2016/12/29 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「────ほむ……」
ざし、ざしと足音を響かせながら、暗い洞窟の中を腰に下げたカンテラの明かりを伴い
一人闊歩する、冒険者らしき金髪の男。
枝分かれするその道を適当に進み、悠然と歩き続けること十数分──未だに
突き当りに辿り着く様子はなかった。
「……かなり深いっぽいがどこまで続いてるんですかねぇ……こりゃ最深部には何かある感じかな?」
ポリポリと頭を掻きながら独りごち、ただひたすら道を進み続ける。
時折侵入者を見つけた大きめのコウモリが数匹、羽をはためかせて飛来し襲い掛かってくるが、
それらは全て敢えなくビンタではたき落とされていった。
■エレイ > その後も遭遇するモンスターを片手間に打ち倒しながらずんずんと進んでいった男が、
洞窟の奥で何を見たのか──あるいは何も見なかったのか。
それを知るのは本人ばかりである。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からエレイさんが去りました。