2017/04/06 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にルーフェンさんが現れました。
ルーフェン > 川辺に近づくフードを被った人影が足を止めれば周囲を確認するように見回した
人の気配がない、と判れば目深に被ったフードを下ろし、乱れた髪を掻きながら、その場にしゃがみ、
掌に水を掬い口をつける

「生き返るわい…」

満足するまで水分を補給し、更には腰のベルトから下げた革袋にも水を注ぎ足しておく
さて次は、と辺りをもう一度、見回すように確認したかと思えば小声で何事か呟き、帯電した右腕を
そっと静かに流れる川の水面に浸す…しばらくすれば、水面にぷかあ、と様々な魚浮かび上がった

「こんなもんで良い、良い…」

浮かんだ魚の数を確認すればばしゃばしゃと川の中へ入っていき、浮いた魚を捕まえる
その行為の際にも、相変わらず周囲の気配には気を配っていた
以前、もっと大胆に川へと雷を落とし、魚を拾っていた所を見られしばらく追い掛け回されたので
慎重になっている…
腹を満たすのに十分な量の魚を取れば、岸へあがり、前もって集めておいた薪の傍に石を並べた
風除けを作り、その中心で火を炊けば適当に燃える炎の中に魚を放り込んでいく
生でもなんてことはないが、人に見られるとよろしくない…と言うのも旅の最中に知った事で
面倒だ、と思いながらも魚に火を通していく…ついでに、濡れたズボンやマントを乾かすべく焚き火の傍に腰を下ろした