2016/04/30 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」に魔王レヴィアタンさんが現れました。
魔王レヴィアタン > 今にも全壊しそうな薄汚れた小屋より出てくる魔王が一人。
ざっと振り向いて、その全貌を眺め回した。

「……住むには不向き過ぎるところだねェ」

勿論自分が住むわけではない。そして別に誰が住むわけでもない。
こんな所に立っている、その趣が少し勿体ないと思ってしまった。
中に入って一通り見てみたが、金目のものや調度類はあらかた持ち出されているらしい。

魔王レヴィアタン > 「ま、盗賊か誰かでも住んでりゃ面白いんだけどさ」

一人でそんなことを言って笑いながら、踵を返した。
足元に揺れる緑を踏みしめながらその場を後にする。

可愛い部下たちの為に今日は帰ってやるか――などと自分勝手なことを呟いて。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」から魔王レヴィアタンさんが去りました。