2017/01/05 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」に魔王レヴィアタンさんが現れました。
■魔王レヴィアタン > 広々とした野原の何処か、さらさらと細い川が流れる一帯。
気の赴くままに彷徨う魔王は、何気なく其処を訪れていた。川の傍に座り込み、偶々見かけた巨木に凭れ掛かって一休み。
船を離れてどれくらい経ったろうか、と指折り数えてみる。
数日、といったところ。それくらいであれば部下達も取り立てて騒ぎ立てることはないだろうが…
此処らで一度帰還するのも良いかもしれないな――そんな思い巡らせながら夜空を見上げて。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアッシェさんが現れました。
■アッシェ > 野原に ひょこっと熊らしい物体を背負った何かがどこからか出没した。
荒々しい熊だった物体はもはや何も言わぬ屍として小さき影に背負わされている。そんなのが野原を横断する様に動く。
気づけば細い川が流れて居る処に出くわした様で 少し離れた処に
誰かがいるような気配を感じる、…小物ではない 小物では。
熊を背負ったまま隠れも出来ないけど 逃げは出来なさそうだから気配をそのままに ちょっとだけ様子をうかがおうと。
■魔王レヴィアタン > 野原に何やら気配を感じたのはそれから間も無く。視線を向けると何やら、黒い大きな影が見えた。
瞳を細め、黒い物体とその下にある少女の姿を遠く眺める。
ゆっくりと持ち上げられた片手がひらひら、と振られた。手招きしているつもりで。
それに彼女が応えるようであれば微笑を湛え迎え入れようとする。
■アッシェ > 熊肉を副業として働いている宿屋?で提供しようと 獰猛な熊を狩ったらしい。
その結果が背負っている屍と化した熊そのもの。
じっと様子見をしていたら 即威嚇されるのでは?とびくびくしていたけど、そうでもなさ…手招きされた!
熊を背負ったまま 足音静かに巨木に寄りかかっている魔王の元へと歩み寄ろう。
「…お、恐れ…かんにん。 お休みのとこ すんませんなぁ」
遂にそこらにいる魔族より上の存在に遭遇。いや、現役で上の存在は初。現役でない上の存在なら一度遭遇しているが、
それよりも現役で―いつもの訛り言葉は控えめに 微妙に発音も緊張感からか硬くなってしまった。
申し訳なさそうに 背負っていた熊を下ろしてから 膝をついて若干正座の様に座って頭を下げておこう。
■魔王レヴィアタン > 熊を背負ったままながら、足音も立てずに歩み寄ってくる様に感心している魔王。
はたして発された声は緊張により硬くなっていた。くすくすと笑い、少女の顔を覗き込む様に首を伸ばす。
「なんだ、緊張してるのかい。別に気にしちゃいないよォ」
膝をつき、正座して頭を下げる畏まった所作にも構わず。魔王は雑に片手を左右に振って気にしていないことをアピールする。
それよりもっと近くにおいでよ、と手招きを続ける。
■アッシェ > 何を背負っていても恐らく足音は無音 気配は元々あるのかないのか分からない瀬戸際。
正しく暗殺者の様な振舞を地で行う。無意識でこのレベルであるので
きちんとお勤めをした場合 即断殺は普通だったら出来そうな位。
いつもだったら 脳髄蕩けさせん位の甘声も魔王を前にしたら それは硬くなる、緊張とこの上ない恐れとで。
「えろう…そらぁ 緊張しますわ。魔族の長にゃあ お目に掛るんはなかなかなかもんで。
え、そのう いいんで?? 近くて? こぉう?」
正座位は普通に出来る、顔を覗き込まれた気がする 色々と緊張は徐々に解れてきたのか 訛り言葉と甘声は復活。
正座から 片膝を立ててじりじりと殆ど近くまですり寄って座り込もう。
■魔王レヴィアタン > 即断殺は、一般的なヒトやもしかすると高位魔族辺りも逃げられる可能性は低そうな。
自分達のような魔王レベルはさておいて…
恐れを抱かれていることに不満な様子を隠さない。手招きに与り近くまで擦り寄ってくる彼女に気を良くして肩を抱くように密着した。
「そうね……まぁ、他の魔王には怖いのもいるけどねェ。アタシは怖がられると少しショックかな」
