古の竜。それがこの黒づくめの少女の正体。
大して女性の外見もヒト。中身は確か、火の龍にして一族の娘とかいう偉い立場の筈。
この記憶 朧気過ぎて余り正確ではないので、指摘されない限り忘れはしないし覚えているようなもの。
「水浴び…この姿やったら大丈夫やろが、涼みに来たん」
いやいや、あの“姿”やったらだめじゃろ、と内心突っ込みながら、
見下ろしていた状態から近くに腰を下ろしてしまおう。
ソックスは脱がず靴も脱がず そのまま。
■火棘 > 「そのくらいかの、久しいものだ…」
この地にきて最初に言葉を交わした偶然にも竜の娘
上手に人の世で生きてるという印象だったと思い出し
「ん、この水は森からの湧水だろう、気持ちがいい…」
竜なれば足りないけど、人ならば足を浸すくらいがちょうどいい
自らの炎のように暑さを調整できない人間の姿、この姿では暑さも人並みに感じるようで
足をつけて涼んでいた
「水につかるのもいい、冷たい岩に肌をつけるのも、またいい涼がとれる」
ペチペチと手をついている岩にも夜になると、気温が下がり川辺にあるから冷たく冷えていて
■アッシェ > 「そろそろ暑う季世が来よるえ。」
古い友人として認識している。彼女に最初に交わした竜としては、
あれからこちらの変化としては子持ちになった位。あの時はまだ独り身だった事を考えると、
「湧水やろか、そか。うちの子も連れてくればよかったやろな。」
手前勝手にくたばる事も許されなくなった身として、単身来てしまったことを早くも後悔中。
暑い季節にあれば 自身に 冷却魔法をかけてしまうので お外がどんだけ暑くなっても平気らしいが、
そろそろ見た目に問題が生じそうで、衣替えと言う名の外見変更も考えねばと口を閉ざす。
「うち、早くも後悔しよる、火の、格好的に涼んだ格好とかなぁ。
見た目 肌を晒さない格好しよるから、…岩に座りなおそか。涼とれればええか」
少し立ち上がって 岩の上に座り直すと 待機状態に。暫くそのままに。
■火棘 > 「子ができたのか、それは、祝わねばならんな…」
前に出会ったのは小さい火の竜で自分よりも見た目には、若い人の姿と小さい印象のまま止まってたから
子がいるというのは驚いたように体を戻して、水面に触れるつま先の足を揺らして
「後悔?服など好きに変えればいい…
岩もホレ冷っとして気持ちいい」
手でペちんと岩肌を叩くようにしてみる
つま先と手のひらの冷たさを感じながら
■アッシェ > 「まだ 卵状態で孵化してへん。炎竜から上がったのもあんけんど。
炎竜やなくなると図体大きくなってもーて 益々竜の姿になれへん。
なったらなったで めんどいのが沸いて沸いて面倒なん。」
今は縦にも横にもデカい竜そのものだ。大きくなると大きさ的に問題になりそうなことしか思いつかない。
ヒトの外見は代り映えが余りないが 竜の姿は代り映えし過ぎ。子はいるが竜種違わず 卵だと伝え
「人の世で過ごすと 色々と面倒で。…温い」
冷たいかどうかを問われれば 岩の冷たさは少女には伝わっていないのか、少女は首を傾げて、これは冷たいのか?とぺちぺち。
「火の、は番おらへんの?」
何ちゅうな事を急に聞いたのか。何気なく。
■火棘 > 「そうか、産まれるのが楽しみだな」
まだこの世には出てきていないという、その姿どんなものかと想像していると楽しくなってくる
人の世で住処も食事も確保できてるという
友人の話を聞きながら人の世もまた難しいものなのだろうと
「面倒か、それも面倒と思えるだけの生活力があるということだろう?
