2015/10/30 のログ
ルーフェン > 彼女の言うことが正しいのかどうかは世間知らずのドラゴンにはわからぬことであった
そもそもが、人間と魔族の区別もイマイチついていないようなヤツである…ただ、袖触れ合うも他生の縁というし、彼女が
しっかり大きくなれるよう思ったことが間違いない

―――ざん、と高く水柱が立ち上がり、空から降る水分が虹を作り出す
眩い光が収まり、水飛沫のカーテンが消えれば巨大なドラゴンが姿を現す

「(これで良いか、小さき者よ)」
くわっ、と爛々とした瞳を幼子に向ける
語りかける言葉は彼女の頭の中に直接響くような念話で告げれば、ギロリ、と瞳を熊の死骸に向けた
そろり、と舌をそちらへ伸ばせば、残ったそれをバリバリと咀嚼音を立てて食べてしまい、満足気に身動ぎすれば
水面下にあった羽根が現れザーッと持ち上げられた水分が雨のように降り注ぐ

シエニィ > 「うわぁ~~ぉ……」

蒼天にそそり立つ濃紺の巨躯。勇壮に広げられた翼が天を覆いつつ、虹の光輪を纏う。
熊の死骸を難なく咀嚼して呑み込む様も、池を拡張せんばかりの勢いの一挙手一投足も、すべてが規格外。
数十年の時を放浪して生きてきたシエニィでも、これほどに巨大なドラゴンははじめて見るものであった。
未だ獣の匂いの染みこんだ男物の服をぎゅっと抱きしめながら、彼女はしばしポカーンと口を半開きにして、眺めていた。

「……す、すごーい! おにーさんって、ホントにドラゴンだったんだ! でかーい! かっこいいー!」

頭に響く念話にもたじろぐ様子を見せず、シエニィは青年の着衣を木の枝に引っ掛けると、すーっと真っ直ぐにドラゴンへと近づく。

「いやー、ここまででっかいとは思わなかったよぉー!
 ねーねー、ドラゴンのおにーさん。ドラゴンになってると、おちんちんもでっかいのー?」

50mの巨躯ともなれば、頭もかなり高い位置にある。シエニィには念話能力はないので、素っ裸の胸を張りながら、精一杯の大声で語りかける。

ルーフェン > 驚く様子の彼女にふふん、とどこか誇らしげでいる
少し身動ぎすれば池の水が溢れてしまいそうであったから羽を数回、動かすにとどめてあまり動かずにいる

「(嘘ではなかったであろう?)」
しっかりと服が濡れないよう木にかけてくれたのを確認すれば近づいてくる彼女合わせてぎょろり、と瞳が動く
念話に対して驚く様子もないので、彼女の頭の中に響く声量は変わらぬが、彼女の発する言葉は理解できるので
彼女が念話を使わずとも会話は成立する

「(むっ………普通だと思うが?)」
突飛な質問に、やや間があった
ドラゴン同士、生殖器を比べるようなことはなかったし、他と比べるようなものでもない、という認識であった

「(………人間と比べれば大きいのではないか?)」
散々考えて出した答えがそれであった。こんな質問をされるとは思ってもおらず、多少困惑しつつも、突然閃いたように
ギラリと歯を覗かせ

「(悪戯すればどうなるか…判っておるだろうな?)」
と冗談半分、脅し半分に伝えれば身体を縮こまらせて全身に水を浴びるようにして

シエニィ > 竜の牙が光る。さすがのシエニィもこれには若干怯えを見せるも、好奇心のほうが勝り、後退することなく踏ん張る。

「あ、あははー、そりゃそうだよねー。こんなでっかい身体でおちんちんだけ人間サイズじゃ、ウロコの間から見えるかどうかさえ怪しいもんねー」

身を屈めながら威嚇してくるドラゴンの頭部に高さを合わせるように浮遊し、鼻先に跨るような(しかしギリギリ触れない)姿勢で静止する。
幼い褐色の下腹部に刻まれたすじから、時折桃色の粘膜が顔を覗かせ、きらりと光る。

「悪戯って……こんなでっかいドラゴンのおにーさんが言う『イタズラ』ってどーいうのかな?
 ニィはただ、ドラゴンのおちんちんに興味があるだけ! どんな形で、どんな大きさと太さで、どんな色で、どんな匂いで、どんな味なのかなって!
 変なことはしないよ? ちょっと見るだけ! あと、匂いを嗅いで、舐めてみるだけ! さすがに入らないとは思うけどね~」

