2016/03/09 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にルキアさんが現れました。
ルキア > (鬱蒼と茂る木々の合間を抜けた先、広く開けた場所にある湖の畔。テントが張られ、野宿の準備がされているところに朽ちて乾いた木等を抱えて茂みから姿を現すエルフ。既に何度か往復しているのか、随分な量が積み上げられたそこに、新たのに持ってきた木々を置くとカラカラと乾いた音をたてる。)

こんなものかな。

(魔物よけの香の残りを確認してから、再度積み上げた枯れ木を眺めて一息。手馴れた様子で焚き火用にその木々を別の場所に積み上げていく。森育ちの自分にとってはこういった作業は特に苦でもない。本来なら目的地は別の場所であったが、どういった訳かすんなりとたどり着けたことは少ない。ある意味才能とも呼べるほどの方向音痴には辟易しているわけだが、だからと言って治るわけでもない。しかし今夜はその方向音痴のお蔭でいい場所を見つけることが出来たと思えば、多少なりとも救われる。)

燃え盛る炎の竜、その鱗のひとかけらを我が手に貸し与え給え
(簡単な詠唱を口にすれば、積み上げられた枯れ木の上にかざした手にポッと小さな種火が宿り落ちていく。乾燥した木々は燃えやすく、暫くすればパチパチと音を立てながら暖かな炎が目に見えて上がっていく)

ルキア > あと、これと…げほっ…ごほんっ

(炎が安定したのを見やれば、腰のポシェットから取り出すのは香木。魔物が忌避する成分が含まれたそれは、いま焚いている香の原料になっているもの。戦闘手段をあまりもたない自分のような者には、とても重要なもの。村でも森との境界ではこの香がたかれ魔物の侵入を防いでいたから、効果は折り紙つきだ。加工の必要のない香木は使いやすく、香よりも持続時間、範囲も広くなって便利ではあるのだがその難点は非常に煙が出やすいこと。入れた途端に上がったやや紫がかった煙にむせ返り、目にしみて涙が出てくる。)

ぇほっ…んん…。あとは、ポットを火にかけて、よし準備完了。今夜はいい月が出てるし、沢山採れるかな
(しばらく煙に咽ていたが、漸く落ち着き目尻に溜まった涙を拭うとテントと一緒に出してあったポットに水を汲んで火に掛けておき、着ている衣服を脱ぎ始める。)

寒っ…早く暖かくならないかなぁ
(この季節に着るには不釣り合いなほどに薄着。一枚布で作られたワンピースだが、袖もなくスカート部分もかなり短いため、すらりとした白い足が月の光に良く映える。靴もブーツから編み上げサンダルに履き替えて、ポシェットと今来ている服の腰に付け替えると準備はほぼ完了。)

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアシュトンさんが現れました。
アシュトン > (という訳で、貧民区の酒場で仕事を仕入れ、やってきた自然地帯。
ただの薬草採取と言えばその通りなのだが、表に出るとよろしくない薬の原材料でもある。
既にいくつか手に入れてポケットへと突っ込んだ状態で、ついでに自分用に幾つか手に入れておこうとうろついていた、ところ)

こんな所に水場があったのか。
獣の気配は特に無さそうだ、か……
(こうい場所は水飲み場になっている事も多く、獣――加えて、化け物の類がやってくる場合もある。
人間にとっても休憩するには丁度いいのだが、視界が開けていて咄嗟に隠れにくいのも難点だ。
視線を左右に巡らせて、様子を確認していた、ところ)

ん……?
(テント、どうやらと先客がいたらしい。
照らしだされる薪の炎と、鼻に微かに漂うのは……魔物か獣避けだろうか。
ついでに此方も休む事が出来れば、丁度いい。
様子を探るように警戒を残したまま、テントの方にへと近づいてゆく)