「そうそう。ふふ、小さくて可愛い子だね。……でも、それだけじゃないのかなァ…」
すぅ、と細められる瞳は小柄な少女を見据え、その先にあるもう一つの姿を見透かさんとするかのように。
■アッシェ > 即断殺のお勤め 今の所 依頼がないので 悪ぅい一般人は兎も角
闇雲に魔族を狙ったり魔王レベルを狙ったりはない。
お勤め以外に 即断殺はない。そんな殺人狂やないんです、と聞かれたら答える位。
(…密着されてもーた。どないする?? えろう事に…)
魔族はまだしも高位魔族通り越して魔王レベルに遭遇した事が無い。
現役じゃないのならあっても 現役な魔王レベルは今が初。肩を抱かれてすり抜けるわけにも行かず
「魔王 ほかにもいはる…そら 恐ろしい事に…えろえろおるんやろな…現役の魔王はんは初なん。」
「めんこい!? いやや、うちは単に小さいだけや… 気づかれてもーた気がしはる。
龍や。炎竜っちゅう 存在なだけですぇ ほっとんど人になってさかいな。」
隠し事不可能なような気がする。特に気配は兎も角纏う魔力から龍なのが分かったり
瞳でどう見えるか―ぼんやりと見えるのだろうか 定かではないが 答えをぼそっと零したり ドキドキしつつもそんな対応を。
■魔王レヴィアタン > 依頼はどういうルートを通してやってくるのか、気にならないでもないが今は触れずにおく。
そも、仕事内容的に殺人狂であれば務まらないのだろうが…
肩を抱いた際の反応に、触れられるのが嫌なのか、と思い密着度を少し緩めた。
季節柄、触れ合うと暖かい。気温など所詮は魔王、あまり気にしないでも良いことなのだが…
「最近はめっきり顔を合わせないけどねェ。…龍か。それがまァ、こんな小さくかわいくなっちゃって……ねェ?」
ぼんやりと、気配や魔力から察した次第。
ふふ、と楽しげな笑みを浮かべながら甘く囁いてみる、戯れ。
■アッシェ > 依頼については ここに明記したらあかんので触れられないのなら触れない。
冷酷非道でないと 仕事内容的にある意味 親だろうと何だろうと下せないので
…色々と業を背負ってないと大変な仕事ですハイ。
こう ハグをされる 何度か遭遇したりすると―いや、するのは構わない されるのが戸惑うだけ!
何分 体温が高いので 湯たんぽ変わり?触れあい存在としては抱き抱えると温まります的に。
「うち ここら辺 狩場やなんで 普通におったりしますけ。
ヒトになりはると 小さくなったり おおきゅうなったりしはるぇ。
…え、そのう… そろそろ 帰らないと しかられはる…!」
戯れに はぅ とか ひぅ とか 声を震わせていたが 何か思い出すとするりとその包囲から抜け出て。
少し離れた処に放置していた熊の方へと歩もうと
■魔王レヴィアタン > 間違いなく、大変な仕事なのだろう。
だがそれはこの魔王には与り知らぬところ。少なくとも今のところは。
体温が高いから、抱きしめると存外心地良い。つい病みつきになってしまいそうなのを堪え、するっと抜けだした彼女の背を見やる。
「へェ、もう帰るのかい。仕事熱心なんだねー」
「じゃ、またどこかで。アタシはいろんなところブラブラしてるから、また近い内会えるかもねェ?」
からりと表情を変え、にこやかな素振りで熊を担ぐ少女を見送るつもり。
■アッシェ > 願わくば 魔王討伐の目標に為らぬ事を。
そんな恐ろしい依頼は今の所 ない! 逆にそんな悍ましい依頼は受けたくない。幾ら積まれても。
…抜け出せたようだ。此方からならいくらでも 抱き着いたり甘えたりできるのに 今は何かと出来なかった。
「熊さばかなぁあかんで。 王都マグメールんの、「紅竜の舞踊亭」ちゅうとこで働いとん。
ほな、…仕事やないときに逢いえたらえーなぁ。」
ぺこーっと頭を下げると 随分と重そうで大きい熊を背負うと 残像も残さずその場を去っていった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアッシェさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」から魔王レヴィアタンさんが去りました。