2017/03/04 のログ
オーリ > 死骸の処理が終わり炎が燻り始める
木陰からおもむろに離れれば燻っている所へ土や砂を掛けて火を消して燃えカスも穴を掘って埋めてしまった

「こんだけやれば大丈夫だろう…」

最後にもう一度、周辺の気配へと意識を向け、なにもないことを確認すれば、依頼主の元へ向かい
報奨金の使いみちを考えながら歩き出すのだった―――

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からオーリさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にシャロンさんが現れました。
シャロン > 夜もそろそろ更ける頃、少女は九頭竜山脈周辺に位置する、喜びヶ原の森近くに居た。
そろそろ春が近くなってくるものの、それでも肌寒い時期。夜は相応に冷えるもので。
折角の見回りならば、騎士の頃によくやっていた、野営の料理でも食べようか、と罠を仕掛けて待つこと少し。
やがて、無事にウサギを一匹釣り上げると、祈りを捧げて解体し、毛皮と肉と内臓と骨へと変えたのがつい先ほど。
新鮮な肉の内、固い部分を鍋に入れ、数種類の香辛料と出汁を取るための干し肉、干し野菜と一緒に煮込みの用意。
柔らかで脂の乗った部分は、そのまま法術で洗浄した串に刺し、胡椒を振り、岩塩をまぶして焚火の近くへ。
脂の焼ける良い匂いを味わいながら、もう一つ、炉端に置いておいた金属製のポットに水と茶葉を注ぎ、蓋をする。

「これでお茶の用意も完了ですし、少しの間休憩ですね……」

ぱちぱちと火の爆ぜる音と、肉の焼ける音と、遠巻きに聞こえる獣達の声。
自然に満ち溢れる音を楽しみながら、少女はご機嫌だった。