2017/05/22 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にメンシスさんが現れました。
メンシス > 「ふわぁ~…」

木々の生い茂るメグメールの自然地帯。
林を掻き分けてある少し空いたスペースにテントを張り、丁度良い岩に座る。
既に陽は沈んだ深夜の時間帯。大きな欠伸をして、目の前の焚火で体を温める。

「…腹ァ減ったなァ…」

小さくそう呟くと、テントの近くにある大きな毛皮に近づく。
先ほど仕留めた自分と同じくらいあるイノシシ。
途轍もない体力と突破力であったが、何とか雷無しで狩ることが出来た一匹。
おもむろに調理用のナイフを取り出し、適量の肉を取り出せば木の枝に突き刺す。

そのまま木の枝で簡易的な肉焼き機を作り、焚火でその肉を熱する。

メンシス > パチパチと薪が音を立てながら燃え盛り、上の肉を徐々に焼いていく。
焼くことによって垂れていく肉汁が薪へと掛かり、その勢いに拍車をかける。

美味しそうな匂いを周囲にばら撒きながら、肉を貫通している枝を回す。
鼻に掛かるその匂いに唾を飲み込めば、待ちきれないと言った様子でジッと見守る。


数分後、しっかりと焼けた肉を眺める。
きつね色にこんがりと焼け、僅かに焦げの残る表面に見惚れながら
枝を手に持ち、その肉に豪快にかぶりつく。

「ん~~!」

美味しい。
うる覚えの知識で処理をしたもののここまで美味しいとは。
苦労して狩ったかいがあったと感動しつつ、食べ進めていく。

メンシス > 「ふぅ~」

枝に突き刺していた肉を食べ終えれば、パンパンとお腹を叩く。
非常に美味しかったと満足気な表情をすれば、まだ食べたいとナイフで肉を削ぐ。
先ほどと同じように枝に突き刺して、焼き始める。

「ん~!」

こんがりと焼けば、枝を手に持ち齧る。
嬉しそうな表情をしながら咀嚼し、頬に掌を持っていく。
野営が必要な依頼と聞いて少し気落ちしていたものの、そのマイナスを埋めるほどの食品がここにあった。
美食、と呼ぶにはまだまだ程遠いが。

メンシス > 完食し、肉を削いで焼く。
焼けた肉を完食し、肉を削いで焼く。
それを繰り返していればあっという間にイノシシが骨だけになってしまう。
簡易的な爪楊枝をナイフで作れば、歯の間に詰まった肉を取っていく。

「うぷっ」

ちょっとみっともないゲップをすれば、満足そうに息を吐く。
ここまで美味しいのなら狩猟も悪くないと思いつつ、大きく伸びをする。
ぽっこりと膨らんだ腹をぽんぽんと叩けば、テントの中へ。

満腹状態でそのまま横になり、ぐっすりと眠った。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からメンシスさんが去りました。