2016/03/18 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にルキアさんが現れました。
ルキア > ぷはっ

(月夜の中、風に波立つ音が湖畔にちゃぷん、ちゃぷんと響く静寂。その湖の水面に泡が浮き上がってきて間もなく、その静寂を破るように浮上した人影が静かな水面を乱して現れる。
飛び散った水しぶきは月の明かりにキラキラと煌めいて、月と同じ色をした髪を彩る。
浮上の勢いで胸あたりまで水面から出た体が重力に従って、再度水中に引き込まれるが、足を上手く使い立ち泳ぎをして完全に沈み込むのを防ぐと、肺腑全体に行き渡らせるような大きな呼吸をなんどかくりかえして一先ず岸部へと泳ぎ始める。)

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にラウラさんが現れました。
ラウラ > (散策の一環……というには少々遠出気味か。実情の大半を占めるのは学院の課題品の、そのまた材料の採取、なのだから明るい気分とは流石に言い辛い。では日中に行えば良かろうとなりそうなものだが、目標物は夜闇に閉ざされてからの方が格段に見つけ易いのであった)
んー……一応、必要数は集まった……かしら……でも予備も欲しいよねぇ……
(水を好む性質の代物、と言う事もあり探査代わりに巡らせた術式には『広めの水辺』を優先捜索対象に指定してある。そのままずばりの素材を、とするよりも、ありそうな場所に向かってから己の眼で探した方が結局は楽、と悟って居るからこそのもの―――そんな小娘は、ふ、と、分け入る形で先客たる少女が遊泳中の水辺へと陸路の側からではあるが近づいて居た)

ルキア > はあっはあっ…はー…

(岸辺へと泳ぎ着くと、まだ足りない酸素を求めて呼吸は荒く、心の臓はドキドキと早鐘を打っている。当然の体の反応。人魚でもなければ水に関する生き物でもない、自分は大地に生活するエルフなのだから、水中で呼吸ができるはずもなく潜水のために止めていた分の酸素を体も脳も欲している。)

ふー…。苦しかった。でも、魔法陣消えてなくてよかった

(ようやく水底に足がつく辺りまで泳ぎきり、安堵の息を一つ吐き出す。先日見つけていた湖。月光石と呼ばれる霊石がたくさんあるのを確認して、自分が迷わない為の魔法陣を仕掛けておいた。それがあれば方向音痴な自分でも迷わずに目的の場所に着くことができる。消えていれば、目的の場所にピンポイントで自分辿り着こうと思えば、至難の業となるから助かった。前回見つけたときに、知り合いと出会った事は覚えているが、月光石を採ったように思ったのに手元には元から持っていた以上に増えてはおらず、首をかしげてばかりいたが、ようやくよい月夜が巡ってきて採集の機会を得ることができた。)

水から出ると体が重い…

(ザバザバと水をかき分けて歩く音は、静かな森の中の事。水辺へと近づいた相手に聞こえるだろうか)