くねくねとドラゴンの眼前でお尻を揺らすシエニィ。その体臭は徐々に淫靡なフェロモンを帯びていくが、ドラゴンに通用するかはわからない。

ルーフェン > 冗談半分とはいえドラゴンの脅しに踏ん張る幼女に感心したように息を零す

「(人は人の、動物には動物の適正というものがあるじゃろ)」

鼻先を浮遊する幼女へじぃ、と視線を向けて応える
人間…否、魔族であったかは不思議な事を考えるものだな、と興味深げに目の前の魔族を見る
ほんの少し困惑してるといえば困惑しているのかもしれない

「(…人間は小細工が好き故なあ…一応、釘をさしたまでの事………む、なぜ生殖器などに興味が有るのだ?
お主はもしや学者か何かなのか?人間には竜族の生態を調べておるものもいると聞いたが…?)」

自分なりの推測を口にするが、幼女が匂いだの、味だのといえば、訝しげな様子を見せ

「(…お主と番う気はないぞ?せめて、あと10年は待つが良かろう…俺は幼子に卵を産ます趣味はない………
ムズムズする故、しばし、離れよ…)」

フェロモンのせいかはわからぬが、鼻先に陣取る幼女に警告すれば、轟音と共にドラゴンの口から暴風が吹き荒れ、
背後の森の木々が嵐のごとく揺れる

―――クシャミであった

シエニィ > 「うんうん、そうだよねー。人間でも規格外にデカいちんちん持ってる奴はたまにいるけどねー。
 でもさー、おにーさんはやっぱり身体が規格外にデカいからー、ちんちんの方も実際見てデカさを味わって見たかったわけよー。
 デカさ以外の味もね」

困惑した視線……かどうかは、さすがに竜の表情は読みづらい。ことに正面からでは。
シエニィとしては小細工などはなく単に欲望を素直に吐露しただけだが、しかし、実際に陰茎に接触すれば《支配》の魔力は発揮されてしまうだろう。

「ニィは単におちんちんがだーいすきなだけ!
 人間のちんちん、ミレー族のちんちん、妖精ちんちん、オークのちんちん、犬や豚のおちんちんだって♪
 そのレパートリーにドラゴンちんちんも含めたいなーって前から思ってたの。
 さすがにおにーさんが要らないなら子供は作らないけど、ねー、せめて見るだけでも………っわわわ!!」

幼い声ながらも精一杯に猫撫で声を作り、異質の存在に対して誘惑を試みようとする幼女。
しかしその健闘もむなしく、彼女の小さな身体は、竜のくしゃみ1つで見事に吹き飛んでしまった。……あっという間に、褐色の身体は点になって見えなくなった。

しかしすぐに全速力で戻ってくる。頬をふくらませながら、肩を怒らせながら。

「……ひっどーい! めっちゃ目が回ったんですけど!
 つーか大丈夫? もしかして裸でいたから風邪引いた?」

ルーフェン > 「(人間がそうなのであれば、竜族とてそうなのであろうが…何分、他の竜と見比べたわけではないので
何とも言えぬのう…)」

欲望のまま言葉を吐露する幼女に、味わってどうするのだ?と純粋に疑問に思い尋ねてみる
自分が人間たちの世界に疎い事は知っていたが、こんな事言う者がいるとは想定外も良いところである

「(なんと…お主が変わり者なのか、普通であるのか俺にはわからぬが…)」

そんな猫なで声で話しをするのだ?と尋ねようとすれば姿が見えず…勢い余って飛んでいってしまったか、
或いは食ってしまったか…と心配になったが直ぐ様、彼女が視界の中に入れば安心した

「(警告はしたではないか…ともかく、生殖器は見せぬぞ。どうも怪しい………
風邪なんぞは引かぬが、少々窮屈ではあるな。池が小さいのもあるが、そのうちにお主を潰してしまいそうだ)」

べろり、と舌先でむず痒かった鼻の頭を舐めれば、証明はできたし、目立つから戻っても良いか?と彼女に問う
森の中にいるとはいえその巨躯が人の目に付けば、人間たちの群れをなして駆けつけそうだと続けて

シエニィ > 「フフッ、まぁ、そうだよねー。おにーさんみたいなでっかい竜はめったに見ないし、噂も聞かないもん。
 いい感じに身体が合うメスを見つけて子作りするのも大変だよねー。オスと出会ったら……見せ合う前になんか喧嘩しそうだし」

あくまで印象論である。

「……ちぇっ、ドラゴンちんちんはおあずけかぁ。せっかく久々に特級のレアちんちんゲットできると思ったのになぁ。
 そんなに怪しむことはないのに。気持ちよくしてあげるって言ってるんだよぉ?
 それに、こうやってぇ……」

