2017/07/07 のログ
■ペインテイル > 今宵は何と幸運なのだろうか、邪魔な果実の皮を剥かずとも柔らかな肉を獲物から曝け出し、獲物たわわに実る曲線を描く乳房の方からは済ませた特有の香りまで匂わせている。
瑞々しく若い肉も良いが色々と済ませてある熟した肉もまた格別であり、孕ませて産ませるには獲物の身体はきっと適しているのだろう、一応味を見てみないとハッキリと断言できないが本能がそうしろと煽り立てるのは理解していた。
月明かりとは違うギラギラと獣欲に滾り輝く眼で女の足先から口元までを視線を這わせ往復させながら、獲物は逃げないと確信があるのか、一歩、また一歩と女の方に歩みを進めていくと魔獣は躊躇いもなくショーツに包み隠している女の股座に鼻先を埋めて、荒い鼻息を吐きかけながら、其処の売れ具合を確認するかのように匂いをかぎ始め、鋭い爪先を生み出した巨大な耳を使い、女の脇から背中へと耳を滑らせると、肌の感触をも確かめる感じで、その背中の肉を上下に柔らかな耳の内側の体毛でなぞって、獲物の値踏みを視界だけではなく、匂いと触感で確認していく。
――その最中でも滾らせた金色の眼は上目使いにはなるが、じぃと女の瞳を覗こうと僅かに見上げて睨みつけている。
が、その表情は何処か発情した人間の男を思わせる感情も表情も宿していた。
……パタパタ……
細い体毛の代わりに触手が細かに生えた尻尾は緩やかながら左右に揺れ動く、獲物にありつける喜びに、身体でもその感情を露骨にあらわに。
■レフェーリア > 魔獣の前で下着姿を晒しては相手も一気に股間に鼻先を突っ込んできて、僅かに触れる感触に小さく身を震わせて声まで漏らした。背徳と僅かな緊張、それ以上に高まり始めた興奮。
月明かりに照らされている肢体は子まで産み落としても尚張り出した豊満な程好く熟されている肉付きに、草花の為に道なき道を歩き仄かに蒸れた匂いの濃さをも示している。
その身体の奥底には人間のものではない相手以外の魔の香りも、感じられるのだろうか。ショーツ越しに荒く押し当てられる吐息を味わいながら小さく悶えていると、
「ひ、っ…あぁ…ぁ…」
背中に触れられると相手とはまた違った何かかと一瞬感じた様に僅かに恐怖を浮かべるが、黒々とした相手の耳であると知ると安堵すらも浮かべた。
柔らかな毛並みに包み込まれる様にして撫で回されるのはこそばゆくも悪くない心地で、熟れた柔らかながらも滑らかな具合を背中越しにも相手に返す。
ぎらついた獣の本性の中で嬉しげな様子をも見える視線を見下ろす中、背徳が迫る脳内で、遂にその身体は魔物に品定めされながら、下着までも地面に落とす。
乳房に纏った乳の香りも際立って、尻尾を揺らす中で装飾も首輪も何もない一糸纏わぬ姿を晒し。両足も脱ぎ捨ててからも閉じずにその割れ目仄かに潤み発情している様相を、雌の色香を隠さずに相手に伝え、従順な姿を相手に対して示していた。
■ペインテイル > 逃げる者であれば追い喰らうが、従順に身を捧げるのであれば雄は繁殖相手として生殖本能を満たす為、獣欲を満たす為、女の存在を己の領域へと受け入れていく。
牙は女の柔肌を金色の眼で堪能する為に皮を剥ぐ為の爪から、柔肌を弄る為に指へとふにゃりと歪み柔らかな弾力を見せて、そんな爪ではなくなった指先で、若い雌とはまた一味違う滑らかさと柔らかさをもつ背中の肌をなぞっていき、そのまま腰まで下げると、腰と尻肉の境界線に触れて、またも具合を確かめるような感じで、腰をさすり、腰の脇を擦って、交尾にふさわしいか耐えられる強度はあるか確認を始める。
しかし鼻先はその一つ先へ。
