2017/05/27 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯・知る人ぞ知る秘湯」にボブさんが現れました。
ボブ > (若き木こりが住んでいる山村……この木こり以外戦える技能を持っていない村の平穏を守るために人知れずかつての愛用の槍や皮鎧を装備し、獰猛な野獣を狩り歩き、山林を歩いているうちに自然と湧いた温泉の泉へと辿り着けば)

「おっ!? こんな所に温泉か……、ちょっと身体に疲労も溜まっているし…周りに獣の気配も感じない。
ならばここは小休止といくかな。」

(獣を狩っているうちに偶然に発見した温泉を見れば、装備していた皮鎧を外し、古傷が目立つ鍛え上げられた上半身を晒し、更には下半身も野外で晒していけば、発見した温泉へと浸かっていって)

「あ……ああぁぁ~~っ、お湯の温かさが肌に染み入るなぁ。
ウチの村の傍にこんな場所があっただなんて村の誰も言っていなかったって事はつい最近湧いたか……こちらの方まで脚を踏み入れる人は少ないって事かな」

(温泉に浸かりながら、疲労が溜まる身体の芯まで染み渡る温泉の温かさにその身をとろけ始めていく木こりの男)

ボブ > (男が湯船に浸かり、狩りの疲れを癒していれば背後から  ガザッ という木の葉が擦れる音がし、バッと振り返り、傍に置いておいた槍に手を伸ばしていけば、背後の草むらから顔を出したのは数匹の猿……湯船に浸かっている男の事を無視するように湯船に浸かっていくのを見れば)

「ここはお前らの温泉だったか…それは悪い事をしたな。」

(猿達に話しかけるようなそんな独り言を口にしていけば、男は湯船から上がり、傍に置いていた衣服…そして皮鎧を身に纏えば、温泉を楽しんでいる猿達の邪魔をしないようにそっとその場を立ち去っていった)

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯・知る人ぞ知る秘湯」からボブさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にレオノーレさんが現れました。
レオノーレ > 鬱蒼と茂る森の入り口付近。
大木の根元に凭れ掛かり、瞼を閉じる精霊の少女。
髪も肌も人間離れした白さのため、ぼうっと暗闇に浮かぶように四肢が力なく垂れている。

薄い胸が穏やかに呼吸して、ゆっくり瞼が開いた。
眠っているわけではなかったらしい。

「…―――、疲れた…。」

明確な目的があったわけではないが、街を目指して移動するうち、
獣に追われたり魔物に遭遇したり、散々な目に遭った。
魔法を使えば風に混じったり、楽をすることも可能なのだが
休んでいないので魔力も尽きかけている。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にメンシスさんが現れました。
メンシス > すっかりと暗くなった森の入り口。
腰から周囲を照らすランタンを下げながらそちらを目指す。
何時でも戦闘できるように背中の両手剣を右手に持ち、肩に担ぐ。

「…んあ?」

入り口が見えてくれば、その近くにある大木に凭れ掛かっている存在を視認する。
薄っすらと白い見える四肢に目を細め、幽霊か?などと考えつつそちらへ近づく。
ランタンを左手に持ち、いざ接近すれば、その正体を理解してため息をつく。

「…おいガキ。こんな所でのんびりしてるとあぶねぇぞ」

その少女の顔を覗き込みながら、そう告げる。
あまり威圧感を与えないように視線の高さを合わせる。

レオノーレ > ゆっくりまばたいたので白い睫毛が震えるようにして、男に焦点を合わせる。

「………ガキじゃないもん…。」

ようやく喉から搾り出した声は、どうでも良いことに反応していた。
今の少女はそれこそ何の変哲もない、人間の少女とほとんど変わらない無力な存在。
立ち上がれば歩けないなんてことはないのだが、歩いたところで
安全な場所がわからないし、わかったとしてもそこまで体力がもつかは怪しい。
だから忠告されても、もぞ、と脚を動かすくらいの反応で移動しようとはしない。

「…気をつけて。さっき、…近くで魔の気配したから…。
 今はもぉ…疲れて全然わかんないけど…。」

ぽつり、ぽつりと零れるように言葉を吐く。
精霊らしくそういう類いの気配には敏い。
相手が森へと入ろうとしていると察すれば、頼りない忠告のお返し。

メンシス > 「いや、どう見てもガキにしか見えねぇんだけど…」

彼女の台詞に困惑気味にそう返す。
顎に手を添えて、ふむ、と何やら考え事を始める。
この時間帯と場所、そして彼女の状況。色々と情報を頭の中で整理して、彼女の正体を探る。
もしかして人間の少女ではないのかもしれない。となれば、精霊か妖精か…あるいは、魔族か?

「…?お前、魔力の気配とか感じ取れるのか?」

考え事をしている時に投げかけられた彼女の言葉。
それに首を傾げつつ、彼女にそう問いかける。
しゃがみ込む態勢も少し辛く、彼女の隣に距離を置いて座る。

レオノーレ > 言い返す気力がない。ないけれど、少女の唇が拗ねるように尖る。

「…ん…少し。起きたばっかりで…かなり魔力だだ漏れな子じゃないとわからないけど…。」

起きたばっかりとは、封印から目覚めたばかりとの意味だったが、説明不足は否めない。
隣に腰掛けた男を見ると、ぼんやりしていた視界が会話を交わすにつれて
はっきりしてきたこともあり、ランタンの明かりの手助けもあって
ようやく相手の容貌が瞳に映ってくる。
きっと目的地があるだろうにここで腰を一旦落ち着けるとは、
言葉は粗野だがもしかして自分を少なからず心配しているのだろうか、と思えば
疲れで乏しい表情なりに、へらっと緩むような微笑み浮かべ。

「私…、大丈夫。獣とか、魔物とか来たら消えれるように
 最後の魔力…とってあるから。
 でもお兄さん襲われたら守れないから…、逃げてね…。」

心配かけないよう努めると同時に、相手の実力は知らぬところなので
若干失礼な言葉も重ねた。