言うとシエニィは竜の目にも見えやすいように(またくしゃみに巻き込まれないように)側面に回り、虚空で手をくるりと翻す。
すると、どこからともなく、人間の陰茎が中空に現れた。……血色の良い竿と玉だけが、ふわふわと浮いている。

「こうやって、ニィがいつでも呼び出せるようにするから、いつでも気持ちよくしてあげられるんだよ?
 おにーさんはいつでも気持ちよくなれて、ニィもいつでもおいしいおちんちんといっしょ!
 なにも悪いことないと思うんだけどな~」

あえて手の内を見せたのは、力の差が歴然ゆえに誠実さで売り込もうとしたのか、それとも単になにも考えていないゆえか。
目の前に浮かべた誰のものともつかぬ陰茎をそっと手で包んで引き寄せ、頬ずりすると、それはヒクヒクと震えながら膨れ始める。

「……まあ、こんだけ大きいままで居ると、さすがに森の中でも誰かに見つかっちゃうよねぇ。
 ごめんね、竜のおにーさん。いろいろワガママ言っちゃって。にひひ……」

徐々にグロテスクに勃起し始めた、人間の大人サイズの陰茎を愛おしそうに撫でながら、幼女は幼女らしい微笑みを竜に剥けた。

ルーフェン > 「(―――それは思い違いじゃ、オス同士出会っても喧嘩なんて稀じゃぞ?メスが絡んでおらぬならな
人間たちの方が余程、戦争に喧嘩が好きと思うが…?)」

幼女の言葉もわからぬではないが
竜族が喧嘩ばかりしているという印象だけは否定しておきたい
そもそも、巨大であるから争いばかりしていれば、土地は荒れ放題、結局は住む場所を失い、損ばかりである
誇り高く取っ付きにくい部分は認めるが、基本は理知的な者が多い…と、自分は思っている

―――まあ、何事にも例外はあるのだが

幼女の手の内を見れば、感心しているようであった
なぜ、そんな事をするのかはイマイチ理解の及ばぬところではあるが、何もなかった空中に、陰茎が現れれば
驚きつつもほぅ…と感心する

「(…じゃがのう、お主よ。目の前に突然、竜の生殖器が現れたら…お主、下手すれば潰れてしまったりはせんか?)」

あのサイズだから、ぽんっ、と現れ無害だが…
思うに自分の生殖器が、ぽんっ、と現れたら彼女が下敷きになってしまいはしないだろうかと思うのだ
幼女が如何に生殖器好きであろうとも、それに潰されるのは望んではいないのではなかろうか、と

「(いや、構わぬ。誇り高く神々しい姿を見たい、という小さき者の願いを叶えてやるも竜たる者の定め…)」

ふふん、と得意気に鼻を鳴らす
愛らしい笑顔を向ける幼女を見れば、くわっ、と口を開きキスでもするつもりであったろうか彼女を舌で舐ろうとして

ともかく、彼女の了承を貰えば、また人の姿へと変じる
竜に戻る時ほどの派手さは無いものの、巨躯に秘められた力が凝縮し、僅かばかり光を発すれば、
水辺に身体から湯気を上げながら男が1人立つ

「…ふぅ、こうしてみるとやっぱりなれないな…」

ボヤきながら水辺から幼女が衣服を掛けてくれた木に近づけば………そこには、重い鎖帷子のみが残されていた

「…服を無くしてしまった…」
(膝を折り、その場にへたり込む…へくち、と吹き抜ける風に零れたクシャミは大変可愛らしいもので)

シエニィ > 「アハハー、やっぱりメスが絡めば喧嘩はするんだねぇ。そうだよねぇ、自分の子孫を残すのって大事だもんね~。
 ……うん、ニィも喧嘩や戦争は嫌いだよ。だから、今みたいに人間同士とか、人間と魔族でヤリあってる状況って、あまり好きじゃない」

シエニィは分類上は魔族であるが、他の魔族のように戦をし、人間から領土や財産をせしめることに対してはひどく関心が薄い……否、むしろ嫌悪している。
欲望に忠実に生き、自分も他人も気持ちよくなれる道を探して放浪している。むしろ、それこそが魔族らしい生き方と言うべきか。