既に雄を受け入れる為に獲物は発情しているのか、鼻先に香る芳しく熟れた愛蜜の香りに幅広い舌肉をべろと伸ばし、まずは女の割れ目を覆うように舌先を這わせて、ぺちゃ、ぺちゃ、と唾液で濡れ滑る舌の表皮を使い、興奮した体温と唾液を女の割れ目を前後に舐めて、味見する事で女に伝えようと、雄も発情しているのだと知らしめようと……。
匂いも同じ。
獣の匂いを嗅いだ事があろうがなかろうが、判るほどに圧倒的な雄の獣臭を体毛の根元より滲ませ、同時にすっかりと交尾をする気に満ち満ちているか、今はまだ十分に勃起していない肉棒をズルと大量の先走りと共に音をたたせながら、奉仕の中より露出させ、その赤黒い生々しい形状の男根を肉棒を、その根元のまるまると実った陰嚢を揺らして、その匂いすらも獣臭に交えて一帯を過剰な香りで支配していく。
■レフェーリア > 「あッ――はあぁ……ん……んん……」
大分柔らかな具合となった耳の体毛によって、子を産み落とし肉の備わった腰元を撫で回され、同時に舌先が彼女自ら剥き出しにした割れ目に触れて舐め回されていく。
既に相手は自分の事を雌として捉えている様に、彼女もまた相手を雄として、既に子すら持っている身でありながらも雄として受け入れつつある。どれだけ体を悶えさせても足を閉じようとはしない。刺激に素直に愛蜜は量を増して、色濃い味わいを相手の舌の上に広げさせる。
「ッ……あぁ……」
相手を中心に漂い始める獣の匂いの中に、身体に取り込めるだけの強い精気も伝わっている。獣とは段違いでずっと本能に従っている濃さは、単なる獣の風味以上に彼女にとっては響くものだった。喘ぐ声色にも艶が混ざり始め、愛蜜の量も濃さも本格的な発情を示していく。
次第に腰を屈ませて、相手が抵抗しなければそのまま彼女は膝立ちになり、金色の瞳と色に溺れかけた瞳とをお互いに合わせる事になる。そっと手を伸ばして顎の下辺りを愛でる様に撫でて、次には相手に倣いその場で尻を向けるか、仰向けに寝転び股を開くかー―
■ペインテイル > 月の陰りさえ無ければ、憎き香りさえしなければ、従順なる雌を柔らかくも熱く熟した雌の身体を堪能できるのに、もっとその唇から淫猥な鳴き声をあげさせるのに……と。
肉厚の舌を這わせ踊らせ、愛蜜の唾液の如く滴らせる割れ目を舐めしゃぶる時に見せる女の反応を酷く気に入ったのだが、周囲から香る別種の香り、女のでもなく、魔獣のでもない香りに気分が切り替わってしまい、名残惜しげに膝立ちとなり己の顎下を撫でて愛でる雌から舌を退けると、引っ込める間際に雌の鼻先を舐めて、情を示し、名残惜しいと金色の眼で訴えかけながら、くるりと女に背を向けてゆるい速度で走り始めた。
一夜の夢、一時の幻………。
情欲に溺れたあの瞳を身体を再び貪れる時が来る事を願いながら魔獣は走り去るのだった……。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からペインテイルさんが去りました。
■レフェーリア > その牙が、爪が体を組み敷いて、股間に逞しく屹立している肉棒で、主人と子まで成した筈の身体を抱かれると思っていたのだが。不意に相手は舌を離し、名残惜しそうな視線を向けて鼻先を舐め上げ、
そのまま、足早に去って行ってしまった。咄嗟に手を伸ばすも相手には届く筈も無く、何もなされなかったという安堵では無く、体に残った熱気と獣と絡む雌ゆえの欲求不満な本能のみが身体の中で渦巻いて。
一通り落ち着いては、彼女は服を纏い直し。何処か寂しげな様子を背中に色濃く残しながら、薬草を再び詰み始め――
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からレフェーリアさんが去りました。