2016/02/21 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアシュトンさんが現れました。
■アシュトン > (街道からも大きくと離れた森林地帯、その片隅。
夜となれば明かりの一つもなく、闇に呑まれた木の影で。
もそりと、微かに動く気配)
……ん、少し寝ていたか。
(ロングコートですっぽりと身を包み、緩くと息を吐けば呟き声。
冷えで固まった関節を最小限の動きで解すと、顔を横に振った)
流石に、ここで寝るのは自殺行為だな。
朝まであと何時間やら。
(双眸を細めると、後頭部を木の幹にへと預けた。
仕事で出てきた、のはいいのだが、思いのほか時間が掛かってしまったらしい。
不本意ではあるが、野営である。
周囲にワイヤーを張り巡らせて感知代わりにはしているが、万全とは言えないだろう)
■アシュトン > (夜目は利く方とはいえ、場所が場所だ。
月や星の明かりもさえぎられている上に、視界も悪い。
火でも焚けば明かりと獣避けにはなるだろうが
――獣よりも、むしろ明かりに寄せられてやってくる部類の存在の方が面倒な事この上ない)
野盗山賊ついでに魔族と、なんでもござれだからな、こんなとこ。
まったく、本当に場所が悪い。
あそこで戦闘にならなければ、村までたどり着けた筈なんだがなぁ。
(はぁ、と深いため息が。
とはいえ、今さら気にしても仕方のない事である。
コートの前をしっかりと重ねあわせると、内ポケットから飴を取り出し。
口の中へと放り込んで、ころがし始めた)
■アシュトン > ナイフ一本で山に放り出されたのが懐かしいな。
あの時は結局、一週間位まともに寝なかったんだったか。
(口の中に甘ったるさを感じながら、木の葉らしきものを取り出すと、ソレを口に咥えて)
それを思い出せば、大した事もないか。
割と本気で死にかけたからな。
(唾液と共に、葉を噛む。
精神刺激成分を含んだ……つまり、コカの葉である。
精製されていない分効果は当然と低いのだが、一晩明かす位ならむしろコレぐらいがちょうどいい)
■アシュトン > さてと、それじゃま。
もうしばらくと気を張り詰めるとしようか。
(噛み砕いた葉だけを地面に吐き捨てると、不快感を拭うようにまた飴を口の中で弄び。
その後暫く、というか夜明けまで、その場にとどまり続けた様だ)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアシュトンさんが去りました。