「ニィはおちんちんがあればシアワセだし、他の人にもおちんちんの良さを知らせてあげたい。
 生えてる人ならおちんちん気持ちよくしてあげたいし、生えてないならおちんちんで気持ちよくしてあげたい!
 それにまぁ、竜の特大ちんちんに潰されて死ぬなら、それはそれでニィらしいかなって。悪い気はしないかもー? んふふっ。
 ……まぁでもニィも魔族だからー、ちょっと重いものに潰されたくらいじゃ死なないよ?」

くるりと再び手を翻し、勃起しきった持ち主不明ちんぽを虚空へと消す。きっと持ち主は勃たせるだけ勃たされで放置され、困惑してることであろう。

「………んひゃっ♪ や、やだぁ、まだ身体洗ってる途中だったよぅ?」

舐められれば、シエニィの小さな身体は竜の舌の上を転がる。全身の味を舌に塗りつけるように、あるいはそのまま飲み込まれぬよう躱すように。
シエニィの身体は興奮でやや汗ばんでおり、ちりちりとしょっぱい中にわずかに甘酸っぱさを持つ。

竜の唾液まみれのまま、元の人型に戻った青年の元へ自らも降り立つ。服がさきほどのくしゃみで吹き飛んでいるのをみれば、嘲るような同情するような不敵な笑みを浮かべ、

「……アハハ、さすがは竜のくしゃみだねぇ。ニィは悪くないよ?
 でも、素肌に鎧はイタいだろうし、探さなくちゃね。水浴びしたあとだったら、ニィも一緒に探すよ?
 ……っていうか、ニィの服もないね? べつにニィは服なくてもいいけどー」

しょぼくれる全裸の青年の頭を、小さな手でなでようとする。

ルーフェン > 「(うむ…本能のような所もあるが、凡そ話し合いで解決はせんな、メスが絡むと
………皆が皆、戦乱に酔っているのではないのだな…)」

幼女の言葉を聞けば人間たちすべてが争いを望んでいるのではないらしい、という事を思い出す
かつて、自分の友であったものがそうであったように
自分も挑まれれば限りではないが、自分から闘争に身を置くよりは自由に大空を飛んでいる方が好きである

「(………何がお主をそこまで駆り立てるのか、俺には理解が及ばぬ………だが、そういう事が好きなのであろうな
潰された位じゃ、とお主はいうが…小さいから心配じゃな…)」

舌の上で転がされる幼女を眺めつつ、そんな風に言う
妙な味であったが、そんな事よりも、ついつい気を抜いて幼女を飲み込んでしまわぬかのほうが気がかりであった

やらかしてしまった…と、鎖帷子を見ながら項垂れる頭を撫でられれば幼女へと視線を向けて

「お前さんは着てても着てないようなもんだろ、あの服…俺は流石に服は欲しいぞ?着てないと衛兵がすっ飛んでくる」

一緒に探してくれる、という彼女の申し出に、頼む、と立ち上がればペコリと頭を下げて
自分ももう一度、水浴びをして身体を清めれば、幼女が水浴びを終えるのを待ち、服が吹っ飛んでいったであろう
森の中へと入っていくはずで

シエニィ > 「交尾のためにメスを取り合うのも、こんなちっぽけな国を躍起になって取り合うのも、みんな本能なんだろーね。
 そしてたぶん、ニィのおちんちん好きもね。そこは否定できないし、する気もないね~。
 ……だから、今の世の中の乱れっぷりは、好きとはいえないけど、あながち否定もできないかなぁ」

空中であぐらを組み、腕を抱えながら、慣れない考え事に頭を巡らせる。幼い女性器が大きく開かれ、花が開花するように粘膜が露わになる。

「それに、なんだか神様についても見解の違いが起こって争いのタネになってるじゃん?
 そのせいか、王都に行くとうまく飛べないし、おちんちんの召喚もうまくいかないし、めっちゃ疲れるし。
 素っ裸で王都や村に行ったらさすがにニィも捕まっちゃうから、その前に服を探すか新しく作らないとねぇ~……。
 ほんと、面倒な世の中よねぇ」

それでも、シエニィは何度か王都に脚を運んでいるし、これからも行きたい。どうも九頭龍山からお湯をわざわざ汲んできた温泉宿があるという話だ、とても気になる。
素っ裸でもない限り、王都をうろついているだけでは捕まったり討伐されたりする謂れもないであろう、とシエニィは考えている。

人を待たせているので手早く水に飛び込み、ひとしきり竜の涎と身体の垢を拭い去ると、つややかに水を纏った裸体が踊り出て、青年に付き従った。

「さ、じゃあ服をさがそ! 大事なおちんちんが虫や蛇に噛まれたら大変だしね~♪」

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からシエニィさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からルーフェンさんが去りました。