これは冷たいな…」
少しだけ触れる温度が低いから冷たく感じるくらいと
同じようにペチペチ叩いて返し
「ん?番かぁ………私なんぞを選ぶような、そんなモノ好きいないだろうよ」
夜空を仰ぎ見ても浮かぶ者は……里のもの、ここで出会ったのは爺くらい
■アッシェ > 「あと一か月もかかるまい、名前考えなあかん」
まだ 何も考えていない。いや候補位はあるが性別がそもそも分からない。
どっちに転がってもいい様に考えるかどうかを、番になる者と話し合わないと。
番の者が棲み処と食事など待遇面を提供してくれるから代わりに護衛なる仕事をしている事を伝えおこう。
ヒトの姿で過ごすというのは如何にヒトに溶け込むかなので難しいものだと。
「うちに料理的な女子力を求めたらあかん。それ以外は出来てるけんど。
生活力なぁ……微妙。冷たいのか…もうちょっと氷並みにしてもらわんと分からんかも」
極端過ぎ。触れても変化を解いたら防御面で鉄壁を誇る鱗を持つからこそ
この位の冷たさには屁でもないので もうちょっと冷たくないとと文句をぼやく。
「番な。おるやろ…火の、キレイどころやから。
つきあってるとかなかの?うちのはちなみに ヒト や。」
夜空をちらりと仰ぎ見たが、色々と見えすぎて すぐに女性へと視線を戻して
■火棘 > もうすぐか…生まれたら見に行ってもいいか?」
小さな子は好きだから、友人の子が産まれるとあらば楽しみにもなる
上手に人の世で生きている証拠なのだろう
「そんな者はおらんよ、この先も出てこぬよ、私なんかを気に入るようなモノ好きはな
番はヒトか…そうか…まあ、主がいいのなら、よいか」
種族違いでも竜としか接したこともないけど
竜と比べてもヒトは短命なのは知ってる…相手が選んだのだから
それでいいのだろうと
■アッシェ > 「えーよ。王都マグメールのトゥルネソル商会っちゅうとこや。
そこそこ名の通った商会やから 尋ねてもえーよに話つけとくさかい。」
多分 竜の姿で生まれるのだろうな、としか想像できない。
ヒトの変化術を身に着けたのはその後だ、此方の知り合いは数が少ない。
其の内の古い友人が訪れるのならば これに勝る喜びはない。
「そうやろか、つきおうたとかあったら 今度はうちが盛大に祝う。
種族とか性別とかそないな些細な事は きにせぇへんくなるえ。
今が 今が大事や。一時になろうが 番が死ぬまでは一緒におるん。」
種族的に付き合った数?番の数は星の数ほど。
でも割合的に言えば 竜が多い。でもその他で言うとヒト、魔族も含む。
恋に 愛に その前に短命だろうが 其の時を一緒に過ごせる喜びを楽しむのだ、と熱くなり過ぎた。
「…生まれたら 報せるでええか。そろそろ うち戻るわ。
久方振りに 会えて 嬉しかったえ。火棘はん」
■火棘 > 「ん、わかった、その時は訪ねさせてもらおう、盛大に祝わねばならんし」
行き先を聞くものの
王都には1度きりしか、まだいったこともなく
「…そんなものか?まだ私には……わからんよ」
夜空を見ていた視線を落とし水につかる足元へと
少し言葉は小さくなりながら
その時だけ、一時だけが過ぎれば寂しくならないのかと…不安を感じながら
戻るという言葉に顔をあげ
「そうか、知らせを楽しみにしておくよ、気をつけて
私はもう少し…ここでいる」
■アッシェ > 「ほな 宜しゅう。
自覚することあったら 戸惑うやろが それが愛なり恋や。
恋は一人でも出来んけど 愛は一人じゃ出来へんし。
…別れは訪れるけんど それは仕方ないぇ。それは覚悟しっちゅう。」
覚悟のうえで番もしちょるな、と零して
岩場の上から腰を上げると ここからやっちゃるかと
「そう ほな またや。」
一気に跳躍すると 瞬く間に竜の姿になると 盛大に羽ばたいて夜闇に飛び去って行った―
前はちっこかったが 今は縦にも横にもデカい巨竜だったと。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森の小川」からアッシェさんが去りました。
■火棘 > 「ヒトの世に慣れるとそうなるものなのか…」
自分にはまだ、理解ができない感覚
生活の慣れとはそういうことなのかと…ため息をつきながら
以前の棒の先に乗っかってた小さい竜よりも大きく羽ばたく姿
「あのまま街に向かうのも…慣れというものか…」
あんな巨大なまま街の近くには、さすがに自分でも行けないのだけど
ヒトの世に住まう竜は、ああなっていくのかと感心しながら
その姿を見送っていく…
話に気を向けていたから
虫の声も再び耳に届いていく
小川の流れにつま先を揺らし水を跳ねさせて…
パシャン
と小川の中に降りて、靴を片手に歩き出して
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 森の小川」から火棘さんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にペインテイルさんが現れました。
■ペインテイル > ――希少な草花が無限に広がる自然地帯でも奥にあり知る人ぞ知る不思議な草原がある。
夜空に浮かぶ青い月が冷たく照らす月明かりにそんな草花が煌き、涼しげな風が揺らす一見して危険とは無縁に見える場所ではある。
だが希少な草花が生えているのに誰もそれを採取しようともしない、と言う事はそれだけ見て感じるよりもずっと此処は危険な場所であると言う事だ。
膝丈ほどの高さにまで草花に紛れるようにして地面に伏せて惰眠を貪る魔獣が1頭。
夜の闇を切り抜いて作り出したような漆黒の体毛に包まれ、その眼球は生物の眼と言うよりも黒曜石の球体のように瞳孔も何もなく、頭部にはそれ以上に不可思議な大きな耳を垂らした狼に似た魔獣。
――ペインテイル。
その容姿にオッドイヤーとも呼ばれる魔獣。
名の由来は魔獣の臀部から伸びる無数のこま中触手揺らめく尾、魔獣はこの尾をムチのように振るい、時には触手を棘のように鋭く硬め、敵に打つ……故にペインテイルと。
だが今宵は虫の音色もあるし、夜行性の生物の鳴き声が聞えてくる。
今宵の魔獣は比較的穏やかな気質のだろう……。